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女奉行捕物帖  作者: 浅井
熱風。そして腥風
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目の前で

 現場は信州の品物を扱う「やまが屋」だった。店は数寄屋町の一丁目。数寄屋橋御門のすぐそばであり、南町奉行所とは堀を挟んだ向かい側の位置関係だ。


「……やってくれるわね」

「……ええ。これは許せませんよ」


 忠春と政憲の二人は肩を震わせる。幕府の要人が斬られたということもある。だが、それ以上に月番である南町奉行所の真向かいで、この様な事件を起こす旗本奴達の幕府への舐め具合が大層腹立たしくさせる。

 急ぎ店の中に入ると見事に荒らされていた。店を案内した若い男は尚吾と名乗った。


「私がこの店の手代をやっております尚吾といいます。こちらが被害に遭った蔵です」


 尚吾は真っ先に忠春らを蔵に案内する。握り拳二つ分はあるであろう大きな錠前は外されていて、中で納められていた商品がそこらじゅうに散乱していた。

 蔵の奥へ進むと木箱が山積みになっていた。木箱の側面には”千両箱”と書かれているが、中身は空っぽで一両も残っていない。


「……それで捕らえられていた人々はどこに?」

「はい。店の方に集めております」


 忠春らは店の中に戻る。

 店の人々は一緒になっている屋敷に住んでいたのだが、死人は今のところ一人もいない。売上金を全て持って行かれたのだが不幸中の幸いなのだろう


「どうなってこうなったの?」


 忠春が問いかけると、若い男が話す。


「私と数人で店じまいをしていたんですが、そこに抜刀した男達が木戸を蹴り破って中に入って来たんです」

「それで襲撃に気がついたんですか」


 義親が相槌を打つと男は頷いて話を続ける。


「はい。そこで奉行所に知らせようと、共に店じまいをしていた丁稚を裏門から逃がしたら奉行所のお侍にお会いしたとのことでした」


 尚吾の脇にいる幼い女の子がその丁稚なのだろう。ずっと尚吾の着流しの裾を掴み、襲撃の恐怖で目の焦点が不安定だった。肌つやの良いふっくらとした頬を見ると怖くて泣いていたと思わせる白い涙の痕が伝っていた。


「連中の特徴は何か無いの? 例えば服装とか」

「はい。襲ってきた連中は全員揃いの格好をしておりました。色だって覚えております、なんせ……」


 忠春は息をのんだ。


「白い羽織を着ていたのです。あんな派手な着物を着て暴れまわる連中なんて、旗本奴くらいものもでしょう」

「……他に何か特徴はございましたか?」


 義親が聞くと、尚吾は数秒考え込んで答えた。


「他のものに号令をかけていた男は派手な刀を指しておりました。獣のような目をした男です」

「その刀って紅い鞘で蒔絵なんかや象牙細工なんかついてなかった?」

「ついておりました。旗本奴なだけあって傾いた男でした」


 続いて忠春が聞くと尚吾はしっかりと頷く。襲ってきた中に間違いなく水野忠之がいた。

 旗本奴が、それも頭領である水野忠之が江戸城の目の前に出張って来て堂々と店を襲撃したというのは想定外だった。またしても旗本奴に先を越されたことに、忠春らに悔しさが募る。


「それで、ケガをした人は誰なの?」

「はい。私どもの店主と、そのお客のお侍様がそうです」

「その客人が遠山様なのね」


 義親は頷いて言った。


「同心と京橋界隈を見廻っていたところに、この女の子がやって来たんです。同時に裏門から突入すると既に彼らはおらず、蔵はすっからかんで人々は縛られており、倒れた主人と遠山様を残すのみでした」

「それで奉行所にやって来たのね」

「その通りです。申し訳ございません」


 忠春は黙って肩に手を置き尚吾に聞いた。


「それと、人数は何人くらいで来たの?」

「私が見たのは5.6名でしたが、他に誰かがいたとは思えません。こう言っちゃなんなのかもしれませんが、連中は見事な手さばきとしか言いようがございませんでした」


 尚吾は自らを縛る様子を語りだした。実際に縛られた布切れを使って実演もする。手慣れた様子であったのは間違いない。

 そんな少人数で蔵の中身をごっそり持って行って10名以上いる店の者を縛り上げ、なお且つ主人と景晋を斬り伏せたのだ。それに縛られた人間にどうやったかを説明させたのだ。見事な手さばきだったのだろう。


