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冬の花

作者: 秋葉竹






年末の

慌ただしいなかぎこちない

しあわせがホラ静かに笑うよ



恥ずかしい

想い出ばなしをするのはね

大晦日の夜だけにかぎるよ



夢をみた

初夢をみる一日前

最後の夢といってもいい夢



恋をした

この一年を振り返る

人にはいえない秘密の片恋



まよなかに

氷のような水を飲む

胸の熱さを抑えるためだよ



冷え切った

グラスにそそぐことはない

涙みたいな温かい水



冬の日に

ふと立ち止まる駅の前

どこまでだって行けるはずだね



でもここが

あたたかい家がある街で

きっと来年もまたここにいる








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