プロローグ:嫌われものは諦める
初投稿です。学生身分なので文章に間違いや表現の間違い等あると思います。そんな若輩者ですが読んでほしいです!
世の中の嫌われ者には種類がある。
一つ、何かしらの問題を起こしたもの。
二つ、不清潔なもの。
三つ、言葉遣いが少々おかしいもの。
他にもいくつか種類があるが、僕はそのどれにも当てはまらない。
僕は体質的に嫌われているのだ。
生まれてからずっと人から嫌われ続けたわけだが、すべての人から嫌われているわけじゃない。身内や小さい頃からの幼馴染など、昔から付き合ってきた人達には嫌われていない。
そんな僕の名前は水書 晴人と言う…残念なことに僕の心は晴れていないけど。
「何考えてるんだ?晴人」
唐突に声をかけてきたのは俺の不幸を受けない福島 麟弥、僕の唯一の友人であり理解者だ。
「ぼーっとしてると後ろから刺されるぞ。体質とはいえお前は間違いなく周りから嫌われてるんだから。」
「そこらへんは気をつけているさ。…それと、後ろから刺されるは言い過ぎやしませんかね?」
いやいや、と麟弥は続ける。
「お前のその体質は強く影響が出てしまえば、憎悪、殺意に変わりそれはいつしか行動させる力まである。」
「何それ人間怖っ!?」
「いいか?お前はそうゆうことに巻き込まれる可能性だってあるんだよ。だからこそお前は常に警戒してなければならないんだ。」
そんな…高校始まってからまだ数日なのに僕は友人も、ましてや彼女すらできないのか…諦めるしかないのか…。
次回はヒロインとの出会いです!
投稿が何時になるかは分かりませんが、なるべく早く出したいと思っています!