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女奉行捕物帖  作者: 浅井
夏風に咲く徒花
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佐々木道場

 忠景は奉行所に付く頃には日は暮れかけていた。千駄ヶ谷の方へと陽が落ち空は赤く染まる。暮れ六つを知らせる鐘が本石町から鳴り響き、南町奉行所へ鐘の音が届いた。

 二人が御用部屋へと入ると、忠春と政憲の二人がいた。


「ただ今戻りました」

「御苦労さまね。何か収穫はあったの?」


 忠春が聞く。


「町人と旗本奴の集団とのもめ事に遭遇いたしました」


 忠景は目を伏せて言った。

 一報を聞いた最初は、忠春も興奮したように反応したのだが忠景の目を伏せた姿を見て、結果は芳しくないことを察した。


「……そうなの。他に何か解ったことはある?」

「手配書どおりの格好をしておりました。それと、幹部級の男はなかなかの腕前でした」

「中々やるじゃないの。もしも人数が足りなかったら適当に連れて行っていいわよ。なんなら私が行くわ」

「ありがとうございます。場合によってはよろしくお願いします」


 忠景は静かに頭を下げた。


「それにしてもアンタ、今日はやけに喋るのね。いつもは一言二言しか話さないのに」


 不思議そうに忠春は忠景を見つめた。


「……申し訳ございません」


 忠景は頭を下げた。


「いや、別に謝ることじゃないわよ。それと揉め事はどこであったの」

「浅草の聖天町近辺です」

「浅草ねえ…… 浅草寺のある所らへんでしょ?」

「はい。その通りです」


 忠景の言葉に忠春は疑問を持った。


「あの辺って町人の自治が強いから揉め事とか起き辛いって話だったんだけどね。最近はそうでもないのかしら」


 忠春はふと考え込んだ。

 そもそも奉行所は町政に関して全て町役人に一任している。八百八町と呼ばれる程に広大な江戸の町を、せいぜい百数人しかいない人間で賄うなんてことは不可能だからだ。

 そのため、大まかな政治指針は打ち出すのだが、細かい業務内容に関してのみ、町役人に委任しているのだ。

 貧富などは町によって差は出るのだが、これまでなんとかやって行けてきた経緯がある。忠春も町役人に関しては、ある程度の信頼を持ってやってこれていた。

 それに、ユスりタカりといった類いの事件は、町役人の管轄となっている。しかし、旗本奴が絡んでいるとすれば話は別だ。町役人が嫌がろうが介入するしかない。


「確かにそうですね。忠景殿の話しは中々興味深い話です。詳しく聴かせて下さい」


 政憲も深くうなずいて、忠景は事の顛末を説明した。





 忠景は簡潔に説明をした。ただ、佐々木秋については伏せて説明をした。


「なるほどね。一人の男に六名の旗本奴が絡んでいたという話ね。その襲われた男の所在はつかめてないの?」

「……はい。不明です」


 忠景はまたも目を伏せていった。


「それなら仕方ないわね。この一件は忠景に任せるわ。さっきも言った通り人員はいくらでも使っていいから、必ず捕縛してね」

「承知いたしました」


 忠景は返事をし、平伏した。


「……それと、その背後に居る身なりの汚いおっさんは誰なの?」


 忠春は手にしていた扇で、忠景の後ろに居る男を指した。

 指名を受けて、周作は顔を上げた。


「私は伊藤忠景殿の目明かしをしております、千葉周作と申します」

「は、はぁ?」


 上座にいる忠春は声を上げて驚いた。横に居た政憲も同様であった。


「いや、アンタみたいな名のある剣豪がこんな所で油を売ってる訳ないでしょ。冗談にしてはなかなか面白かったから許すから、さっさと本当の名前を教えなさい」

「そう言われても、私は千葉周作成政と申します。嘘は言っておりません」


 周作は胸を張り毅然と言った。放たれた言葉に一変の曇りを感じさせない。

 忠春も言葉の真偽を確かめようと、忠景に目をやった。忠景も黙って頷いていたので、忠春も信じるしかない。


「はい。彼の腕は確かです。千葉周作に相違ないと思われます」

「そ、そうなの…… それで周作先生はなぜこのような事を?」


 忠春は想定外の事態に驚きつつも話を聞いた。


「まぁ色々ありましてね。こうやって日銭稼ぎでやっています」


 周作は恥ずかしそうに言うのだが、妙に堂々としている。

 忠春は関八州一の北斗の男から”日銭稼ぎ”などとは聞きたくなかった。それは政憲も同様だったらしく、新しい提案をした。


「いや、あなたほどの剣士であれば、同心として雇いますよ。今すぐ十手を……」


