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第13話「守る」


セイマ「カテラーデはソーマといろ!ケレマは俺と!」

トウナ「私も行きます!」

セイマ「…」

セイマ「…わかった」



トウナの暮らす村では、悪魔が入り込み人々を襲おうとして、村人たちは逃げ惑う


悪魔『ァアアァァァァア』

村人「キャーッ!!」

セイマ「拳魔法…」

セイマ「"底角"!!」


セイマは悪魔の頭を殴る


悪魔『ゥウウウウ……!!!』

セイマ「中々しぶとい野郎だなァ…」

セイマ「ケレマ!トウナさん守れよ!」

ケレマ「はい!」

ケレマ「トウナさん、こっちだ」



ケレマとトウナは家と家の隙間に避難し、ケレマは辺りを警戒しながら静かにヒソヒソと会話している


トウナ「あの…トウナでいい、多分歳近いよ」

トウナ「私は19」

ケレマ「そうか?オレは18」

トウナ「ほら近い」

ケレマ「オレの方が年下だから、オレは敬語を使うべきなんじゃない?」

トウナ「いいよそんなの…めんどくさいね」

ケレマ「はぁっ!?ちょっ…」

トウナ「私もケレマって呼ぶね!」

ケレマ「まぁ…いいけど…」

トウナ「…私も皆を守りたいって話、変わらないよ」

ケレマ「そっ…か…」

ケレマ「…オレは、やるなって言ってるわけじゃない」

ケレマ「覚悟が必要だって言ってんだ」

ケレマ「でもどうしてもやりたいって言うなら…」

ケレマ「オレが一緒に覚悟してやるよ」

トウナ「ケレマ…」

トウナ「…」


トウナが少し顔が赤くなり、強い風が吹く

すると悪魔が不気味に、ケレマたちのいる隙間を覗いている


ケレマ「うわっっ!!」

トウナ「あっっ!!?」

ケレマ「なんだあいつ…気持ち悪ぃ覗き方してくんな…」

トウナ「に、逃げなきゃ…だよね?」

ケレマ「お、おう…すぐ逃げなきゃ!」


悪魔は両端にある家の壁を破壊し破片を飛ばす


ケレマ「伏せろ!」


ケレマたちは間一髪で避け、大事には至らない


ケレマ「くっ…」

ケレマ「トウナ離れてろ!あでも、なるべく近い場所でな!」

トウナ「う、うん!」

悪魔『ゥウウウウ…』

ケレマ「さぁ…狩るぞ…オレ…」

ケレマ「大丈夫…さっきもやれた…」

ケレマ(何をビビってる…!さっきだって狩ったろ…!)

ケレマ (…あ)

ケレマ(オレ、誰かを守るために悪魔を狩ったことないな)

ケレマ(あの時も、あの時も、悪魔を殺すために狩ってたんだ)

ケレマ(抑えろ…力を…)


ケレマから黒い煙が溢れ出てくる。するとその煙は剣となるが消えてしまう

これはケレマの体力が大幅に減少しているため維持できないのだ


ケレマ「えぇちょっ!?」

悪魔『ウガァァァァッ!!!』

ケレマ(やばい……………!!)


悪魔がケレマに襲いかかろうとするが、突然自然とは思えない強い風で悪魔が吹き飛ぶ


ケレマ「!?」


ケレマがトウナの方を見ると、トウナの手のひらから風が出ている


ケレマ「トウナ…」

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