プロローグ その2
かなり短いですが、その3へのつなぎです<(_ _)>
朝、目を覚ますとベッドの横にある時計が目に入った。
………う、ん?まだ、五時半か…、もう少し眠ろうかと思ったけど早起きは三文の得だからね!!
それから顔を洗ったり、着替えたりしていると、母が寝室からでてきた。
「あれ、今日すごい早いわね、いつも七時に起きるのに」と驚いた顔で言った。
確かに、いつもは七時起きで学校にもギリギリ間に合う時間で行く。
だが、たまには早く起きて二度寝しない日だってあるものだ、そんな驚かなくていいじゃないか。
これじゃあ毎日、親に起こされてるみたいじゃないか!(決して毎日そうじゃないんだからねっ!!)
と頭の中で一人問答をしていると、「朝ご飯できたわよ~」と言う声が聞こえた。
出来上がりが早いと思うかもしれないが、うちの家は、朝はパンにオムレツとほぼ決まっている。
だから、買ってあるパンを出し、卵を割って焼くだけで終了なのだ。
そうして食卓につき、テレビでニュースを見ながら食べていると、母が「怖いわね、殺人事件だって。犯人捕まってないんだ、早くみつかるといいわねぇ。」と話しかけてきた。
こんなときこそ、俺の能力が役にたつはずだ。
その殺された死体を見て、その死体の過去を視る。そうすれば、犯人の顔だって分かる。
けど、その前に死体なんて怖くて見れないし、そもそも能力が発動するかも分からない。
なんで俺こんな能力持ってるんだろ。
うーん、どうせ答えは一生分からないんだ、悩む必要はない。
色々考えていると、気づけば六時を過ぎ、父も起きてきた。
今日はせっかく超早く起きたから学校に一番乗りしようと思い、食べ終わったあと歯を磨き、家を出た。
アドバイス、誤字脱字があればご指摘お願いします<(_ _)>
続きもぜひ!!