苛立ちと破滅の粗悪品
前回の内容を忘却
この狂った人口半減ゲーム…必ず生き残る!
俺には見えている!未来が!進むべき道が!
敵が来る…!後ろから!卑怯者め!
剣を投げた
一人死んだ…
俺は死なない…
あとは隠れるのみ…
だけども…
仲間のためにより多くを殺さなきゃいけない…!
トキチやキロウボウのために…
だけどもう殺すのは俺じゃない…
アイツらだ…
フフフ…
人を殺す可能性のあるやつを残す訳ないだろ!!
殺せ!殺せ!
そうして俺はすぐ近くにいるキロウボウにK.A.S.A.で斬りかかった。
そうK.A.S.A.
それは全ての衝撃を跳ね返す光る傘
僕の切り札…守るための力……のはずだった。
そうしてキロウボウはK.A.S.A.の特性故か、油断か思いのほか簡単に死んだ。
念のため死体を粉々にし、さっき買った本通り魔法で焼き払った…ゴミをな。
残るはアイツだトキチ…!
あんなやつふざけすぎだろ……
なんで反発しないんだ…?
殺せよ!どうした!?殺したくないんか!?
そう思いながら僕はトキチの方へと向かった。
予想通り敵に囲まれていた。
そんなの構うか!!戦うやつ全てを殺せ!
僕の剣は水、人の体はまるで綿あめのようだった。僕はこの時点でK.A.S.A.の圧倒的な性能と狂った性質に支配されていた。僕にはもうどうもできなかった…
トキチは死んだ。言うまでも無く。キロウボウも死んだ。
残るはキリカエただ一人
そいつさえ殺せば終わると思っていた…
キリカエだ…!そうだキリカエ!!
あいつも殺さなきゃ…!!
あっ…
見 つ け た
さすがに今回は強かった
まさか傘を盾として使わなきゃいけないなんて…
これの反射を知らないせいで自滅した
この必殺の矢でーとか言いながら…
それよりもだ、今は人を殺すやつを殺さなきゃいけない。
そうしたあとで人に人を殺させようとする殺させる人を見つけて殺すなくては。
そんな仕組みを作れる者は…神しかいないな……
ならば倒す方法を…
出た答えは……!!
「ここではないが確実に存在する平行世界」
これしかないッ!
とあれば殺す
予想通り目の前に殺させる存在が現れた。
そしてこれができた時点で私の勝利だ。
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