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始まり

うん、書き出しはよかったがタイトルがダメだな。


小林が肩越しにノートパソコンを覗いてくる。


「うわ、ばっかおまえいきなり見てくんなよ」思わず声が上ずる。


「はは、わりいわりい」小林が頭に手を当てながら平謝りする。


俺は恥ずかしさを紛らわすため、ノートパソコンを閉じてできるだけ遠くの方を見る。


この建物は向かいと対になっていて、両方とも50階まである。


俺たちはその建物のうちの上部分の学校の生徒だ。


その下は寮になっていて、向かいの建物はいくつかの企業が入っている。


小林とは旧知の仲で、子供の頃はよく一緒に遊んだものだ。



小林君と呼ぶ声がして、金髪の女子が手を振っている。


彼女の名前はたしか、緑川しずく。


俺のことを「ハスキー君」というあだ名で呼ぶが、別に声が枯れているからそう呼ばれているわけじゃない。


おそらくというか十中八九見た目でそう呼ばれてる。





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