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02 「禁断の実の効果としか思えません」

「大丈夫かい? 手出しは無用と言われたけど、気が気じゃなかったよ」

「本当に心配したよ」

「見ているだけなんて歯痒かった」

 イーリスには従兄弟が、フローラには義兄が、そして、ユリアナには遠縁の幼馴染が側に付き添っていた。

 婚約者からのエスコートは見込めないとわかっていたから、それぞれがエスコートをお願いしたお相手だ。婚約者たちがやらかしている間、淑女たちだけでカタをつけるから見守っていてほしいと少し離れたところで待機してもらっていた。


「さあ、気分直しに踊らないか?」

「あちらに友人がいるんだ。一緒に挨拶に行かないかい?」

「姉上も婚約者の同伴で来てるんだ。君に婚約者を紹介したいって言ってた」

 三人の令嬢はただ一人、兄が戻らないクリスタを気遣ってパートナーの申し出を断ろうとしたが、それより早くクリスタがぱんと手を打ちあわせた。

「まあ、素敵。皆様、どうぞおいでくださいな。わたくしは兄が戻るまで、飲食コーナーで休憩しておりますわ。ちょうど、喉が渇いておりますし」

 にこりと淑女の笑みを浮かべるクリスタに促されて、友人たちはパートナーとパーティーを堪能することにした。


(皆様、本当にふっきれたみたいね。よかったわ)

 クリスタは友人を見送ってからオレンジジュースのグラスを手にとった。

 友人たちより一つ下の彼女はまだ17歳、成人前で酒類は口にできない。まだ在学生のクリスタが卒業祝いのパーティーに参加したのは婚約者のいない兄オリヴェルのパートナーだったからで、婚約者のマルコのやらかしを確認するためだった。

 ちなみに本来ならば、マルコのパートナーを務めるのは婚約者のクリスタなのだが、マルコからドレスを贈られていない。連絡をとろうにも返事もよこさない放置状態だ。婚約を維持するつもりはないと判断した。


 クリスタたちは半年前に王宮に呼びだされて、もしかしたら卒業パーティーで事件が起こるかもしれないと警告されていた。婚約破棄という名の断罪劇だ。

 婚約者たちの様子がおかしくなって苦悩していたところに知らされた真実に誰もが茫然とした。思いがけない事実に戸惑う彼女たちは婚約者の様子を注意深く見守りつつ、この半年間悩みに悩んで、ある結論をだした。


『婚約破棄すると言うならば、喜んでこちらから捨ててさしあげましょう。

 泣いて縋りつくなんて無様な真似はしない。軽やかに、艶やかに、黒歴史となった婚約など破 棄(なかったことに)するのです』


 半年前、第二王子の婚約者イーリスを筆頭に王宮に呼びだされた令嬢たちは陛下直々の説明に誰もが信じられない思いだった。

 第二王子アルトと友人たちが聖女アニタに傾倒し、婚約者をそっちのけにした原因が禁断の実の後遺症と言われて全員が王の御前にも関わらず「嘘でしょう⁉︎」と叫んだ。


 禁断の実とは破滅の果実とも呼ばれる果物で口にした者の秘めたる欲望を増幅させて、何事も理性より感情優先で行動するようになる。

 歴史を紐解けば、破滅の果実のせいで王位簒奪や跡目争い、痴情のもつれによる拉致監禁に殺人、薬物やギャンブル依存で破産や強盗など、身の破滅のオンパレードだ。良識ある者なら、いや常識人なら絶対に好奇心でも口にしようとは思わない。

 それをアルトはあろうことか第一王子に食させたというのだ。アルトは友人たちと毒味を行い、()()には何の不調もないことを確認してから兄へ珍しい果実が手に入ったと献上した。居合わせた護衛騎士が念のために毒味して、兄王子は口にした。アルトと兄の仲は良好で、兄を思うがための行動だった。


 第一王子は婚姻間近だと言うのに、婚約者にフラレそうになっていた。


 原因は王子の初恋の見事な拗らせっぷりだ。婚約者が好きすぎて、まともに顔をあわせられない、会話もできない、とずっと避け続けていたのだ。当然、婚約者はそんな事は全く知らない。王子に嫌われていると思いこんでいた。

 式の打ち合わせも目を逸らされ、ずっと無言で通されて婚約者はとうとうブチ切れた。

「そんなにわたくしがお嫌いなら、構いません。公務は果たしますが、私事はお好きな方とどうぞ」と初夜を拒否され、婚姻後即側妃を娶って跡継ぎをもうけろ、と言われたのだ。王子は他の女性など考えられないと側妃を拒絶し、王家は婚姻前から後継問題が発生していた。

