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お師匠様は私の嫁です  作者: 稲田 優
プロローグ
1/21

【0】

2070年


数十年前に魔術というものが普及し、その魔術により人類は更なる力を求めあい今では世界中で戦争が勃発している、そしてここ、ラストリアは極稀な戦争に加担していない国の一つ、魔術は人々のために使い、国のために使う、それがこの国のルールだ、魔術と言ってもみんなが思い描くもののような魔法とは異り、実際のものは長ったらしい詠唱が不要となり、思い描いたものを実現する(人を操ったり洗脳する事は不可能)、聞くだけでは夢のような話だ、しかしそれには多大なイマジネーションが必要になり、魔力も必要不可欠になる、しかし、魔力がない人物も存在し、もちろん得意な魔術や不得意魔術もある、魔術を使える者は魔術師と呼ばれている、2050年ごろに義務教育という物は廃止され、独自で魔術を身に付ける事や優秀な魔術師に弟子入りする者達もいる、15歳にも満たない子供が国を収めている地域もあるほどだ、そして今年もこの時期がやってきた、この時期とは一年に一度起こる弟子入り競争の事だ、一人の魔術師が教えられる数なんていうのは当然限られている、そしてこの平和なラストリアでもそれは変わらず、今頃は多くの少年少女が旅立つ準備をしている頃だ。


-----ラストリアの隣国


「…行ってきます」


少女はポツリと呟き家を後にした。

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