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ひとつばかりの星  作者: マッキー
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出会い

ダークファンタジーですけどそこまで過激な表現はありません。

R15なのは戦闘シーンの殴るとか蹴るとかそういう表現があったり、雰囲気が暗い感じにしています。なので一応の形でつけているだけです。

数年前、地球に宇宙人が侵略しにきました。

宇宙人は地球人よりも遥かに強い力をそなえもち、人々は歯が立たず敗れました。


敗れた地球人達は地球を後にして宇宙の果てに逃げ出します。


また地球を取り戻すことを心に決めて。


これは、住む星をめぐっての戦い。

宇宙星戦うちゅうせいせんであるーー



「今こそ、俺たちの住みかを取り戻すとき!」

船長の大きな掛け声が宇宙船中に響く。

そして、それに船員達はさらに大きな掛け声で答える。


地球人は、地球を頭に思い浮かばせる。


取り戻した時の、胸の高まりが味わえることを信じて。



進んで行く。

すると、正面から謎の宇宙船が現れる。


宇宙人かそれとも仲間のか。

「攻撃準備!」

船長はそれすらも確認することなく声を張り上げる。

それにすぐ、船員達は答えて自分のポジションへつく。


謎の宇宙船は引き返さない。


「攻撃!」

一斉にビームが宇宙船から放たれる。

次から次へと当てていく。

大きな音をたてながら謎の宇宙船は煙を上げる。

もう勝負がついた。


この時、誰もが思っていた。


そう、煙が晴れるまで。


晴れたそこには傷一つ、ついていない宇宙船がいた。皆言葉を無くす。

謎の宇宙船からは真っ黒なビームが放たれ宇宙船に直撃。

船内はたちまち真っ暗になる。

電気の光りも、闇にと消える。


何も見えない。


船内は混乱状態。

「船長!どうすれば!」

「明かりだ!明かりをつけるぞ!」

船員は手探りで懐中電灯を探しだしつける。

が、その光りも闇に消える。

『無駄だよ』

船員達のうめき声がし、殴り倒される音がした。

船長は叫ぶ。

「だ、誰かいるのか!?」

青ざめながら弱腰で構える船員達を次々と蹴り、殴り飛ばしていく。

そいつはイク・グラウド。紫色の髪の毛。黒いスーツの上にベストを着こなす。

「お前ら!どうした!?」

船長の声に答える者は誰もいない。

イクは声のした方に赤い目を向け、睨みつける。


イクは角、牙、尻尾、羽をそなえもつ。

そのため、地球人でもなく、宇宙人でもない。

妖人ようじん鬼族きぞく。吸血鬼。

どんなに暗くても、彼の目には関係なく見える。


イクは船長の胸ぐらを掴み上げる。

『僕の安眠を妨げたんだ』

手を離し、船長の尻を床に強打させる。そして、そこから腹に強烈な蹴りを一発かます。

船長は壁に強く打ちつけられた。

「う……うぅ……」

『これくらいも耐えられないのか?それでよくこの宇宙を生きてこれたな』

声にならない痛みはこらえきれなかったよう。船長は気を失わせる。

それを確認し、イクは耳元の通信機をオンにする。

いつもならここでallオール completeコンプリートと、終わりにして帰ってきて良いことを知らす音が流れる。

だが、流れてこない。

「イク!先程までレーダーに反応がなかった奥の部屋から突如反応が!」

ナル・サルコス。妖人の鬼族。鬼械龍きかいりゅう。金髪で白いスーツの上からベストを着こなす。紳士のようで紳士ではない。


『そっか……』

知らされマイペースで奥の部屋へ向かう。


「どうやら保管場のよう。パスワードはイクがつく前には解除できるよう努力する」

宇宙船を操縦しながらパスワードを解き始める。けれど、イクから返事がない。まさかと思い通信状況を画面で確認すると、切られたと表示されていた。

「毎回だけど切るなよバカ!」

近くに置いておいたバナナオレに手をだしイッキ飲み。



暗闇が晴れるまで残り少し。急ぐことなく長い通路をイクは歩いて行く。と、一つ大きなドアがイクに立ち塞がる。

ドアに手を当てる。すると、パスワード入力画面が表示された。

イクはパスワードを打とうとせず、蹴りの構えをする。


ドゴォン。

大きな音をたてながらドアは倒れる。


ドアは、破壊された。


平然とイクは中へ入る。

赤い目で周囲を見渡す。

だが、人がいる気配がない。ため息をつく。

『レーダーの誤反応か……』

部屋を後にしようと来た方向を向き歩き出そうとしたその時。


「待って」


誰も居ないと判断した部屋の中から声がした。歩き出すのをやめ、振り返る。

暗闇は薄暗いまでになりつつあった部屋の奥。


そこから人影が一つ伸びていた。


その人影の正体は、推定12歳程の女の子でした。

なんと、主人公達は宇宙人でも地球人でもなく妖人!!笑


最初に宇宙星戦だって書いてあるのに関係無い奴等が主人公かよってね……。

でも最近は、その争いあうどちらかに主人公がいて死闘のバトルを繰り広げるという話が多いので何か他の話にはないものにしたいと思い、主人公は争いには関係がなく、違うものを目指す者達の目線にしました(’’*)♪


けど最初はこの話し地球人側に主人公置いてました((


鬼族のイクとナル。そして謎の少女!

まだあまりキャラの説明出せていませんが自分はイク推しっす……(о´∀`о)うぺ。


でもツイッターで絵を上げて、エンゲージを見てみるとナルが意外とぶっちぎりで多かったです!そしてその次に少女でその次がイク……。

ハイ、最下位っす!!

これからびしびしイクの魅力をぶちだしていきたいと思います。


不定期ですが気長にお待ち下さいませ(´・ω・`)

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