 そこで、アルトは破滅の果実で秘めた想いを暴露してもらおうと、兄に食べさせた。兄はすぐさま婚約者に胸の内を打ち明け、愛を囁き、過剰なスキンシップをとったのだがーー


 結果は惨敗、まるっきりの逆効果だった。

 婚約者はすっかりやさぐれた。


 王族に嫁ぐ準備で厳しい王妃教育に耐えきれず涙したこともあるのに、王子は労りの言葉さえかけてくれなかった。それが王子の拗らせっぷりのせいだったとは『ふざけんな、おら、自己チューもいい加減にしやがれ』を実に優雅なお上品な物言いで言い放ってくださったのだ。


 好きな相手を傷つけてまで自分のプライドのほうが大事なんて身勝手な男、願い下げだ、と王子の評価はゼロどころかマイナスになった。


 名誉挽回しようにも破滅の果実の影響でオーバーリアクションを起こし、ますます蔑まされるという体たらくだ。すぐさま王家は解毒剤を手配した。


 禁断の実は竜人族からの贈り物だった。

 竜人族では特殊な加工でこの禁断の実を利用価値の高い薬に変化させていた。魅了や洗脳など、精神系の魔法攻撃を解除できる魔法薬だ。これまで、竜人族は魔法薬を高額で販売して加工法は秘匿していたのだが、ある条件と引き換えに加工法を教授してくれることになった。

 現物と共にレシピが贈られたのだが、アルトが現物だけを持ちだして騒動を起こした。

 解毒剤を作ろうにも肝心の実は全部アルトが持ちだしている。王家は緊急事態だと恥を忍んで竜人族に事情を打ち明けて解毒剤を融通してもらった。


 竜人族では神域で禁断の実を栽培しており、神の実と崇めていた。魔法薬を創りだせるほど、禁断の実を研究し尽くしており、現物を口にした場合の解毒剤も開発していた。

 毒味した護衛騎士も色々とやらかしていたので、第一王子と護衛騎士の二人に解毒剤が処方された。アルトたちはこの時点では少々物言いが傲慢になっているくらいだったが、念を入れて彼らも解毒することになった。

 解毒剤は苦くてエグ味があって酸味もすごくて、と口にするにはものすっごく不味い代物だった。味覚がマヒする、舌が死ぬくらい酷い味だという。一日三回食後に十日間摂取することになり、監視役がついた。


 竜人族からのアドバイスだ。

 実の影響で感情優先の本能のまま、飲みたくないと拒絶する可能性があるから、必ず第三者が付き添って服用させたほうがよいと言われた。

 それを全員守ったはずだった。

 その証拠に騒動の一月後には第一王子の婚姻が無事に行われ、王子夫妻は仲睦まじい姿を国民の目に晒していた。王子は正気に戻って、表面上は一応婚約者との関係修復に成功したのだ。裏では密かに攻防が続いているらしく、跡継ぎは長期計画らしいのだが・・・。

 その後、聖女アニタが編入すると、じょじょにアルトたちは婚約者と距離をとるようになっていった。


「つまり、わたくしたちと一緒にいるよりも、聖女のほうが・・・という彼らの想いを禁断の実が後押ししたと仰いますの?」

 代表者としてイーリスが問えば、国王は重々しく頷いた。

「きちんと解毒できていれば、ちょおっと聖女が気になっても、あんなに付きまとうわけがないと言われてのう」

「どなたにでしょう?」

「・・・その、竜人族のお方に」

 人知れず竜人族が様子を見に来たと言われて、令嬢たちは首を傾げた。


 学園に他国からの留学生はいるが、竜人族はいない。竜人族はその名の通りに竜と人と二つの姿を持つ種族だ。竜の姿の色合いが人形(ひとがた)に反映されるので、緑や紫の髪だったり、赤目や銀目だったりと人族にはない多彩な容姿で目立つのだ。


「ありのままを偽りなく探れるようにと、身元を偽っておられた。かの方たちは髪や瞳の色を変える術も使えるそうでな」

「恐れながら申し上げます。陛下はお認めになられたのでしょうか? 身元詐称なんて不法行為ですのに」

 法務大臣を父に持つフローラが冷ややかに問いかけた。

 最初から不敬は問わないと言われての話し合いだし、出だしから信じられない事実のオンパレードだ。王家に対する忠誠心は下降の一途で取り繕う気はない。

「認めるも何も、元からそうだったと言うか・・・」

 気まずそうな国王の言葉は要領を得ない。令嬢たちが顔を見合わせていると、扉が開いて一人の貴婦人が入室してきた。


「あたくしから説明致しましょう。全く、お前ときたら、あいも変わらず優柔不断なのだから」

 ずいぶんと若い焦げ茶の髪の侍従に手をひかれた王姉殿下だった。

 豊かな赤毛には白いものがちらほらと見え隠れするが、まだまだ若々しくきびきびとした動作だ。一斉に令嬢たちは立ちあがって見事なカーテシーで出迎えた。

 王姉は神の依代となる神子姫を長年勤めていたが、五年前に王妃が亡くなると還俗して王妃の代わりに公務に携わるようになった。女好きで優柔不断な国王を抑えていた王妃がいなくなって、年の離れた弟が何かやらかす前にと先手を打ったのだ。

