表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

片翼の双子

この作品を書き始めたのは6年ほど前、書き終えたのは3年ほど前だったと記憶しています。

ひたすら思いついてはノートに書き留めということを繰り返し、完成させたのはいいものの、誰かに読んでもらう勇気がなくて、机の本棚に埋もれていました。

ファンタジーが大好きでいつか自分も小説を書いて多くの人に読んでもらいたいと思い、大学4年間小説の書き方も学べるところに通っていました。それなのに今までどこに投稿することもなく、ただ自分の中だけに留めていました。

今回投稿を決めたのは、ようやく決心がついたからです。私がずっと書きたかったことのすべてが入ったこの作品を、たった一人でも読んでくださる方がいて、少しでも面白いと思っていただければ、それ以上の喜びはありません。

週に一話投稿することを目指して、必ず完成させます。

長文、駄文ではございますがどうかお付き合い頂ければ恐悦至極でございます。

 それは、気の遠くなるほど昔の話。

 ある星に、一つの世界が誕生した。そのまだ名もなき世界には、ひとりの龍が住んでいた。

 龍は、ありとあらゆる命を生み出し、育み、そして護り続けた。

 そこに住む生き物たちは皆、その龍のことを、畏れと敬いそして親しみを込めて、祖龍と呼んだ。


 そして数千年後、この世界に誰も予想しなかったことが起きた。

 突如別の世界から、天使と呼ばれる生き物とドラゴンと呼ばれる生き物が大挙としてやってきたのだった。彼らはいくらも経たないうちに争いを始め、殺し合い、この世界は大きな混乱に包まれた。

 彼らの持つ力は凄まじく、多くの命が滅亡寸前まで追いやられ、美しかった世界は荒れ果ててしまった。唯一の希望であった祖龍はあと少しの所で争いを止めることができなかった。

 そしてこの世界から姿を消し、争いを止める術は失われた。


 それから二千年の月日が経ち、天使の長の元に二人の赤子が生まれた。

 彼らが後にこの世界を大きく変えることになる。


 これは、天使の双子と、その従者の物語。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