第六話:好意はやがて表にでる
最近忙しくて執筆が遅れ気味です。
祭りに誘われた僕水書 晴人だが、祭りに行ったことがない事を思い出した。
祭りとか同級生に会って睨まれて泣くまでが常だと思っていたので、智美や麟弥に誘われても行ったことないのだ。
「何困ってんだ?」
麟弥が声をかけているがそんなことに気を配ることができない。
目の前で手を振られたり、変顔されたりいろんな事されたが僕は無視し続けた。
我慢の限界になったのか麟弥が肩を掴んで揺らしてくる。
「無~視~す~る~な~!!」
「いふぁい、やふぇてふれ!」
「お前が無視するからだろばか晴人!」
「いやいや、無視してない。考え事してたら耳に入らなかっただけだ」
「……それ、世間では無視もしくはスルーしたって言うんだぞ」
そんなん知らんがな!
世間は僕に優しくない、それどころか虐めてくるまである。
「なにうちの兄に手を出してんだよ、その汚い手を離せ。兄さんが穢れる」
唐突に汚い言葉で麟弥を罵ったのは智美だった。
麟弥と同じように智美の方を向くと、そこには笑顔だけど目が笑っていない(というか怖い)智美がたっていた。
「ちょ、ちょっと言葉遣いが悪いぞ智美。もっとお淑やかにしなさい」
「兄さん今は少し静かにしてもらっていいかなぁ? この兄さんをたぶらかす悪い男を消さないと……」
「晴人! 助けてくれぇ!!」
智美の目はマジで殺る目をしてる。
麟弥、あきらめろ。
こうなったら僕にも手が負えない。
■ ■ ■
麟弥がこってり絞られた後、麟弥を元気付けるために男子組みで出かけることになった。
麟弥はゲーセン、由貴は雑貨屋。
それぞれ行きたい所がバラバラなので、大きなショッピングセンターに行くことにした。
今の家から近いところにあって、大きいどころか端が見えない。
……広すぎね?
「うぉー! でけぇー!」
「麟弥、あまりはしゃがない。回りを見ろ」
「ひ、広すぎぃ」
三者三様に反応を示す。
目に入るのはリア充と目がチカチカする店。
こんな店入りたくない。
先に由貴の用事を済ませてからゲーセンに行くことになった。
ここの雑貨屋はなんと言うかシンプル主体にしているらしく、商品は黒か白の単色が多い。
せっかくなので、僕も何か買うことにした。
目に入るのは黒いコップに白い手帳。
ほかにはタオルなどがあった。
最近タオルの減りが激しかったのを思い出し、黒と白のそれぞれバスタオルとフェイスタオルのセットを数個買うことにした。
値段も安く、千円以内で買い物ができるこの店を今後も利用しよう。
「おーい晴人。俺はこれ買ったぜ!」
そういって麟弥が見せてきたのは、中二病を酷く拗らせた格好だった。
全身真っ黒、無駄についてるジッパー、襟が立っている。
どれをとっても中二病としかいえない服で腹を抱えて笑いそうになる。
「麟弥、中二病なのは仕方ないけどダサいよ?」
「そ、そんな? ……うぅ」
買い物を終えた由貴からの発言でぐったりうなだれる。
今日ここで思ったことを言うと、麟弥はマゾである。
……異論は認めない!!
続
ここでの報告になりますが、受験等がありどんどん遅れて行くと思います。のんびり待っていただけるとうれしいです。
感想やブックマークは制作の励みになります。一度感想を書いた方も是非書いていただけるとうれしいです。どんな感想でも大丈夫ですよ。