 政憲がそう言うが、周作はその提案を断った。


「いやいや、お気持ちはありがたいんですが、私は忠景殿に仕える身。今さら鞍替えなんて出来ませんよ」


 周作の横に居た忠景も驚いた顔をしている。


「へぇ、なかなか義理堅いのね。私も気にいったわ。忠景をしっかりと支えてあげなさい」

「ヘヘヘ、ありがとうございます」


 それを聞いた忠春も上機嫌になり、笑顔で答えた。周作もそれにつられて自然と笑顔となった。


「それじゃ二人ともいいわよ。今日は御苦労さまね。適当に休んで明日に備えてちょうだい」


 忠景と周作の両名は再び平伏し、御用部屋を後にした。

 御用部屋には忠春と政憲の二名が残された。いい話ではあるのだが、事件そのものに違和感が残る。


「それにしても、浅草みたいな町で旗本奴が絡んでくるなんて不思議ね」

「はい。特に浅草は自警組織がしっかりしていると、宮本殿からの報告がありましたが」


 二人は考え込んだ。

 この手の自警組織は、古い町ほどしっかりしているものだ。しかし、こういった事件が奉行所まで上がって来ると、いくらか不安を覚えてしまう。


「町役人ばかりに任せないで、私たちの方でも探ってみた方がいいかも知れないわね」

「確かに。こういうときは……」


 政憲が名前を上げようとした。忠春にも同様に一人の女性の顔が浮かぶ。


「文ちゃんね」

「その通りです。情報通の彼女に頼めば手早く済むでしょう」


 政憲にも同じ顔が浮かんでいたようだった。こうなって来ると話し早く進むだろう。

 しかし、彼女には前科がある。忠春はそれを不安視した。


「といっても彼女一人じゃ不安よね。好慶辺りにでも手伝わした方がいいわね」

「ええ。私の方から彼に伝えておきます」

「よろしく頼んだわよ」


 忠春がそう言うと、政憲は御用部屋を後にした。

 話を終えて、自分も執務部屋へ戻ろうかと襖を開けた時にふと思い出した。


「って、文ちゃんに好慶に忠景って、前に”やらかした”三人よね。大丈夫かしら……」


 忠春は再び考え込みながら御用部屋を後にした。





 翌日、忠景は再び浅草に赴いた。

 男装の麗人に、白服の旗本奴たち。気になる点がいくつもあった。

 まずは佐々木秋について話を聞き出そうと、忠景らは昨日に行った茶屋てら屋へとやって来た。


「……主人、昨日は世話になったな」

「ああ、昨日のお武家さまですか。本日は何を頼みますか?」


 茶屋の主人が手揉みをしながら忠景に応対をする。


「茶と団子を二つ頼む。それと聞きたい事があるのだが」

「へい。なんでも仰ってください」

「昨日の女子は何者なんだ。詳しく教えてくれ」


 忠景の言葉で、主人の顔色が変わった。

 白く長い眉が垂れ下がり、一人で「ホッホッホ」とニタニタと微笑んでいる。


「お武家さまも中々変わった御趣味があるんですなぁ。いやぁ、若いとはいいですなぁ」

「……親父、何が言いたい」


 茶屋の主人はニヤリと微笑み答えた。


「いやぁ、冗談ですよ。ええ。秋ちゃんについてお話しましょう。今、茶と団子を用意しますので少々お待ち下さい」


 そう言うと、主人はニタニタと微笑みながら店の奥へと消えた。

 忠景は「なんなんだ」といった表情でぼんやりとしていると、横に居た周作も同じようにニタニタと微笑みながら


「やっぱ江戸は面白いな。上毛のカッペ共とは何かとは大違いだ」

「……アンタも何が言いたい」

「別に何でもねえさ。それより話を聞いてどうするんだ?」


 周作の表情は笑顔から真剣なものに変わる。


「秋とやらの元に向かい、先だっての話を聞く」

「なるほどねえ。しかし、そう簡単に話すと思うか?」


 それも道理だった。助けてもらって早々に、張り手を食らわせるような女だ。馬鹿正直に話すとは到底思えない。


「……ならばどうするのだ」

「まぁ、茶屋の主人に話を聞いてから考えようぜ。実は生真面目な娘って事があるかもしれねからな」

「そうとは思えぬがな……」


 周作は励まそうとするが、忠景は再び考え込むと、茶屋の主人が戻って来て団子を置き、話を始めた。


「秋ちゃんは剣術道場の師範を務めておりまして、なかなかの腕前でございますよ」


 周作は驚き交じりに答えた。


「あの女子が一人で道場を切り盛りしているのか」

「はい。といっても、亡くなった父親の友人である、浅草の町役人も勤められる宮本様がご後援されているからやって行けているとの話ですね」


 忠景は「なるほど」と納得をした。いくら女傑とはいえ、一人で道場を切り盛りするには少々手が足りない。だが、地元の町役人が後ろに付いていれば多少の融通は利くだろう。