「斬られた人は近くの町医者を呼んだので診てもらってます。先ほど聞いたら命に別条はないと言っておりました」


 手代の言葉で忠春らは胸をなでおろした。景元にいたっては足をガクンと落として地面にへたり込む。とにかく最悪の事態は避けられた。


「……相手は荒事に慣れている様子。過去に起きた事件も同じ連中と見るのがスジでしょうね」


 政憲は言う。忠春も同じように感じていた。


「でも、なぜこの店を選んだのかしら」

「氷じゃないでしょうか。この暑さで氷を扱う商店が儲けていると踏んだのかもしれません」


 冷静に政憲が分析をしていると、隣にいた尚吾が握り拳を上げる。


「なんともツいていない話ですよ。氷を扱っているというだけで、売上金もほとんど持ってかれる。何かあったら困ると踏んだからこそ高い金を出して日本橋に店を出したというのに、こんなんじゃやってられませんよ!」


 尚吾は降り上げた拳を壁に叩きつけて叫んだ。目じりからは数滴の涙が見える。


「お気持ちはわかります。でも、自分を痛めつけても何も解決しませんよ。ここは、落ち着いて下さい」


 義親が自制を促すのだが、よっぽど応えたのだろう。尚吾の怒りは止まらない。


「落ち着いていられますか! こっちは生活が掛かってるんですよ! あなた達は仕事が無くても蔵米で食っていけるでしょうが、私たち商人は金が無ければ生きていけないんです。私どもには幕府との大きな繋がりがある訳でもない。そこに、幕府から氷の話が舞い込んで来て大きな商談になりそうだったのにこのザマです! 与兵衛様が一代で築き上げてきたもが壊されたのを、アンタ達はみすみす見逃したんだぞ! 今まで一体何をしていたんだ!」


 尚吾の言うことはもっともだった。江戸城の、それも奉行所の目の前に店を構えていたのに襲われたのだ。落ち着いてくれといって落ち着いてくれるわけも無い。忠春らは黙って話を聞くしかなかった。

 店の奥に行くと布団が二つ敷いてあり、そこに老人二人がこげ茶色の着流しを着た町医者に手当てを受けていた。

 老人の一人は傷が浅かったようで、忠春らがやってきたのに反応して床から上体を起こした。


「私はこの店の主をやっております与兵衛と申します。手代の尚吾の声が聞こえました。アイツは無礼な口を聞いておりましたが、このありさまで気が立っているのでしょう。どうかお許し下さい」

「彼の言うことは間違っていないわ。こちらこそ申し訳ありません」


 忠春は率先して頭を下げる。横にいた政憲らも同じように頭を下げると、与兵衛はかしこまって言った。


「いやいや、お奉行様が頭を下げることではありません。それで、私どもが見たことを話しましょう」

「お願いします」


 再び忠春が頭を下げると店主は話しだす。


「私どもが話していた所に一人が襲いかかって参りました。しかし、そこに臥せっている景晋様が刀を抜いて戦ったのです」

「景晋様がですか」


 忠春らは床に臥せっている景晋に目をやる。


「はい。一人と対等にやっているともう一人男がやってきたのです。他の連中よりも小奇麗な恰好をしておりました。鞘の金細工や象牙細工は見事な者でしたから、ヤツが襲ってきた連中の頭領格なのでしょう」


 与兵衛は力強く言う。自らが襲われている状況でよく見ていたものだと忠春は感心し、その訳を聞いた。


「そりゃ商人ですからね。店にやって来た人の恰好は覚えるようにしているんです。そうすればお客様と密な話が出来て、相手により良いものを買ってもらうようになりますから。それが初見の客であっても強盗であってもね」


 痛みに顔を引き攣らせながらも、与兵衛は柔和な顔を緩ませる。


「さすがは店主ってところなのね。それで、景晋様は大丈夫なの?」

「はい。出血も収まっているので安静にしていれば大丈夫でしょう」


 横で診ていた町医者が答える。景晋の顔色は悪くなく肩口から腹にかけて包帯が巻かれているので外傷だけで済んだようだった。


「へ、へっ! 死に損ないめ! 歳の癖にカッコつけるからこうなんだよ!」


 景元は口角をほのかに上げた青ざめた顔をして、臥せている景晋を指さして言う。


「ったく、こんなときぐらい素直になりなさいよ」

「……」


 忠春は呆れながら景元の頭を小突くと、景元はそっぽを向いた。その肩は小刻みに震える。

 一つため息をつくと忠春は指示を出す。


「現場処理は義親に任せるわ。志郎、アンタは八丁堀に行って与力・同心たちを叩き起こして奉行所に集めなさい。私たちは奉行所に戻りましょう」


 義親と志郎が返事をして頭を下げると、忠春らは店を後にして奉行所へと向かった。





 忠春らが奉行所に戻るとぽつぽつと与力・同心たちが集まりだした。

 体力のある若い与力・同心を中心にして選抜隊を組み、交代制にして江戸中を夜通しで捜索に出させるが、この暗がりと入り組んだ裏路地では期待は薄いだろう。


「そう言えばアンタ旗本奴にいたんでしょ? だったらアイツらの潜伏先とか知らないの?」


 忠春は思いつき、側にいた景元に期待を込めて聞くも、色よい返事は返ってこなかった。


「こればっかりは分かりません。ヤツ等も利口ですんで隠れ家は毎度毎度変えるんです」

「まぁ、一か所にとどまるってわけも無いわよね」

「それにヤツ等にゃ人気があります。奪った金も自分らで使うこともありますが、かなりの額を貧乏旗本や無宿人に分け与えていますからね。世話になった連中はこぞって奴らを庇いますよ」

