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十二話

今回の上手く書けなかったです………申し訳ないです。いろはの可愛さが伝わればいいなと思います

「……………………」


 ぴらっぴらっと、先程コンビニで買った何かとイケメンが写っている雑誌を見て、イメチェンなるものを試そうと思って何か参考になればなーと思っていたのだが…………。


 ぜんっ……ぜん分からん。一体何をどうすればこのようにカッコよく着こなせるのだ?


 眉間にシワが寄るのを感じながら雑誌を読み進める。ただひとつ分かるのは、この雑誌に載っているやつが全員イケメンだから何着てもかっこよく見えるだけだと言うことだった。ぶっちゃけ言うと料金返して欲しい。なんも得にもならなかった。


「……はぁ」


 雑誌を机の上に放り投げてソファに寝転ぶ。あの時のテレビ番組に感化されて、彼女欲しいとは思ったものの、これでは彼女ができる以前の問題である。


「どうすっかなー」


 手足をプラーンと投げ出して思いっきり脱力をする。時間はまだ七時過ぎで寝るにはまだ早い。夜ご飯も今日はサクッと終わらせたし、面白そうなテレビ番組もねぇし。


 ぐでーんとダラダラしているが、これだけ暇なのは久しぶりな気がする。いつもだったら何だかんだ翔太が居て腹ごなしにバレーでもしているのだが………。


 机には翔太が借りてきた優勝トロフィーがある。明日は日曜だが、翔太は明日朝から部活アンドトロフィーを学校に渡さなければいけないので朝から翔太がトロフィーを取りに来る。


 ………寝るか。今日とか早かったしな。


 意識すると、あくびが出てきて、眠気が出てきた。今日は大人しく寝るとするか………。





「おう!緑!」


「……はよ」


 ふわぁ……とあくびをしながら玄関に行き、トロフィーと、翔太の分の弁当を渡す。


「緑、なんか今日はいつもよりダルそうだな」


「久々に6時間以上寝た気がする……今日は惰眠でも貪るわ………なーんかやる気出ねぇ」


 と、もう一度欠伸をする。今日は両親は休みのため、我が家は昼近くまでとても静かな一日となるだろう。


「きをつけろよー」


「……緑の完全スイッチオフ状態は久々に見たな……まぁたまにはゆっくりしとけよ」


 じゃあな緑!と言って玄関を出ていく翔太を見送ってから惰眠を貪るため部屋に戻った。目指せ12時間睡眠…………………。





 次の日…………


 結局、あの後余裕で昼過ぎて三時まで寝てしまった。睡眠貯金かなんかそういう系のやつのツケが回ってきたのだろうか。おかげで今日の俺は絶好調。一時間目からの体育も頑張れるな。


「おっす!緑!」


「おう、おはよ―――」


「みーくんっ!」


「――うっとと…………おはよういろは。それに翔太も」


 開幕から抱きついてくるいろはを優しく受け止めてから挨拶をする。しかし珍しいな……いろはが朝から全開甘えモードとは…………。


「緑、今日のいろははなんか違ぇと思わねぇか?」


「ん?いつも通り可愛い―――」


(……こいつ今サラッと可愛いって言ったな)


 ………ん?ちょっと待て。髪から匂ってくる匂いがいつもと違うな……それに…。


 何かを期待しているかのように、若干ほおを紅く染めているいろははじっと俺を見つめてくる。確かになんかいつもと違う少しの違和感を見つけるためにじっといろはの顔を見る。時間が経つ事にどんどんいろは顔は紅くなっていったが。


「…ん、シャンプーと……口紅…化粧変えたか?」


 いつもよりも綺麗に輝いているいろはの顔。詳しいことは分からないが、何かいつもより顔が綺麗に見えた。


「……す、すげぇこいつ本当に当てやがった……」


 何やら後ろで翔太が俺を『有り得ねぇ……』みたいな顔でこちらを見ていたが………。


「~~~~っ!」


 嬉しそうに顔を胸に押し付けてスリスリしてくるいろはの反応を見て、大正解だと悟る。よしよしと1度撫でてから優しくいろはの肩に手を置いてから優しく剥がす。


「さ、学校行こうぜ。今日一時間目体育だから早く学校行って少しでも疲れとろう」


「……お、おう」


「うん!」


 と、いつものように三人で歩き出す。


「……緑、よく分かったな。いろはの変化に」


「……んなもん当然だろ。いつも見てんだから分かるわ」


(俺、言われても分かんなかったんだけど……)







 緑が家から出てくる裏では……………、


「いいかいろは。奴にはどれだけ自分がいろはのことが大好きか自覚させなければいけない」


「……う、うん」


「奴は絶対にいろはの変化に気づく。そうすればほぼ確定だ。美咲と相談して決めたんだろ?積極的に行くって………頑張れよいろは、早く俺たちにあの頃みたいに今度は祝福させてくれよ」


「……わ、分かったよ……!頑張るね、翔太くん!」


 という会話が裏で行われていた

さぁて……どうやって緑の気持ち気づかせようかなぁ………投稿が止まったら頑張って考えていると思って下さい。


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週間ランキング一位ありがとうございます。1つの目標が達成出来たので本当に嬉しいです。頑張って二人がくっつくまで頑張りたいと思います。


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[気になる点] これで本人が気づいてないだと?
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