 横にいる周作は、二人で交わされている話の流れにいまいち付いていけていない。小声で忠景に説明を求めた。


「なぁ、宮本様ってのは誰なんだ」

「宮本小十郎殿だ。この辺の名士で、かつては上方で藩の剣術指南役をやっていた男だ」


 忠景は小声で簡単な説明をした。

 小十郎は古株で、10年以上浅草で町役人をやっており、品行方正で、高潔な男として町奉行所からの信任も厚かったと、与力達から聞いている。


「どうかなさいましたか?」

「いやいいんだ。それと秋殿の父親というのはどのような方だったんだ?」


 茶屋の主人はひねり出して言った。


「若い頃から聖天町随一の、いや、江戸でも随一の剣客でここいらで慕われておりました。ただ、ほんの昨年に亡くなってしまわれましてね。突然の病だとかなんだで」

「そうなのか。秋殿も良い腕をお持ちだが、亡くなられた父親というのも腕前も中々のものだったのだろうな」


 忠景の言葉に茶屋の主人は自分のことの様に嬉々と話した。


「そりゃもう達人でございました。”主水殿の剣技は江戸一!”とも言われておりましたからな」


 茶屋の主人は懐かしそうに語った。よっぽどいい思い出だったのだろうか、目には涙も浮かんでいる。


「その達人から教わったからこそのあの腕前なんだな。父親とも一度お手合わせ願いたかったものだな」


 周作も納得したように頷いた。


「して、その秋殿の道場はどこにあるのですか」

「猿若町から山谷堀へ向けて歩いて行くと西方寺というお寺さんがございます。その左隣に道場があります。道場の前には四つ結い紋の幟旗が立っているので分かりやすいかと」


 茶屋の主人は山谷堀の方角を指差した。


「西方寺脇の幟旗か。ありがとう」

「いえいえ、このてら屋を奉行内で話題にしてもらえればそれだけで幸いでございます」

「ああ、話しておこう」


 そう言うと、サッと団子を食べ足を運ぼうとした。

 すると茶屋の主人が忠景の袖を掴んだ。


「……どうした主人」


 茶屋の主人は辺りを見回して誰も居ないことを確認し、耳打ちで話した。


「秋ちゃんは面倒な揉め事に巻き込まれています。助けてあげて下さい」

「……ああ。承知した」


 忠景がそう言うと、茶屋の主人は深々とお辞儀をして見送った。





 てら屋を後にしてすぐのこと。

 周作がふと思い出したように、忠景が着ていた奉行所の黒い縮緬羽織を指して言った。


「そう言えば、あの時と同じ格好であの女子と会うのはまずいんじゃないのか?」

「別にそんなことは無いだろう。さっさと行ってさっさと聞きだした方が……」


 間違ったことはいっていない。さっきだってこのまま話を聞いたところで素直に話すか、なんてことを二人で話していた。

 しかし、忠景は周作の申し出を聞くと、得体のしれない不安が襲った。


「いやぁ、やっぱり忠景殿は若いな。こういう際は身を隠した方がいいんだ。あくまでも情報収集の段階なんだろ? わざわざ奉行所だというのがバレる服装というのは得策ではあるまい」


 周作は腕を組み自慢げに語った。

 確かに無用の警戒心を持たせるのはよろしく無いだろう。しかし、いまいち納得がいかない。忠景が周作を睨み付け、口をつぐませている間も周作の話は続いた。


「幸い此処は猿若町だ。芝居用の装束や髪結いなども多く揃っている。適当に買って着替えていけるぞ。服装は俺が指定してやろう」

「いや、服は自分で……」


 忠景は断ろうとするのだが、周作は一向に引かない。


「いや、俺が選んでやろう。人生経験も豊富だからな。忠景殿に見合った装束を考えてやるさ」

「……それじゃあ頼む」


 稀代の剣客にここまで言われると断れない。結局、忠景は押しに負けて周作に装束を任せることにした。

 半刻程で装束が揃った。忠景の姿に、道行く人からの視線が忠景へと集まる。嫌な予感ほど的中するものだ。この時も忠景の予感は的中した。


「茶筅髷に眼帯とは…… 俺はどこの柳生十兵衛だ!」

「いやぁ、中々サマになってると思うぜ?」


 忠景は顔を赤くして問い詰める。茶筅髷など戦国時代の流行だ。今時こんな髪型をするのは歌舞伎役者くらいのものだろう。

 この恰好をする以上に腹立たしいことがあった。それは周作の着替え姿であった。


「それになんでお前は総髪なんだ! 俺とは全く恰好が違うではないか! もっとなんかあるだろ!」


 柳生十兵衛姿の忠景とは違い、周作の姿はズタボロの着流しから、紺地の新しい着流しに着替え、髪型も毛を全て後ろに流した総髪に結い直しただけであった。ただの一般人か、ちょっとした兵法者だ。