 国王は喪があけ次第側妃を迎えようとしていたが、すでに王子が二人いて跡継ぎには困らない。却って、後継問題で揉め事になりそうな側妃など不要だった。

 王姉は未だに教会や民から慕われていて、高齢の教皇の跡目を期待されていた。さっさと弟を引退させて、甥に王位を継がせるつもりである。


 王姉が席について令嬢たちも促されて着席する。

 王姉の後ろに侍従が下がり、黒髪に分厚いメガネをかけた護衛らしき相手の隣に並ぶ。クリスタは彼らを目にした友人たちがわずかに動揺を示したのに気づいた。隣のユリアナを見やると、後でと目配せされる。

 知り合いなのだろうかと、クリスタは内心で首を傾げた。


「かの方の留学はある目的のために身分を伏せたほうがよかろうと元から他国人のふりをする予定でした。問題ありません。

 彼らの目的のついでに禁断の実に手をだした愚か者たちの様子を探って下さったのです」

 王姉が説明を始めて、令嬢たちは厳しい表情になっていった。


 解毒剤を定量通り服用したならば実の効果は完全に消えて何の後遺症も残らない。しかし、服用を中途半端にやめればどうなるか保証はできない。破滅の果実の効果がでても仕方がないと言われた。


 アルトたち令息の行動は貴族としてあり得なかった。聖女を囲いこんで他者を寄せつけないのだ。当然、婚約者である令嬢たちも、だ。

 それで、苦言を呈すれば、聖女のお世話を学園長に頼まれた、お前には関係ないと言い放つ始末。令息たちには何を言っても無駄だった。しかし、聖女に訴えるのも筋違いで、婚約者たちとの仲は膠着状態に陥った。

 聖女は癒しの力を行使するには相手に触れなければならず、手を握るかハグするかで聖女の務めを行っていた。アニタ自身は老若男女、貴賤貧富問わず、誰でも平等に行っていたから疾しい事は何もない。

 だが、アニタは発育がよくてスタイルがよい。中には下心で聖女に接する者もいたから、念のために護衛騎士が付き添っていた。

 アルトたちはその護衛でさえも排除して、ひたすら聖女に侍ろうとしていたのである。

 そのせいでアニタが無防備になると護衛が苦情を申し立てても聞く耳を持たないらしい。


「禁断の実の効果としか思えません。

 かの方の推測によると、聖女に侍るのにいずれ婚約者が邪魔になり疎ましく思われるかもしれない、と。

 その時、貴女がたがどうするつもりなのか、考えておいていただきたいのです」

「・・・それは、わたくしたちとの婚約のことでしょうか? まさか、解消を願いでるなんて事は」

「そのまさかがあり得るのです。どうも、聖女をよく思わない一部の令嬢たちが嫌がらせを行っているようなのだけど、それを貴女たちがしたと思いこんでいると報告を受けています。

 今後、彼らはそれを理由に婚約破棄をする可能性があります」

「そんな!」

 令嬢たちは呆然となった。


 政略結婚での婚約だが、相手とはそれなりに親しく交流してきた。恋人にはなれなくても家族にはなるのだから、家族愛での絆でも十分と思っていたのに、相手はそれを無下にしようとしている。彼女たちに謂れのない冤罪をかけて。

