マイマザーの姿
んーむ…………
見えない、みえんぞ!!
生まれたばかりのせいか、見えない、聞こえない……
しょうがない、時間の経過を待ちましょう
さむいなー
マイマザー私は寒いですっ!あっためて下さい
むしろ、生まれたての私を放置しないで下さい
うぅー寒い……
!
およっ!?
暖かな何かで身体をこすられてるのがわかります
マイマザー、私を見捨てたわけではなかったのですね!
あったかい、気持ちイイ。しかも、四肢に力が入るような気がしてきました。
これはいい。マザー続けて下さい。
私は赤ちゃん。ベビーです。
しばらく休みます。zzz……
グゥー
お腹の虫の訴えで起きました。
気がつけば私、生まれてからまだ何も口に入れていません。ベビーなのに由々しき問題です
おや、目も耳も良くなったようです
さぁ、私が生まれたこの異世界どんな姿なのかwkwkです
まず、視界に移るのは青々とした草がおいしげる草原
耳に聞こえるは“モー”という声
両親は牧場主だと思われる………
あらやだ、マイマザーったらキャリアウーマンなのね?仕事中に私産んじゃったのかしら?
早くベビーベッドに運んで欲しいわ?
そう思っていたかった…………
そう思っていたかったんだ!!!
しかし、現実は甘くないようで、私の顔を覗いたマイマザー?を見て泣きたくなった
マイマザーは黒地に白斑又は白地に黒班で、(マザーは白地に黒班)乳量成績トップ乳製品を支える物…………乳牛、ホルスタイン様であった……
ちなみに神様からもらった鑑定だと
種族 成体 乳牛 ホルスタイン種
レベル15
乳牛 ホルスタイン種
説明
ごくありふれた乳牛品種
NOooooo!!!!
私、一生牛なの!?家畜なの!?
いやぁぁぁぁー
本日2話目です
感想お待ちしております