番外編☆ホワイトデー
3月14日はホワイトデー!
今回は宇宙人の二人が初参戦!!
バレンタインとはまた違うホワイトデーの番外編ではキャラ達に喋って動いてもらいました♪
「ノロイヤさん、今日が何の日かしってますか?」
「え?!……し、知っているに決まっている!」
「そうですか」
「うん!」
「では、番外編どうぞ」
「あ、え、お?……どうぞ!」
……今日が何の日かサッパリ分からないよ!!
教えて……。
番外編☆ホワイトデー(始)
・少女に、イクの手作りクッキーをねだってもらう。
「イク」
『あ?』
少女は服を軽く引っ張り首をかしげる。
「オネガイクッキーヲツクッテ」
『……お前、クッキーが何なのか知らないだろ』
「はい」
『ナルに何なのか聞いてきた』
結論。
少女は、クッキーが何なのかを知らなかった。
・ナルにクッキーが何なのかを教えてもらおう。
「ナル」
「ん?今操縦中だよ~?」
「……そっか」
「そうだよ?」
少女は去っていった。
結論。
ナルは操縦で忙しかった。
・イクに、ナルの手作りクッキーを試食してもらう。
「あ、イク~!」
『用事なら後にしてくれないかな?眠くて仕方がないんだ……』
「そんなあなたにオススメだ!眠気も吹っ飛ぶ魔法のクッキーだよー♪」
頭をかきながらナルのいる方へ近づく。
『そんなのあったらとっくに食べているし、隈も無くなっているよ……』
「まぁまぁ細かいことは気にしない!食べてみて!食べてみて!!」
クッキーを摘まんで焼き加減を確認。
『へぇ……結構うまく焼けているじゃん』
「自信作!」
感想が早く聞きたくてたまらないナル。
そしてイクはクッキーを口にする。
「どう?どう?!」
『……しょっぱい』
「え?」
『砂糖と塩、間違えただろ……』
ナルはその日、涙が止まらなかった。
結論。
ちゃんと材料を確認してからクッキーを作ろう。
・ノロイヤにナル特性クッキーを食わせる。
「え?!なんで強制なの!?」
「ノロイヤさん、あーん」
「タツ、そのクッキーはまさか……」
「そのまさかっす」
「いーやーだ!!しょっぱいの知っているから食べない!」
タツはクッキーを、1つ口にする。
「……結構いけますよ」
「ありえない!その小さい物にお山一個分の塩が入っているんだぞ?!やだ!やだ!!」
「そんなに入ってませんから……あーん」
「おい!礼儀をまかなえ!僕はタツより偉い存在なんだズゥオッ!!?」
タツによって、クッキーはノロイヤの口の中に押し込まれたとさ。
めでたしめでたし。
「ホワイトデーのクッキーは皆さんお作りになられたでしょうか?私はナルさんの素敵な塩クッキーでノロイヤさんを退治する事に成功しました。この調子で、皆さんの恋も成功する事を祈っております」
「きょ……今日はホワイトデーだったのか……」
「あれ、ノロイヤさん復活おめでとうございます」
「タツ……何であのクッキーを口にしてもなんともないのさ……!」
「はぁ……私はしょっぱい物が好物ですので……でもクッキーは甘い方がやはりいいですね……」
「あたりまえだ!!」
番外編☆ホワイトデー(終)
こんばんは!マッキーです♪ヽ(´▽`)/
バレンタインぶりの番外編ですが、本編は3,4話しか進んでいなくてびっくりです!笑
番外編はキャラを知ってもらう、もう1つの大切な場だと自分では思っていますので、これからもちょこちょこやっていきたいと思います(*´ー`*)
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