絶望
お久しぶりです。まだモチベが戻りきっていません。そのうち帰ってきます。
「さて、授業を始めるぞ。お前ら、ちゃんと課題やったか?」
「センセー、やってきたけど忘れてきましたー」
「先生、やってません。ですがしっかりノートは持ってきました」
「ノートとか捨てたわ」
「そこ3人ちょっと来い(圧)」
「わー、すみませんでしたー(棒)」
…うるっさ。なんでこいつらなんかと同じクラスなんだよ…低レベルな集団と居ると馬鹿になる。
「まあいいか。次の授業では核心石の取り扱い方についてだ。予習忘れるなよ」
教師すら諦めてやがる。もう駄目だろこの学校。
…何故秀才の俺がこんな底辺校に通っているかを簡潔に説明しよう。まずは生い立ちからだ。…いや、生い立ちからは長すぎるな。中学の話だけにしておこう。
まず、1年の最初のテストで学年1位を取った。そして、3年間1位をキープしていた。ここまでは順調だった。
県内屈指の難関校を受験することになった。しかしここで悲劇が訪れる。
なんと、その高校は全国屈指のスポーツ高校。勉強も部活も両立しなければならない。俺は運動が苦手だ。そしてなんだかんだあってここに来ている。人生に絶望している最中だ。
…前置きはここで終わろうか。こんな所にいても頭が悪くなるだけだ。俺は寝るとするよ………―――