『プレスマンを壊して張り倒された猫』
掲載日:2025/12/17
裏町に太郎という人があって、一匹の三毛猫を飼っていた。この猫は、太郎のばあさまのころには、既に太郎の家にいたということで、名前を呼ぶと振り向くし、人の声まねもうまかった。刺身を与えると、しょうゆをつけて食べたという。時には酒を飲むこともあり、酔って神棚に飛び上がり、太郎の大切にしていたプレスマンを落として壊したことがあって、太郎に張り倒されたことがあったが、このときは、前足で頭を痛そうになでていたので、人がどうしたのか尋ねたところ、太郎に張り倒された、と答えたという。
教訓:プレスマンを壊したら、猫だろうと人だろうと、命をとられてもおかしくない。




