第10話 王子様選手権
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薔薇祭まであと少し
「今から〜、このクラスの女子だけで、私好き♡白馬の王子様選手権!を開催しまーす♪」
文化祭の準備でみんながヘトヘトになってる中少しでもムードを盛り上げるためにクラスのムードメーカーであり恋話大好き彼氏募集中の愛花ちゃんが休憩の時に王子様選手権を開催した
「みんなどんどんムードが下がってるからね、一旦楽に話そう♡」とみんなを盛り上げる愛花ちゃん、そして周りのみんなも「いいねやろやろ」という声や「え〜、恥ずかしい」などという声もあがる
因みに空・・クラスの男子たちは1-2のクラスで執事の格好の最終調整に取り掛かっている
青達女子は別の空きクラスでメイド服の仕上げにかかってるところ
「で、やっぱり〜青は空くん一筋なんでしょ?」と愛花ちゃんが言ってこっちをニヤナヤとにやけながらみてくる
「ほんと、毎日見てるけど空くんといる時の青は1番嬉しそうだよ」と言ってくるもんだから「そ、そんなことないよ、みんなといることが1番だよ」と私は誤魔化す、たぶん今の私は顔が真っ赤じゃないかというぐらい顔が熱い
「じゃぁ、青は空くんに1票ね☆」と言い勝手に投票される、なんか恥ずかしい
「さてと、みんなそれぞれいれたから〜」と言い教室の1番奥にあるカーテンを愛花ちゃは勢いよく開けるとそこには顔を真っ赤にした柚葉ちゃんがいた、そして愛花ちゃんをみるやいなやカーテンを勢いよく閉める、
とそれと同時にドアが開く音が聞こえてみると委員長が戻ってきていた
「柚ちゃん、速く出てこないと私が夏季くんに1票入れちゃうよ〜」と柚葉ちゃんに向かい悪魔のささやきと言えるようなことをささやく愛花ちゃん、そして「何?何やってるの?」と今来て何もわからない委員長
「委員長あのね——」
今の出来事を委員長にそのまま説明すると、愛花ちゃんとは逆に恋話に弱い委員長は顔を真っ赤していた
「あと残る表は委員長だけだね♡」とおっしゃる愛花ちゃんの笑顔が怖い
見ると柚葉ちゃんは表を入れさせられていた
「えっ?私も?」と委員長は一歩後ろへ下がる
「委員長が入れてくれればもう終わりだからさ」という愛花ちゃんの顔はもはや小悪魔の顔である、怖いよ愛花ちゃん
「委員長!!居るかー?」とドアをノックる白くんが来て、委員長はしめた!という顔をして「今行くよ!」といい逃げて行った
この時、女子達は知らなかった教室のところで何が起きたかを
※
「なんだアレ!!」
クラスの誰かがいきなり声をあげたためそっちに向くと何度も何度も女の人が下へと落ちていく、今白は生徒会室に向かった、そのためコレは俺が対処するしかないのだ
今日は空が忙しくなるので、白(俺)だけでコソコソ青藍話し
空は青に撫でられるのが嫌がってるがアレはただ単に恥ずかしいだけであり実際は撫でて欲しいと思っている。では、次回の青藍の空もお楽しみに