それいけ!マカロンマン!
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僕はマカロンマン!!甘いマスクが魅力の(自称)スーパーヒーロー(自称)さ!!別にアンパンマンの仲間ではない。ただマカロンが大好きなだけだ。
さて、今日もあわれな女の子たちを救いに(という名目で歌舞伎)町へ……としたいんだが、一つ問題がある。
僕の眼の前には、なんとデカめのエスキモー犬、それに刃物を持った屈強な男!!僕は犬が嫌いだ!屈強な男も嫌い。ついでに、逃げ惑っている女の子たちを助けなければ!!
「絶対領域!!」
かっこよかったから言ってみただけで、特に意味はない。そして僕は奥義を繰り出す準備をするのさ。
「行くぜ!!!!マカロンパンチ!!!!」
マカロンパンチは犬の喉にクリーンヒット!!犬の顔が凹むが、すぐにもとに戻った。なんてタフネスだ。やっぱり僕は犬が嫌いだ。だがしかし、僕は諦めないのさ。
「マカロンサンダー!!」
僕は股ぐらから雷魔法(と思い込んでいるが実際はただの黄色い液体)を発射した。あまりの臭さに犬と男は地面に倒れ込み、女の子たちから黄色い歓声(と本人は勘違いしているが、本当は悲鳴)が上がる!! 僕はかっこよく(自認)ポーズを決め、女の子に通報を頼んだのさ!!!
「そこの君、警察を呼んでくれないか?」
「は、はい……!!」
十分も経たないうちに警察はやってきた。
「お巡りさん、こっちです!!この男が不審者です!!」
僕は男を突き出した。警察は男に手錠をかけ、そして僕にも手錠をかけた。
「は?」
「公然わいせつ罪で逮捕する!!」
あ、そうだ。
僕、裸だわ。
「で、君はなんで裸で歌舞伎町にいたの?」
僕は今、取調室にいた。
「すみません」
こういうときは謝るに限る。
「ごめんで済んだら警察はいらないんだよ」
流石に駄目か。いっそのこと開き直ろう。僕は何も悪くない。
「戦闘中に破れました!!」
本当はただ服を着忘れただけなのだが。
「死刑!!」
なんですと。
僕は死刑囚になり、今は監獄の中だ。くそが。
しかし僕はマカロンマン。僕の魂はここで諦めるほど甘くはない。マカロンマンだけど甘くはないのさ。僕は脱獄する計画を考えた。結果、できたプランがこれ。
1.僕の雷魔法(自称)を発射し、監獄の鉄格子を壊す
2.ガードマンの目を掻い潜って逃げる
3.ガードマンに気づかれたら、近くの湖に飛び込み、泳いで逃げる(ガードマンは銃を持っているし、防弾チョッキを着ているので泳ぎづらいだろう)
4.家に立て籠もる
完璧だ。いざ参る。
「ライトニングブラスト!!」
僕は雷魔法の詠唱をした。なお特に意味はない。かっこよかったから言ってみただけだ。
「おいお前、うるさいぞ!!」
……ガードマンに見つかってしまった。時間をおいて再度ためそう。
一時間後。僕は虎視眈々とチャンスを伺い続けてついにチャンスが来た。よし、ガードマンはいないな。
「ライトニングブラスト!!」
僕は雷魔法(自称)を発射した。強力な雷鎚が監獄の鉄格子を穿つ(ように見えるが、実際はウォータージェットの要領で黄色い液体を発射しているだけだ)。周りにガードマンがいないことを再度確認し、廊下に飛び出す。そして階段を下る。
「おいお前逃げるな!!」
まずい。ガードマンに見つかってしまった。だが、なんとしても湖までは逃げ切るのさ!!僕は自慢の走力(50m走9秒台)を活かし、監獄の門を出た。湖まではもうすぐさ。僕は無我夢中で走って、ついに湖に飛び込んだ!!
……浅いし小さい。
これ、池だわ。
ガードマンたちが池の周りを取り囲むようにずらりと並んだ。だが、僕は諦めないのさ。モグラのように穴を掘って逃げ切ってやる!!
うおおおおおおお!!僕は雷魔法(自称)で穴を掘る!!そして進む!!
その時、僕の頭の上から光が差し込んだ。
「あ。」
上にはガードマンの顔。ガードマンたちは、僕が行く場所を予測して上から迎撃する予定だったのか!!
「ふっ、仕方ない……。君たちのほうが一枚上手だったか……。」
今更惨めったらしく足掻くのは美しくない。僕は潔く(穴を掘るなどさんざん悪あがきをした後に)投降した。
どうやら明日、電気椅子らしい。僕は雷魔法の使い手なのでなんとかなるだろう。その後、脱獄にもう一度挑戦しよう。今度こそ絶対に家に帰ってやるのさ。
翌日。
「うわああああああ!!痛いいい!!!しかし僕は諦めないぞおおおお!!!!」
そんなになんとかならなかった。
『それ池!マカロンマン!』Fin.
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