「……義賊気どりってわけか。気に食わねえな」


 景元の言う通り、連中の行動によって救われた人間がいる。それは変えようのない事実だった。

 しかし、衛栄は”義賊気どり”と毒づき、言葉を続けた。


「にしても、幕府の幹部が襲われたとなっては北町も重い腰を上げざるを得なくなる。旗本奴の連中も派手な動きは出来ないでしょうな!」

「それは違うな」


 衛栄が言うと景元がそれを遮った。


「ほぅ、何が違うんだ?」

「連中は日本橋の大店を狙う」


 景元がそう答えると衛栄は呆れた顔をする。それはその場にいた全員がそうだった。


「何言ってんのよ。わざわざ江戸のど真ん中にある日本橋の店なんて……」


 忠春が代表して言うのだが、途中で言葉が詰まった。


「……景元殿に理があると思います。この一件はあくまでも陽動であって、真の狙いは違う所にあるのかもしれません。それに、此度の襲撃が成功したことによって、不本意ながら我々の信頼は地に堕ちたといっていいでしょう。そうなると我々の忠告は届かず、町衆の信用を得られないために日本橋界隈の警備が疎かになるやもしれません」


 政憲も景元に同意をする。


「さすがは政憲様だ。そういうことですなんですよ姉御。そうだ、なんなら俺に任せてもらえねえか?」

「ア、アンタに任せんの?」


 珍しく景元が立候補し、忠春は驚きの声を上げる。


「お願いだ。あれだけ常に付きまとって姉御に迷惑をかけたし、奉行所に入ってからこれといった働きもしてねえ。だけどよ、俺だってやる時はやるんだってのを証明してえんだよ。後生だ。頼む!」

「アレが迷惑だったって自覚はあるのね……」


 忠春の小言を無視して景元は必死に頭を下げる。

 衛栄は首を傾げる。忠春は政憲を見た。政憲は黙って頷く。


「……わかったわ。同心数名をアンタに付ける。何かあったら必ず奉行所に報告しなさい」

「ああ。姉御の期待は絶対に裏切らねえからな」


 胸を大きく叩くと奉行所を後にした。

 再び忠春は政憲の顔を見て言う。


「アンタ、本当にそう思ってんの?」

「ええ。彼の言うことはあながち間違っていないかもしれません」


 一緒になってやっていたのだから、景元の言うことに信憑性はある。


「政憲様まで何を言うんですか!」

「真に旗本奴が武士の救済を願っているなら、高利貸しの集まる日本橋室町界隈を狙うでしょう」

「……そこまでする?」


 衛栄は再び首を傾げ、忠春は怪訝そうに聞き返す。わざわざ危険を冒してまで狙う価値があるのかわからない。


「そこなんです。彼らがどこまでやってくるのか全く分かりません。それゆえに行動が掴めないんですよ」


 軽く笑って政憲は肩をすくめる。そこまでは計り知れないということだろう。


「まぁいいわ。明日にでも日本橋界隈に捜査網を張って町年寄にも報告をしておく。『近いうちに日本橋で襲撃があるかもしれない。用心しておくように』って。私たちの声が届くかは分からないけどね」

「それが良策でしょう」


 政憲が言うと、忠春はため息交じりに呟く。


「しかし、勘定奉行を守れなかったとなっては、色々な所から文句が飛んできそうね」

「罪人や要人を移送中に起きた訳じゃないのでそれほど心配はないと思いますが、平素より治安に関して色々といわれてますからね。そちらの方がよっぽど問題ではないでしょうか」

