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意志の力・・・つおい

本日二回目投稿

「・・・やっと・・・水があった・・・」


制服はボロボロ。

そりゃあそうだ、ここに着く途中モンスターに追われたのだから。

相手はゴブリンと呼ばれる緑色の子鬼みたいな奴だった。


「リアルファンタジーかよ・・・ってか武器が石ころって・・・石ころって・・・」


俺はポケットに入れた石ころを取り出す。

これはアプリで召喚しますか?と出たのを何となく【はい】と押したら出てきた。

しかしこの石ころは本当にただの石ころで投げてぶつけることぐらいしか出来ない。

投げてぶつけたらちょっとずつ近付いてきて手元に戻ってくる。

まるで俺が石ころを引き寄せているように・・・


「まずは水だ、どんなに不味くても飲まなきゃ死ぬ・・・」


目の前には滝があり、俺は今その下にいる。

滝から流れる水は透き通っていてとても美味しそうだ。


「では、飲むとするか・・・」


手で掬い飲む・・・なんて行儀良いことはせず顔を突っ込む!!


ゴクッゴクッ


「う、うまい・・・あ、やべ」


ポチャンッ


「石ころが!!まぁ、すぐ手元に戻ってくるんだろうけど・・・」


ピコンッ


スマホに通知が届く。


「ん?通知?何のだ?」


俺はスマホを取り出し、通知を見る。

するとそこには驚くべき文字が綴られていた。


【石ころがウォーターを覚えました】


「なん・・・だと!?」


手元に戻ってきた石ころを確認する。

しかし石ころはいつも通りの見た目でどこも変わった様子はなかった。


「そ、そうだ!!アプリを開こう!!」


パートナーを開き、石ころを押して詳細を確認


【石ころ】


【スキル一覧】

【ウォーター】


「ま、まじか・・・石ころにはこんな能力が・・・」


その時、再び通知が届いた。

今度はおっさんの加護だ


【それねー、石ころじゃなくて意志の力らしいよー、石ころだけに(笑)】


「がっかりだよ!!」


にしてもスキルか・・・少し使ってみよう・・・


「えーと、ウォーターの文字をタップすればいいのかな・・・」


ポチ


すると石ころから水道二回回したぐらいの勢いで水が出てきた。


「お、おぉ・・・しょぼい・・・でも、これを使えば水の心配はないな、でもな・・・どうすれば攻撃系のスキルが手に入るのかな・・・」


ウォーターは水を吸ったからおそらく手に入ったのだろう。

水?ただ水を吸っただけじゃウォーター。

だとしたら・・・


「少し試してみるか・・・」


俺は滝の近くにいく。

え?スマホは濡れないのか?

何かね、完全防水らしい。

しかも壊れない。

これは神の気まぐれに感謝しなくちゃいけないな。

それで俺は何をしてるのか?

それは・・・


「いっけーーー!!」


ポチャンッ


ピコンッ


「よし!!どうだ!!」


【石ころが水圧を覚えました】


「やっぱり!!」


滝の流れる水を吸った。

つまりこの石ころは滝と同じくらいの強さで水を発射できるようになった。

これはもしかしたら生きる道が出来たかもしれない・・・


「そうとなればさっそく使えそうなものを集めるか!!」


◆◇◆一時間後◆◇◆


「こんなもんか・・・」


【水の中に生えてた雑草】

【苦い雑草】

【見るからに毒な雑草】

【その辺に落ちてた動物の骨】

【滝から流れてきたと思われる虫眼鏡】


「・・・やっぱり酷いな・・・まぁ、いいかとりあえず試そう」


まず初めに雑草を石ころの上に被せる。


「これで何が起きるか・・・」


少し待つと、石ころの中に雑草が吸い込まれていくように雑草が消えていく。

一枚吸い終わると通知が届く。


【石ころは調合を覚えました】

【石ころは調合1レシピを覚えました】


「マジで!?生産系スキルさっそくゲット!?ってかなんで草入れて調合覚えるんだよ・・・」


とりあえず今考えても意味が無いので次の苦い雑草を入れる。


【石ころは調合1レシピを覚えました】


「え?また生産系?ちょっと確認してみっか・・・」


俺はアプリを開き、調合1を押す。


【調合1レシピ】

【回復ポーション1】

【魔力回復ポーション1】


「えーっと、もしかして調合アイテムの素材を入れるとレシピを覚えるのか?よーし!!だったらどんどん入れていくか!!」


次に毒っぽい雑草を入れる。


【石ころは調合1レシピを覚えました】

【石ころは毒属性を覚えました】


「やっぱり毒だったか・・・食わなくてよかった・・・増えたレシピは・・・毒ポーション!?」


これはモンスターに投げれば使えるかもしれないな・・・ふはは

まぁ、気を取り直して骨を入れるか。


【石ころは骨合成を覚えました】


「また生産系かよ!!多すぎるだろ!!まぁ、取れただけマシか、じゃあ最後はこの虫眼鏡だな」


【石ころは素材鑑定を覚えました】


「お?素材鑑定?鑑定って色んなものを調べることが出来るあれか?」


試しに水の中に生えてた草を抜いて素材鑑定を押す。


【魔水草】

【魔素を浴びて育った草、調合に使える】


「おぉー、すげー」


これで今出来ることは終わった。

気が付いたらもう夜になっていた。


「ふぅ・・・にしても腹減ったな・・・なんて言っても飯が出てくる訳じゃないしもう寝るか。」


明日は食いもんを探しに行くか・・・

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