表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/20

四話 みんなの能力

すみません、すみません<(_ _)>

昨日はかえってすぐ寝落ちて…さらに服着ずに…

朝寒くて起きました(笑)

今回は昨日分もまとめて書きました、では、どぞ!

「ハハハハッ!!さすが勇者だ!!LV.1で、こちらの人間のLV.10くらいの能力値をもっているとはな!面白くなりそうだ!!」


そう皇帝は告げた。すごいな、さすが勇者様と呼べなんて平然と言ってのける奴だ。

それにしても、俺らって勇者なのか。かっこいい響きだ。はやく俺も自分のステータスがみてみたい。


「おお、ユニークスキル【武装英霊】か。これは文献によると歴代で最強と言われた初代勇者が持っていたものと同じだな。素晴らしい、レベルが上がったら早く戦ってみたいものだな!!」


相変らず好戦的だなこの人……

けど、歴代最強とかいいなぁ。まあ仲間でよかったよ。


 「俺は今からでもいいんだぜぇ?」


なにこいつ、まだスキルとかどう使うとか分かんねえだろ!それに相手皇帝だよ?ここにいる鎧着た人達が黙っていないと思うよ?今もなんか左右からすごい威圧を感じるんですけど!?やめようよ、そういう発言!!


 「つけあがるなよ少年。実力差を考えてから言え。」


すごい威圧だ…、あまりの迫力に何も言えない。左右からの威圧も消えるほどであった。

外山は「チッ、面白くねぇな」とだけ言い、あぐらをかいて座った。

よくこの状況でいえたな…普通にすごいと思う。が、その前に座るなよとツッコミをしたい。


 「では、次いくか。楽しみだ。”ステータスオープン”」


なにごともなかったように言うと、次はインテリ君(勝手にさっき見て思いつきつけたあだ名だ)の頭の上に、実態のない大きな紙のようなものが出現した。


「ほう、【一手先せんて未来ひっしょう】か。これは三代目勇者の だな。これは先読み能力だから文献によると一秒先の未来が読める、便利なユ ニークスキルだな。まあ攻撃系統ではないが使いこなせるようになると、攻撃 が当たらなくなるぞ。さらに【知者】も持っているのか。こちらは普通のスキ ルだが、獲得するのには相当、勉学をせねばならないのだ。君は知に優れた者 だな。」


 「光栄です」


インテリ君は一言礼をいうと、ピシッと背筋を伸ばして立った。

しっかりしているなぁ…と素直に感心した。妬みなどなく、ただすごいと思った。


あっ、名前がステータスに書いてあった。貴秀たかひで 彩優さいゆうだった。

ああそういえばその名前、学年でテスト一位として掲示によく載っていたのを思い出す。

それで何度も表彰されていたから、顔を見たことあるんだ。合点がいった。


 「さて、どんどんいこう!次は二人いっぺんにやるか!!」



なんだよ!二人いっぺんにできんのかよ!!

思わずツッコミたくなってしまったが、なんとか抑えた。


 「ステータスオープン」


いまどきって感じのオシャレをした、スマホばっかやってそうな女子と、髪の色が茶色でメガネをかけた女子、それぞれの頭の上に、また実態のない大きな紙のようなものが出現した。


「こっちは【空間接続ワールドコネクト】か。支援系統ユニークスキルでは、一番使える能力だ。この能力は空間と空間を繋ぐが、レベルによって距離も変わるらしい。確か、男女と二人いた二代目勇者の女の方が使っていたと文献に書いてあったはずだ。余も欲しいと思った能力だからな!

