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第60話「騎士の中に」


時は4年前まで遡る。

セイマとエリヤは悪魔討伐の任務に出ていたが、戦っていくうちに悪魔の軍勢が押し寄せてきて危機的状況にある


セイマ「覇天九十九神!?」

エリヤ「はい!」

エリヤ「俺の…奥の手です」

エリヤ「いざとなったら使います!!」

セイマ「?」

セイマ「この群勢には今すぐにでも使って欲しいけどな!!!」

エリヤ「……わかりました」



周囲にいた悪魔が一掃されている。

全ての悪魔をエリヤの魔法で倒したようだ

エリヤは酷く疲労して疲れているようで地べたに横たわっている。エリヤもその横で膝をつき座る


セイマ「す…すげえな……」

エリヤ「はぁ…はぁ…」

セイマ「流石に疲れたよなぁ〜あ〜!!」

セイマ「どうした?喋んねぇじゃん」


エリヤが目線を自分のポケットに向けるとその中には1枚の紙が入っていた


セイマ「?」

セイマ「ポケット?」


セイマはその紙を取り出し読み上げる


セイマ「"力全部使って体動かない"?」

セイマ「それが覇天なんとかの副作用か!!」



そして時は現代。


セイマ(エリヤ…決めなきゃ終わりだぞ………!!)

エリヤ「だああっ!!!」


覇天九十九神を使用したエリヤは、体全体がエネルギーに満ちていて髪が白く長くなっている

そしてそのエネルギーを纏ったままタカマを建物の外にまで吹き飛ばず


タカマ「うお………っ!!!」

エリヤ「ハァ……」

エリヤ「お前を倒してやるクソが!!!」

タカマ「おらァ!!!」


タカマは目の前に来るエリヤを瞬時に殴る


エリヤ「っ……!」

エリヤ「だあっ!!!」


すかさず反撃し、タカマを蹴り上げる


タカマ「はっはァ!!!」

エリヤ「やってやる……」

エリヤ「"吠えろ"!!!」

タカマ(それは…………!)


エナドの"旋牙罰衝剣"と同じ原理のようだ。

自分が身に纏っていたエネルギーを収束し一気に放つ。エリヤはエナドに強い憧れを持っているからこそこの技を会得できたのかもしれない。

その一撃によりタカマは大々的なダメージをもらい倒れてしまう


タカマ「が……っ」

タカマ「やる…な……お前……」

エリヤ「…………」


エリヤは自身の力を使い切ったことにより倒れてしまう


セイマ「エリヤ!!」

タカマ「お…おお……セイマァ……」

セイマ「倒したか…」

セイマ(ん?何でこいつ…俺の名前知ってるんだ………?言ってないよな…………?)

セイマ(それに最初からおかしかった…俺とエリヤの魔法を知ってるような口ぶりを……)

セイマ「おいお前!!何で俺のこと知ってるんだ!!!」

タカマ「ハッハ………さァな……」

セイマ「っ………」

セイマ「答えろよ!!!」

タカマ「……お前らの中に悪魔崇拝してるやつが……いるのかもなァ………」

セイマ「……………!!!」

セイマ「ありえ………」

セイマ(…いや……なくもない話だな………)

セイマ(あー…クソ………)

セイマ「マジかよ…………」

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