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仮想世界な詩

詩 仮想世界フューチャーR2

作者: 仲仁へび



「現実世界に飽き飽きしてんだ」


「ルールに規則にがんじがらめ」


「持て余しているこの力を、どこかに発散したいんだ」


ーーその男は、人より身体機能が高かった


ーー体は頑丈でめったに怪我などしない


ーーそんな男にとって現実世界はひどく退屈で窮屈なものだった


 刺激満ち溢れた世界

 すべてが嘘で 現実には影響しない


 おあつらえ向きの最高のステージを見つけたと

 歓喜しない日はなかった


 力をふるう事こそが正義


 その世界では ありのままで生きられる


 解放された心が 体が


 もっともっとと 血肉を求める


 野蛮だとか関係ない

 理性だとか必要ない


「暴れ足りない!」

「もっと興奮を!」


 どれだけ願っても

 どれだけ進んでも

 この世界は俺についてきてくれる


「強敵がほしい!」

「死闘がしたい!」


 この血を湧き立たせる死地があるのなら

 どこへだって向かってやるさ


「手当たり次第に暴れるだけで」

「心も体も、勝手に満たされてくれるんだ」




「ストーリー」


 荒れた都市で、暴れる怪物たちを討伐する。

 刺激的な、血と暴力にまみれた世界。


 それがこの世界だ。


 俺はやっと、俺にふさわしい居場所を見つけたんだ。


 だから獲物を探して、この近未来風の町の中を、今日も駆けていく。



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