第77話「不味い飯」
ホト「死で…埋め尽くす……?」
ケレマ「………お前は何なんだ」
ケレマ「一体…何者だ……」
ヴァネッサ「…わたしは悪魔に育てられた」
一同「!!?」
ヴァネッサ「わたしの契約してる悪魔から…全部教えてもらったんだ」
ホト「嘘だ…!」
ホト「そんなことあり得ない!」
ヴァネッサ「ごめんだけど有り得てるんだよねぇ〜」
ヴァネッサ「わたしはヴァネッサ・ホウパンロード、改めてよろしくね」
ケレマ「…お前を信頼できる所以にはならないぞ」
ソーマ「…悪いけど僕たちは今……」
ソーマ「知らない人を信じれない」
ヴァネッサ「…そりゃそうだよね」
ヴァネッサ「……ソムニウム…どうしよう」
小声で自分に話す
セイマ「?」
ヴァネッサ「う、うん…だよね」
ヴァネッサ「で、でも…わたしにできる?」
ヴァネッサ「や、やってみる……」
ケレマ(何で独り言話してるんだ……)
ヴァネッサ「みんな!」
ヴァネッサ「り、料理作るよ!」
森の中に騎士たちが座り、ヴァネッサの作った焼き魚が置かれた
騎士一同「……」
ホト(この状況…何………)
アリス「……」
シャーロット「……」
ノア「…」
ヴァネッサ「食べて」
ケレマ「………」
カテラーデ「…食べよう」
カテラーデ「エリヤは死んだ…殺された……」
カテラーデ「ヴィレンさんもあいつらに利用された」
カテラーデ「団長は…最初からいなかった」
カテラーデ「これを食べて、明日を生きる原動力にする」
カテラーデ「未来は誰にもわからない…!」
カテラーデ「でも…絶対に今日を無駄にしちゃいけないんだ……!!」
ケレマ「…」
騎士たちは心の中で何かを決意し、並べられた料理を口に運ぶ
騎士一同「まっっっっっ…………!!!」
セイマ「オエッ!!!」
ソーマ「何これ…」
ノア「甘い…」
ヴァネッサ「え嘘!塩と砂糖間違えた!!?」
アリス「これやばい……うっ…」
ホト「不器用にも程がある……」
シャーロット「私吐きそうです………!」
トウナ「うぷっ…」
カテラーデ「今日生きれっかわかんねぇ不味さだ……」
ケレマ「…っぷ!!!」
ケレマ「あっははははは!!!」
アリス「…」
アリス「ははっ…!」
シャーロット「ははは!」
ヴァネッサ「えっ、えっ?」
ヴァネッサ「わ、笑っちゃうくらい不味いよね…!」
セイマ「いや違ぇ違ぇ…!」
セイマ「なんか…なっ!」
セイマ「笑うしかなかった!」
アリス「だね…っ!」
シャーロット「落ち込んでる時間が勿体ないって思えてきました……!」
ノア「ありがとう、ヴァネッサ」
ノア「これ(ヴァネッサの作った料理)は確かに不味いが、嫌でも笑顔になってしまうな」
ヴァネッサ「……!」
ソーマ「言い方は悪いんだけど…ごめんね」
ソーマ「今少なくともヴァネッサは知らない人じゃない」
ヴァネッサ「あっはは!」




