表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
徒然なる魔女に  作者: 魔女こそ至高
1/5

はじまり

ー声が聞こえる。

 これは誰かの記憶だろうか。


「結界、突破されました!すぐこちらにも魔の手が迫ってきてー」


 近衛兵かと思われる人物が危険を伝え切る前に、後ろから伸びてきた手で口を塞がれた。


「何者だ!」


 兵士たちが入り口を塞ぐ様に集まっていく。兵士の視線の先ー危険を知らせようとしていた兵士の後ろに"誰か"がいる。そこからは瘴気の様なものが溢れてきていた。


「残りはこれで全員かしらぁ?最強と名高い帝国の軍隊には少し期待していたのだけどぉ、ちょっと奇襲を掛けたくらいでこの様じゃあねぇ。」


 女はそう言うと、少し大きめのナイフの様なもので口を塞いでいた兵士の首をあっさり切り落とした。


「王!ここはお逃げください!恐らくこのものは魔族、それも上位魔人です!せめて時間稼ぎくらいはー」


「させない。」


 声と共に入り口にいた兵士たちが、声の主が発したと思われる魔法によって一層された。


「なっなぜ上位魔人が二人もこの国に!?」


「今から死ぬ貴方に教える必要はないわぁ」


 女はそう言い、男の首を取った。これで残るは王のみとなった。


「流石は上位魔人、たった二人で我が軍が全滅とはな。いやはや恐れ入った。それでこれからどうするつもりだ?」


「さっきも言ったけれど貴方達は全員死ぬのよぉ。貴方で最後だし特別に教えてあげるわぁ。私達がしようとしていることを―――」


ーーーそんなことをすれば世界はまた...

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