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EEEE  作者: 碧羽 桜花
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集められた百人

小説は全然今まで書いても呼んでも来なかった人間なので、誤字、表現のまちがいなどがあった場合ご指摘いただけると幸いです。


橘内きつない「はあ、、、はあ、、、はぁ、、、」


一体どういうことだ・・・?待て。落ち着くんだ。自分。こういうときに焦るのは自分の昔からの悪い癖だろ。まず一旦状況を整理しよう。


昨日の夜、俺は部活が終わり、家に帰った後そのまま17歳の誕生日パーティーをやったんだよな。そこで疲れ果ててしまい、もうそのままベットに入り寝てしまったんだ。


そして今、目を覚ましたらこのドーム状の、白色の建物の中で目を覚ましたのだ。

そしてなぜか自分の他にも同じような若年層の人たちがたくさん座っていたり、寝ていたり、話していたり、泣いていたりしている。


だめだ。経緯をたどっても意味がわからない。俺は拉致されているのか?

本当に状況がつかめない。とりあえず身の回りを確認しよう。


何か黒色の特殊部隊が着るような装備を装着している。左手の腕には・・・ん?

何か端末のような者が埋め込まれている・・・これは何だr・・・


E-BOT(えぬ ぼっと)「おはようございまーす!!!!」


橘内「うわぁ!!!」


E-BOT「状況は飲み込めましたか?橘内くん」


橘内「わからないっ!何もかもがつかめない!頭の中が渦巻いていて何も考えられないんだよ!!とりあえず、まずはだな・・・」


E-BOT「(ここはどこだ)でしょ?」


橘内「違う!まず、おまえは誰だ!そして、おまえらは何の理由と権利があって俺達を拉致ったんだ!」


E-BOT「あらら・・・まあ、同じようなものじゃないですか。そして拉致だなんて・・・人聞きの悪い!!私たちはちゃんと保護者の承諾を得て、合法的にここにご招待させていただいたんですよ!」


橘内「なんだと!?母さんが?そんなはずはない!こんなの、非合法的じゃないか!」


E-BOT「それが、ちゃんと印鑑もあるんですよ!あ、そうそう、自己紹介がまだでしたね。私の名前は E-BOTいー ぼっと あなたのお手伝いロボットです。」


橘内「は?お手伝いロボット?まっ・・・まあいい。としよう。おまえのことはちょっと理解した! 理由はわからないが・・じゃ、、じゃあ・・・」


E-BOT「好きな食べ物は?ですか?私はAIですから、ものは食べな・・・」


橘内「違うって!予測変換機能腐ってんのか!?ここはどこでどんな状況なんだよ!!」


E-BOT「あなたもせっかちですねぇ・・・いいですよ。教えてあげましょう」


橘内「前置きはいい!!さっさと教えろ!!」


E-BOT「あなたは、新型バトルロイヤル【EEEE】通称E4の参加者になったんですよ!!おめでとうございます!!」


橘内「はああああ?EEEE???なんだよそれ!!聞いて無いんだけど!??」


E-BOT「EEEEは、簡単に言うとさっきも言いましたが「バトルロイヤル」です。FPSゲームはやっていたでしょう?それと同じようなものですよ!」


橘内「確かにFPSゲームはやってたけど・・・突然すぎてな。でもなんかあのゲームみたいで楽しそう!!そうか!ここはVR何だな?よーし。ここで一位をさっさと取って」


E-BOT「なにを言ってるんですか?ここは普通に現実ですよ?ルールは簡単。死んだら負けですw」


橘内「はっ!?は!??いや死?え?俺銃とかも使ったことないよ????いやしかもなんで俺?」


E-BOT「大丈夫。銃とかは全く使いませんよ。」


橘内「じゃあどうやって戦うんだよ」


E-BOT「このE4の参加者総勢100名には、それぞれ固有のアビリティが一つ付与されています。そのアビリティを上手いこと駆使して、頑張って戦ってください!!」


橘内「こんなん運ゲーじゃねえか!!と、とりあえずじゃあ俺のアビリティを教えてくれ!!」


E-BOT「あなたのプロフィールカードを表示します。」


氏名 橘内 爽(きつない そう) 身長 174cm 体重 58kg アビリティ【超逆境】


橘内「おお~!!じゃ、じゃあ超逆境の能力について教えてくれ!」


E-BOT「超逆境は、自分が追い詰められたとき、その心にかかっている負荷の分だけ自分が強くなります。」


橘内「お、おう。名前の通りだったな。まあ、期待してるぜ!」


E-BOT「能力の強さ的には ふつー ですね。」


橘内「なんかいやだな。こんな発動条件も何もかもが曖昧なアビリティ手本等に大丈夫なのか?まあ、次に、E4のルールについて詳しく教えてくれ。」


E-BOT「わかりました。まず、フィールドについて説明いたします。フィールドは、半径5kmの半円形型です。現在、あなたのいる場所は待機場です。マップ内には、砂漠地帯 田園地帯 森林地帯 渓谷地帯の四つの地帯が存在しています。どこを最初の場所と選ぶかはあなた方次第です。次に、「ウォール」について説明します。「ウォール」とは、簡単に言ってしまうと、迫り来る壁です。この壁は、ものすごく高いのでまず超えられませんが、もし超えてしまった場合、即失格となります。まあ、本当の壁ではなくホログラムの壁なので、建物には当たらないので安心してください。ですがあなた方にはしっかり当たり判定があるので、気をつけてくださいね。ウォールは二時間に一キロメートル分動き、不特定のどこかに向かって動き続けます。移動が遅いと潰されちゃいますよー!!最後に、戦闘のルールについて。今回は、4人一組の約25グループで戦っていただきます。チーミングはなしですよ~!!まあ、ルールはこんな感じですかね。後もうしばらくしたら、チームメンバーとの顔合わせの時間になるので、もうちょいお待ちを・・・」


橘内「長々とありがとう。だいぶ今の状況についてつかめてきたよ。要するに、俺はE4に参加しなければならなくって、そこでスクワットで参加して優勝しなければならないんだな?」


橘内「絶対死なねえからな。」


場内アナウンス「ぴんぽんぱんぽーーーん!!みなさーん、おはようございまーす!!!!E-BOTからもういろいろ聞きましたかー?これより、E4の準備段階に移りまーす!!まず、皆さんにはチームメイトと顔あわせをしていただきます。それぞれの組ごとにお部屋を用意してあるので、それぞれ転送いたしまーす!!じゃあ、御武運を!!」


E-BOT「ルーム18へ一分後に転送します。」


橘内「お、おい!もうはじまんのかよ!!前置きとかなんかないのかよ!!」


E-BOT「のこり50秒」


橘内「くっそーー!!!もうやるしかねえのかよ!!」


???「もうなんなんだよー!!」


橘内「ん?」


???「家に帰してくれよ!!」


???のE-BOT「落ち着いてください。遊宮さん。大丈夫ですよ!」


遊宮「なにがだよ!!何が大丈夫なんだ!!!!」


遊宮のE-BOT「とにかく落ち着いて下さい。30秒後にルーム18へ転送します」


橘内「あいつ、俺と同じルーム18!?じゃあ、あいつと一緒のパーティーなの!?嫌すぎる・・・」


遊宮「死にたくなーい!!!」


全E-BOT「ルームへ転送します!!」


その瞬間、目を開けると一瞬にして個室へ、他の見知らぬ二人と、遊宮とともに転送された・・・

お読みいただき、ありがとうございました!

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