マサオがゆく(二百文字小説)
掲載日:2010/12/12
俺はマサオ。ある国の最高権力者の長男だ。
でも俺はそんな血塗られた家系が嫌で国を出た。
今は気ままな放浪生活さ。
そんなある日、弟が後継者に指名されたという話を聞いた。
「関係ないね」
俺は記者達の質問に答えた。
「弟さんが後継者に選ばれた事についてご感想を」
俺は記者達を睨んで行った。
「個別の事案についてはお答えを差し控えます」
某国の元法務大臣の名台詞の真似だ。
唖然とする連中を尻目に俺は搭乗ゲートをくぐった。
ちゃんちゃん。