「……そうよね。まずは金四郎に期待するしかないわね。大丈夫かしら」


 忠春は再びため息をついた。






 その夜だった。

 芝の浜松藩中屋敷、つまりは水野忠邦の屋敷に暮れ五つを迎えると、女性が供の者も連れずに一人やって来る。

 女性が門を叩くと門番がやって来る。普通であれば、こんな夜更けに何事だと面倒くさそうにして応対をするだろう。


「……私だ。通せ」

「”私だ”だぁ? んな夜更けに名も名乗ら……」


 若い門番は面倒くさそうに対応しようとする。意識がはっきりして女性が冷たく言い放つとすぐさま姿勢を正す。


「これは耀蔵様! 今日は忠之様はお出ででは無いのですか?」


 忠之について聞いたのは、門番が不思議に思ったからなのか、ただ眠気が覚めていなかったからなのかは定かでない。

 いつもであれば男一人と女一人がやって来る。つまりは忠之と耀蔵の二人がやって来るのだが、この日は違った。


「……余計な口を叩くな。さっさと門を開けろ」

「出過ぎた真似をして申し訳ございませんでした! ど、どうぞ……」


 耀蔵が切れ長の目を細めて睨み付けると、門番はすぐさま閂を外し平伏する。


「……まぁよい。ちなみに今日、忠之は来ないぞ。いや、当分顔を見せることはないだろうな」

「ははっ! そうでございましたか……」


 門番は耀蔵が口を開くと逐一反応をする。脇を開き頭を地面に付けているので、脇腹がガラ空きであった。耀蔵はその脇腹を大きくけり上げる。


「……余計な口を叩くなといっただろう。聞こえなかったのか?」


 脇腹を抱えて門番はその場にうずくまる。耀蔵は舌打ちをし、門番の月代めがけてつばを吐く。それから、ほのかに口角を上げると忠邦の寝所へと向かって行く。

 寝所の襖を開く。室内は行燈と火鉢があり、その横に書机があるのみの、江戸で権勢を誇る水野一派の出世頭には似つかわしくない質素な部屋である。

 書机に向かいあっていた忠邦が耀蔵の方を向いた。


「……耀蔵か。ご苦労だ」

「今夜もお招きいただきありがとうございます」

「ふん、毎夜のことだろう。それにちょうどよかった。一つ聞きたいことがある」


 忠邦は耀蔵を側に呼び寄せて言う。


「上様が氷を欲しがっているって話を聞いた。突然どうしたんだ」

「はい。この暑さで冷たいモノが欲しいと仰られましたので」

「それで氷をか。それで、加賀藩にでも頼んだのか?」

「いいえ、加賀藩の氷室には氷の在庫が無いとのことでした。なので勘定奉行に申しつけをしておきました」


 耀蔵の言葉を聞くと満足そうに答える。


「勘定奉行に丸投げか。悪くない選択だ」


 小さく微笑んだ忠邦は耀蔵の肩を抱き寄せた。耀蔵は顔を赤らめて小さく喘ぐ。

 それから忠邦の寝所の襖が小さく開き、狭い隙間に一通の文書が差し込まれた。


「どうかなさいましたか?」


 耀蔵が聞くと忠邦は文書をパッと開く。


「どうやら、忠之からのようだ」

「……なるほど」


 忠邦は返事をしながら文書を読み込む。

 右から左に目線が移るにつれ、忠邦の体が小さく震えだす。


「……ふ、ふざけんじゃねえ!」


 途中まで読むと、大声で叫び紙を破り捨てる。


「忠邦様、大丈夫ですか」

「糞がっ! あのバカがやりやがった!」


 紙を振り乱して壁を大きく殴る。壁は小さく軋み、静まり返った屋敷に緊張が走る。


「あのクズは町人どころか勘定奉行を斬りやがった。んなことを命じた覚えはねえぞ!」

「そうですか……」


 忠邦は息を切らして怒りで震えるが、耀蔵はいたって冷静でいる。


「もういい。アイツはもう駄目だ。使い物にならない。加減って事を知らねえのか!」


 クソッっと大声でいうと忠邦は一気に冷静になる。乱れた髪を指で直して耀蔵に命じた。


「……作戦決行だ。忠之を殺せ」


 耀蔵はにっこりと微笑むと、汗で湿った体を忠邦に寄せる。


「……承知いたしました」

「ああ、しっかりと頼んだぞ。老中連中はアテにならないし、忠之は俺の手に負えない。これ以上アイツが勝手を利かせば全てが台無しになる。もう、お前だけが頼りなんだ」


 忠邦は弱音を吐きながら、耀蔵の細い体を荒々しく抱きしめた。


「忠邦様、ご安心ください。私はいつまでも忠邦様のお味方です」


 耀蔵は微笑み返し、白く細い腕を忠邦の腰にまわした。そして、ねっとりと濡れた唇を捧げ、浜松藩中屋敷の夜が更けていった。


用語解説


『江戸と氷について』 冷蔵庫の無い江戸時代、氷は大変貴重なものでした。百万石の加賀藩は献上用に氷室を持っていて、氷の朔日って呼ばれる日に合わせて幕府へと献上してました。

 金沢から江戸への運搬手段は当然人力。リレー方式で運んでいったそうです。長い距離と日にさらされるということもあって、将軍の口に入るのはコップ一杯ほどだけだとか。

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