第七話 新武器確認と凸
沢庵「今日は疲れたな~色んな事有ったし。夕食でも食べようか。」
~入店~
沢庵「ハイパーファミレス感。」
店員「ァアラッシャァァスウェェェ!!!!」
沢庵
店員「さっさと席に座りやがれください。」
沢庵「了解。」
沢庵「さてと...このK.A.S.A.とやら...一体なんだろうか...段ボールごと持ってきてしまったが...」
沢庵「おっ?なんか説明書が入ってるぞ。」
説明書
K.A.S.A.
Kakkoyokute.Amenotoki.Sasu.Ale
詳細:骨だけの一見使えなさそうな傘。実際は骨の部分を中心とし特殊な鉱石・結晶の特性を再現した半透明の膜を展開できる。このK.A.S.A.の特性は反射。受けた衝撃を反射する。内蔵バッテリーでは膜の展開だけでも7分が限界。叩き付けたり等膜が欠損するような事をすると欠損部を補うべく追加展開され、稼働時間が更に減る。
沢庵「だいたい分かった。取り合えず必殺級の性能はしてそう。あとで試してみよう。」
料理メインじゃねーからカットな
~退店~
沢庵「じゃあちょっと試しに展開してみるか。このスイッチを押せばいいのかな?」
ブツッ
沢庵「おお!!ビニール傘のビニールの部分が光る~ こりゃいいね!じゃあこの根元のボタンかなんかを押せば開くのかな?」
バサッ
沢庵「すげ~いいじゃんこれ!しかも充電口にはUSBを採ってる。充電コード買わなきゃ。」
沢庵「今日はもう遅いし寝よ。(公園野宿)」
~朝~
沢庵「うおおおおおおおおあおおおお!!!!!(セルフタイマー)」
沢庵「朝食取らなきゃ。それと服装を整えなきゃ。」
はいカット!どうでもいいからカット!
沢庵「じゃあ靴と靴下も買ったし、また今日も闘いますか。っとその前に武装の威力を検証しなくては。」
銀貨5枚消費
~闘技場~
\ボン/ 鑑定君(鑑定マシン)
沢庵「なんか来る度に物増えてんな。」
沢庵「はい、じゃあ鑑定してみましょう!何円になるかな?じゃあまずはこのロングソードから!」
ロングソード
攻撃力:12
耐久力:1562/1567
重量:29kg
特殊:無し
沢庵「なるほど。じゃ次はK.A.S.A.」
K. A. S. A.
攻撃力:743(DPS)
耐久力:無し
重量:8kg
特殊:反射壁
沢庵「恐ろしい威力してんなこれ。大体のやつは瞬殺じゃねーか。と言うか二刀流できんじゃん。やんないけど。」
沢庵「そんじゃ闘いましょ」
数分後
アナウンス「決まったから沢庵とB子ははよ行け」
沢庵(口悪っ、まぁいいか)
アナウンス「じゃあ白線についたな?ほいじゃスタート!」
B子「嘘!?」
沢庵「えっ?マジ? スイッチON!」
ブツッ
沢庵(やつの武器はなんだ~っと。Oh , Japanese SAMURAI KATANA !! まぁいいや。)
沢庵「食らうがいい、B子とやら。」
B子「この切れ味、しかとその身に受けよ!」
互いに全速力で突っ込む
沢庵(これは鍔迫り合いか!? ならやってやる...反射とやらのテストだ。)
沢庵「オンドリヤァ!!全力叩き付けを食らえ!」
B子「え゛え゛い゛!!!」
刀は自壊するように崩れた
沢庵(なんでこんなチート性能してるんだよ...)
そしてそのままK.A.S.A.は相手の、B子の体に直撃。
瞬間、消え果てる体力
アナウンス「沢庵さん余裕っすね。そのチート性能武器が有ればなんでもできるんじゃ?」
沢庵「そんなこたぁいい、報酬寄越せ。」
アナウンス「いや、無し。お金だけ。」
沢庵「なんで?」
アナウンス「だって試合になってないじゃん。」
沢庵「そうか。じゃあステは?」
アナウンス「それは上げるよ。それと報酬の銀貨1枚」
沢庵「何p?」
アナウンス「6」
沢庵「じゃあ魔力に6」
沢庵のステータス
体力20、筋力48、速力14、魔力41、知能28
こんな感じで沢庵はこの試合含め8回闘い、無事ステータスカードを入手しました。
沢庵「ステータスカード発行だぜイェイァ!!」
ステータスカード
name:沢庵
異名:俺TUEEつよがりお兄さん
ステータス:体力20、筋力48、速力20、魔力43、知能31
最多使用武器:K.A.S.A
スキル
未来予知(R4) レベル:1
能力:数秒先の未来を視覚を通して知覚できる。スキルレベルアップによる能力変化有り。
解放条件:相手の行動を予見する
発動条件:意図的にまばたきを三回した後、三秒目を閉じる。
万物加速(R4) レベル:1
能力:あらゆる物を加速できる。ただしスキルレベルが低いと加速できる対象が少ない。加速倍率は発動時に脳内に浮かんだ数字が適用される。
解放条件:平常時の57倍の速度で思考する。
発動条件:「加速」と言う。
沢庵「なんだよ俺TUEEつよがりお兄さんって…それよりも能力が未来視じゃないしスキルレベル1だし、それにいつ万物加速なんて解放したんだ…」
沢庵「まぁいい。それよりアナウンスの人に文句をつけなくては。あんないい加減が許される訳が無い。」
アナウンス室凸
沢庵「ここかぁ!変な報酬分配しやがって!てめぇが横領してんじゃねーのか!?」
アナウンス「してないよ。なにそんな怒っとんねん。」
沢庵「じゃああの投げ槍な態度はどうなんだ!?」
アナウンス「知らねーよハゲ。とっとと失せろ。」
沢庵「なんだと!?謝罪があるまで何があってもどかんぞ!!」
シュッ
沢庵「これは…矢…?直撃だと…?嘘だ……今まであれだけの反応速度で動いてたのに………こんなのさえ避けれないとは不覚だった。」
撤退
沢庵(なんだったんだあれは…弓なんて直前まで見えなかったぞ。弾速が高いのか?それとも透明なのか?度の道今の私が勝てる相手じゃない… 誰かに協力を求めるしかないか…)