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第7話:好意に嘘はつけない。幕間
受験前ってのもあり超みじかいです。
一方、その頃。
「で、美鈴は晴人のこと好きなの?」
女子組みのなかでは恋花が始まっていた。
やはりと言うべきなのか、運命というべきなのか。
女子同士になるとこの手の話はよく出てくる。
ここでいかに自分の好きな人を騙すのかそれが女子の中での鉄則である。
「……唐突に聞かれてもねぇ~言えないよ」
「いや、もうばれてるから」
「美鈴さん、義姉さんって呼んでもいいですか!?」
「美鈴ちゃん。もうあきらめよう? みんな知ってるよ?」
何 故 ば れ て る
心を読んでもみんな心に従って聞いてきてる。
つまり。
「逃げ場がない……」
私は紅茶を飲んで空を仰ぐ。
今日は雲ひとつない快晴だ。
つまり、私の心と同じ色。
もう一度紅茶を口に運びため息を付く。
「空はこんなに青いから私の心もブルー色よ。助けて……晴人君……」
今日も女子たちは元気である。
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