三話 能力システムって
いやぁ……
零時超えて日をまたいでしまった……
本当は超えないはずだったんですが、執筆中にデータがとんでしまい…保存し忘れ最初からと…
しかし今日おめでたいことがあったので、絶対投稿しようと思ったんで頑張りました。中途半端に終わってますがご了承ください、すみません…
自称・皇帝は体を動かさず、口だけを開け言葉を放つ。
「ステータスオープン」
ん?英語か?英語なんて喋れるわけがないか…。きっと、さっき言っていた魔法の詠唱だろう。
考え通りに外山の頭上には、光によって映しだされた実態のない、一枚の大きな紙のようなものが出現した。
「来るッ!」
バトル系マンガでよく解説役キャラがいうことを言ってしまった。
だが、今はそれどころではない。
光でできた一枚の大きな紙でどのように攻撃するかわからないが、あの人は体育会系だから恐らく攻撃してくるはずだ。
果たして皇帝はどのような攻撃をしてくるか。
それに対して、外山はどう抗うのか。
しっかりと見逃さないようにしよう。
そう意識したせいか、顔が緊張していたみたいだ。
「どうした、そんな顔をして?…そうか、貴君らは余がこの少年の腕試しをしようとそいていると思って いるのだろう?ふははははは、笑止!!我はLV.68であるぞ?LV.1のこの少年を相手するなどそ んなことはなかろうに。」
え?レベル?なんのこと?
まったくなにをいってるかわからない。
すると、自称・皇帝が意を酌んでくれたのか、
「そうか、貴君らには紙に書いてあることが読めぬか。では、こうしよう。
感覚共鳴!!」
また魔法を唱えた。
すると、まあなんということでしょう!!まったく理解できなかった文字が理解できるように!!
匠も驚く魔法の便利っぷり!
ふざけてるんじゃなく、普通に凄いと思った。
しかし、理解できるようになったはいいがこれは……
あの紙には外山の情報が書かれていた。
性別男、種族は人族、歳は15とここまではよかった、だが下を見るとLV.やSTR、INTなど、ゲームなどで使われるステータスだと思われるものが書かれていた。
これでさっき皇帝がいった「ステータスオープン」が英語なのもうなずける。
日本語でいう地位や資格、身分、信用、状態の意味をすべて持つもの、それがステータスなのだ。
きっと、この世界でステータスとは、自身のすべてを数値化したものを指すのだろう。
これで外山の数値はわかった…、わかったが、LV.1での各能力値の基準が分からないから、強いのか弱いのかまったく分からない…
外山は強いんだろうか?はたして…
(次話へ続く)
明日も予定があり、大変ですが、頑張って投稿したいと思います!!
アドバイス、誤字脱字があれば、ご指摘お願いします<(_ _)>