「まぁいいじゃねえか。この姿ならあの時とは別人に化けきれているからな。それに、お前の方がカッコイイと思うぞ?」


 ケラケラと笑いながら話す周作の言葉に説得力は無い。周作の頬に張り手を一発見舞わせて、忠景は額にしわを寄せながら黙って徒を進めた。





 秋の道場へは、今戸橋沿いの通りにあるとら屋から歩いても遠い距離では無かった。

 町名の由来でもある待乳山聖天を横目に眺めつつ歩いていると、左前方に西方寺と白地に幟旗が見えた。

 白地の幟旗には四つ結い紋が黒く染められており、道場の正面につくと”天真一刀流佐々木道場”と筆で荒々しく書かれている。

 ”天真一刀流”。この文字を見て忠景は何か思い出した。


「……おい、天真一刀流って寺田宗有先生が創始した流派だよな?」

「ああ。宗有の爺には世話になってたしな。それで間違いないと思うぜ」


 周作は答えた。本人が直に教わっているのだから間違いないだろう。


「ということは、秋殿の父親はアンタの兄弟子だったんじゃないのか? 何か覚えていないのか?」


 周作もハッとした。町役人の宮本小十郎と同い年だとすれば歳は50近いはずだ。少々歳は離れているが、同時期に道場に居た可能性は高い。

 忠景は期待していたのだが、当の本人はあっけらかんとしてる。


「い、いやぁ、それがさぁ、いまいち覚えていないんだよ。俺は宗有の爺に付きっきりで教わってたからな。同門の弟子たちとは付き合いが無くてさ……」


 悪びれずにケラケラと笑う周作の姿に、忠景は心の中で舌打ちをした。


「……それにしても、なかなか簡素な道場なんだな。いかにも町の道場って感じだな」


 周作は扉を眺めて言った。背丈ほどの腕木門と板張りの塀。質素ではあるがしっかりとした造りになっている。


「なんだ、道場とはこんなものではないのか?」

「まぁな。俺の通っていた中西道場は半端じゃないくらいにデカかったからな。なんせ破風造りの門構えで、バカみたいな人数も居たしな。まぁそれで嫌気がさしたんだけどな」


 周作は一人で中西道場時代を述懐している。

 すると、突然道場の扉が開いた。


「私の道場の前で騒がしいぞ。何用だ」


 忠景らをまじまじと見つめているのだが、これが忠景だとはばれていないようだ。


「それに茶筅髷に眼帯とは、お前はどこの柳生十兵衛なのだ。そんな格好のものは生まれてから初めて見たぞ」


 秋の言葉で周作が噴き出した。忠景は横目で睨みつけるが周作は口を押さえている。

 忠景は顔を赤らめながら言った。


「け、剣を秋殿に教わりに参りました」

「私も同じです。秋殿に教わりに参りました」


 二人は声を揃えて言った。

 それを聞いた秋は態度を一変させた。


「そ、そうなのか! よし、中で茶でも飲むがよい」


 土手沿いで会った女と同じ人物だとは思えなかった。

 格好こそは一緒だが、こっちは愛嬌に満ち溢れた年ごろの普通の女子だ。


「……本当にあの時の女子なのか?」

「俺にも分からん。とりあえず中に入ろう」


 忠景と周作は顔を見合わせ、釈然としないまま道場の中へと入って行った。

久しぶりに用語解説


『山谷堀』今の浅草辺りにあったお堀。隅田川から上流へと進んでいくと、半ばらへんに新吉原がある。


『寺田宗有』てらだむねあり。中西一刀流の流れを汲む、天真一刀流の創始者。若い頃の千葉周作も稽古を受けていたようで、宗有などに指南されてメキメキと道場で頭角を現していきます。


『町役人』今でいう町の自治会。町の自治を取り仕切る。以前は奉行所が行政を担っていると書いてあった気がするんですけど、間違っている訳ではありません。行政自体の方針は奉行所が決め、実際の業務を取り仕切るのが町役人という感じです。身分は町人なんだけども、一部では名字帯刀が許されていたケースもありました。下手な武士よりも金を持っていて、なお且つ帯刀出来るので、中々悪さをする町役人がいたなんて妄想も膨らみますね。

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