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1/2の命  作者: ふみお
9/12

一章 結論①

F市には九州でNO1の移植実績のあるN病院がある。


史郎は、そこの病院のHPから、主治医の名前を見つけることは非常に容易だった。不安など微塵もなかった。


『はい。N病院です。』


『恐れ入ります。腎臓移植のK先生をお願いします。』


『どのような件でしょうか。』


『突然、申し訳ありません。受診ではないのです。実は、現在私が身内のドナーになるかどうかを思案しています。レシピエントは神奈川にいます。調べたところ、K先生からお話を伺えないかと思いお電話しました。』


『そうは言われても。。。』


『お願いします。』


『わかりました。少々お待ちください。。。』


『(やっぱり突然は厳しいかな?)』


『・・・はいお電話変わりました。Kです。』


『(お!)K先生お忙しいところ恐れ入ります。急なことで困っています。私の兄が腎不全で移植を希望しています。そのドナーになって欲しいと言われ移植手術について教えて頂きたいと思い。。。お会いできませんか?』


『わかりました。今日の11時にお越しください。』


『ありがとうございます。早速お伺いします。』


驚いたことに、当日アポイントを取ることができた。

想いのすべてを聴いてみよう。


僅かながら肩の荷が下りたような感覚があった。




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