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ひとつばかりの星  作者: マッキー
3/11

謎深まる

ー前回ー


『死んだのか』


「……連れていってくれたら答える」


それを聞いて数秒。イクは少女を片手で抱えて宇宙船へ戻っていた。

イクは宇宙船上に着地して少女を下ろす。


イクは知りたい事があった。

少女は宇宙空間で歩けるかどうかを。


宇宙は果てしなく広い。そのため何人なにじんの何族だの多く存在する。

そのためこの少女は未知だ。

少しでも何人かを定めとかなければ後で後悔する。


イクは少女を見る。

そしてそんなイクの目を見て動かない少女。


呼吸は荒くない。

息は多少出来ると言っていたが普通に出来ているよう……。


『ついてこい』

イクは先に歩き出す。

そして少女はそんなイクに続いて着いて行く。


重力にも左右されない。

まるで僕達と同じ種族のよう……。

けれど角も尻尾も羽もと、何もかもない少女。

イクは眠たいまぶたを擦る。

後で本と向き合わないとかぁ。


……いや、それは嫌だな。


イクは立ち止まり少女でも飛び越えられるだろう高さに足を構える。

『飛び越えてみろ』

「……はい」

少女は拒否せず足の前まで近づく。

歩いている時点で何となく分かっていた。

けれど、その分かったを受け入れたくなかった。

少女は飛んだ。

そして重力を無視して地面に着地をした。



その姿を見てイクはため息をする。



『お前……何者だよ……』

「何者?」

『そうだ。僕はある絵本に書いてあった幻の星をこの目であることを確かめたくて宇宙を飛ぶことを決めた。だからそこらじゅうにある星のこと。何人なにじんがいるか。そしてそれは何族やら。と、片っ端から本を読み知識を得た』


だからある程度は分かるんだ。

けれどこの少女はそのある程度を越していて分からない。


そんな少女から告げられた。

「この宇宙船内に入れてくれたら言う。けど、それを聞いた後、後悔しない?」


『な……何をだよ』



「これ以上関わったら死んでも逃れられないよ」

暗い宇宙をバックに、少女はさらに暗くて濃い邪気を上げていた。


そして、ますます謎に満ちていく少女にイクは返答を下す。


『後悔するために宇宙を飛んできていない。そして……』

宇宙船の壁に近づき拳で強烈な一発を叩き込む。

すると壁に衝撃度を表す表示が現れ、一定の数値を越えた。


壁はドアの形に変貌。


ドアに手のひらを当てて認証が済むと勢いよく横にスライドして開く。


『僕は幻をこの目で見るまでは死なないし、逃げもしない』


イクは少女の方を振り向いて言う。

『入れ』


少女は頬をほんの少しにっとさせた。


間が空いての投稿すいません!!


リアルを大切にしながらだし!((言い訳

不定期って宣言しているし!((言い訳

物語も丁寧に丁寧に((言い訳

作っているのでお許しを!(T▽T)


あ!そうそう。

読んでいただけた総数が200いきました!ありがとうございます(’-’*)!

まだまだ低いものなのかもしれません……けれど!大切な3桁!次は4桁目指していきます(°Д°)どうか応援よろしくお願いいたします。

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