で、そっちは【精侵伝達マインドトランスファー】か。これも支援系統ユニークスキルだな。大勢にテレパシーを送るほかに、相手の精神に侵入して、精神攻撃することができるから攻撃にも使える。文献によると、これは四代目勇者が持っていた能力だな。四代目勇者は女性らしく、このスキルを役立つことにしか使わず、精神攻撃を嫌ったそうだ。」


 「うお~!私すごくない!?けど沙耶もすごいね支援と攻撃両方だって!!」

 「そうかな~、亜耶ちゃんも支援系統で一番ってすごいよ!!」


なんか女子トークが始まった。ほんと、女子の会話って意味分かんないや。

もう、あんまり気にしてないが。

けど色々教えてくれるな、自称・皇帝。やっぱ本物の皇帝なのかな、さっきの威圧といい。

じゃあ、一応これからは皇帝として扱うか…


 「次、そこの女子おなご二人だ!”ステータスオープン”」


次はあの優しい女子と涼風さんだ!涼風さんだ!!(重要なので二回心でつぶやいた)


「ほう、こっちは【神の如き慈悲ディ・クラシオン】か。回復系統ユニークスキルの中で一番使えるな。

レベルによって回復範囲と、治せる損傷の度合いが変わるな。最初から中級回復魔法くらいの効果を持っているから、すぐにでも役立つ能力だ。さらに自己再生能力もある。そして、そっちは…」


あの優しい女子は桜庭さくらば 愛奏あいかという名前だった。

だがそんなことよりも、涼風さんのステータスをみて皇帝の言葉が止まったのが気になった。

いったいどうしたのだろうか?


「ほう……このユニークスキルは、見たことが無いな…。それに二つも…、名前が【詠雪之才えいせつのさい】と【千変万化せんぺんばんか】。さらに普通のスキルだが【知者】も持っている。何者なんだ…。

とにかく、このユニークスキルはまったく知らんし、文献にも載っていない。どういう効果か教えてくれないか?ステータスに自分のスキル効果の説明があるから分かるはずだ、しかし外部からはみれない。どうしても新しいユニークスキルは文献に残さなくていけなくてな、頼む!!」


おお、皇帝が涼風さんにお願いした!涼風さんは今までの勇者にないユニークスキルを持っているのか、すごいな!!ミステリアスな上に、口数の少ない文学美少女!!(教室で何度も本読んでいたから。べ、別にいつも見てるわけじゃないよ?)完璧じゃあないか!!


もっと涼風さんの魅力について語りたいが、涼風さんが喋ったので止めにする。


 「スウィーツ」


へ?皇帝も俺も、みんなも顔に疑問符が浮かんだ。


 「この国の全スウィーツ食べさせてくれるならいいよ」


 「スウィーツとはあの甘い菓子のことだな?」「うん」

 「すぐに用意させる!」「やった」


えええ!?スウィーツでいいのかよ!!もっと重要なことに…いや、それでこそ涼風さんだな。

クールビューティーなうえにスウィーツ好きのギャップ萌え、完璧を軽く通り越して、最強となった。

ああ、萌え死にそうだ……

涼風さんがまた喋りだしたので落ち着いた。


「詠雪之才、私の世界での意味は文学的才能の優れている女性のこと。スキル?の効果は綴った字を具現化、MP?に依存して文字数や、効果が変化する。そして、千変万化はさまざまに変化するさま。”変化 ”が千も万も起こるという意味。スキルの効果は…書いていない…」


「すばらしい効果だな!言うなれば万能系統か!【千変万化】も意味を聞く限り万能系のようだな!これは使いようでは歴代勇者でも最強になるかもしれない!!実に楽しみだ!!」


おお、やっぱすごいや!!今、外山から舌打ちが聞こえた。嫉妬してやんの(笑)


さあ、次は俺だ!!涼風さんと肩を並べたいから強力なユニークスキルがいいなぁ!


ああ、楽しみだな!

次の次でステータス一覧を出す予定です。

一応明日も書きますが、絶賛多忙なんで、寝落ちする可能性が…

頑張ります!!

アドバイス、誤字脱字があれば、ご指摘お願いします<(_ _)>

※編集:余計な空白があったので消しました(二回目

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