 蒼白になったユリアナの身体が傾いでクリスタは慌てて抱きとめた。

 ユリアナは従兄弟との婚約で、彼女のほうは淡い想いを抱いていたのだ。


「別室で休んだほうがいいわね。案内させるわ」

 王姉の申し出にユリアナは激しく首を振った。

 ショックなのは確かだが、最後まで話を聞いて判断を下さねばならない。彼女たちの婚約は家同士の契約なのだ。個人の感情だけで左右されるものではなかった。

「わたくしが付き添いますから」

 クリスタがユリアナのすぐ隣に移動して身体を支えた。そして、恐る恐る王姉に願いでた。


「解毒剤をもう少し融通していただくわけにはいかないのでしょうか? 解毒すれば、彼らは元に戻るのですよね」

「悪いけど、無理だな」

 黒髪の護衛から無愛想な返答があった。王姉を差しおいて無礼な、とクリスタは憤慨したが、友人たちは納得のいく顔をしていてわけがわからない。

「解毒剤は毎年ごく少量しか手に入らない。それを貴国に六人分も譲渡したのだ。これ以上は、もし我が国で必要になった場合に足りなくなる。

 好き勝手やらかした王子も大概だが、そもそも警備・管理体制はこの国ではどうなっているのか。神の実を破滅の果実などと呼んでいるわりにずいぶんとお粗末なものだな」

 冷ややかに吐き捨てられた。

 クリスタはまさか、と青くなった。護衛の本当の姿を思い知って慌てて謝罪した。


「申し訳ありません。浅慮を申しました。何とぞ、ご容赦を」

「あら、わたくしも同じ事をお尋ねしようと思ったわ。ねえ、護衛の貴方、身分を隠されているなら、そのように威圧してくるのは卑怯ではなくて? 

 どのような事情がおありかは知りませんが、手の内を隠したままなんて、ずいぶんと紳士的ですこと」

「ええ、本当に。クラスでは目立たないようにされていますのに、実は苛烈な方でしたのね」

 皮肉たっぷりなのはイーリスで、同意したのはフローラだ。二人は安心させるようにクリスタに笑いかけた。

「名乗りもしない方の言なんて、傾聴に値しないわ」

「そうね、ここにいらっしゃるのはただの侍従と護衛だわ。批判される覚えはないわね」

「ご令嬢がた、同胞の非礼は詫びます。どうか、お手柔らかに。

 我が国では、野生の神の実、いえ、禁断の実を見かけると、ストレス解消にと口にする特異な者がいるのです。我らの本能の姿のままに思う存分、暴れまくってスッキリしたい、と。

 さすがに、人死がでるのは困るので抑止力に解毒剤は必要なのですよ」

 長い前髪で顔が隠れている侍従の言葉に令嬢たちは顔をひきつらせた。


 竜人族にとっては人形(ひとがた)竜形(りゅうがた)、どちらも本当の姿だ。

 ただ、竜化すると、理性よりも本能のほうが強くなり、感情のままにふるまう。まさに、世界最強種族のドラゴンが気ままに暴れまくったら、いくら竜人族の国でも壊滅的なダメージは免れないだろう。


「解毒剤が手に入るのは来年、少なくとも一年以上はかかります。それまで、令息たちはあのまま、というか、さらに悪化する可能性が高い。気の毒に思いますが、我が国は手は尽くしました。

 解毒剤を渡す時に、薬師の長自ら説明して服用をやめた場合の責任は取れないと明言しています。今の状態は令息たちがひきおこした自業自得だ。手の打ちようがありません」

「ええ、その通りだとあたくしが保証しますわ。説明の場に、あたくしもおりました。彼らは自ら破滅への道に進んだのです」

 王姉にも言われてしまっては納得するしかなかった。


「すでに貴方がたの保護者には話を通してあります。今日、貴方がたをお呼びしたのは、甥の所業をお詫びするためです。

 本当に貴方がたには辛い想いをさせて申し訳なく思います」

「おやめください、王姉殿下が頭を下げられるなんて!」

「そうです、服用を中止した愚者どもが悪いのです。殿下に非はございません」

「どうか、お顔をおあげくださいませ!」

 頭をさげた王姉に令嬢たちが青くなり、こくこくこくとユリアナが激しく首振り人形と化している。ちなみに、国王陛下はすっかり隅っこに鎮座して置物と化していた。


 誰も場を収められず、カオスな状態に咳払いがして、侍従が皆の注意をひくと優雅な礼をしてみせた。

「我らも学園で引き続き様子を見守りましょう。まさか、危害を加えられることはさすがにないとは思いますが、用心に越したことはない。

 何かお困りのことがありましたら、相談にも乗ります。私たちのことはフルスティ伯爵令嬢以外はご存じですね」

 侍従の自己紹介にクリスタは内心で頭を抱えまくった。

 北の小国からの留学生だという彼らは最高学年で、令息たちや友人の令嬢たちのクラスメイトだった。

 侍従がジョージ・ワシントン、護衛がジョン・スミスと名乗られて、気が遠くなりそうだ。兄のオリヴェルが博識の友人を得たと喜んでいた相手だったから。


 よりにもよって、竜人族と()()()()()()()()()フルスティ家嫡男が知らずに友人になっていたとか、一体なんの因果か。


「ああ、もちろん、兄君には私たちのことは内緒ですよ?」

 心の内を読んだかのような警告に、クリスタはユリアナのように首振り人形となったのだ。

いつもお読みいただきありがとうございます。

評価やブクマ、いいねなどありがたいです。

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