表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移!?一般女子ゲーマーが死にゲー高難易度虫ダンジョンの主人になりましたが、少しゲームジャンルと違うような?  作者: 吉田 亜蓮
第二章 新たな仲間達と魔王軍

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

282/616

オビリオンの調査

 オビリオンは魔王様に黒い人型モンスターを調べるように言われ、仕事が増えた事に彼は怒っていた。


 廊下を歩き黒い人型モンスターが現れると、彼は黒い人型モンスターを蹴り倒していた。手には書類俺は書類整理をしながら、黒いモンスターの対処をしていた。


「くそぉ、掃除が大変になるじゃないか」


「テェゥゥゥススゥゥウェエエエエエ!!!」


 黒い人型モンスターが奇声を発しながら彼に飛びかかってきた。


「うるさいぞ!」


 オビリオンが蹴りを喰らわすとパァッン!!! と音を鳴らし、壁に黒い人型モンスターの残骸がベッショリと張り付いた。


「はぁ、清掃員には特別手当を与えなきゃいけないな。にしても、俺の鼻が効かないのはどう言う事なんだ?」


 魔王様の部屋の隣に俺の部屋がある。それなら、侵入者が現れたら、嗅いだ事のない匂いなら気付くのに、俺は魔王様が来るまで侵入されたことを知らなかった。


 オビリオンが考えていると、5匹のモンスターが窓を突き破り現れた。


「テェゥゥゥススゥゥウェエ、テェゥゥゥススゥゥ」


「お前達は何を言ってるんだ」


「テェゥゥゥ、テェゥゥゥ、テェゥゥゥススゥゥウェエ!!!!!」


 1匹がオビリオンに襲いかかり、彼はそれを回避した。


「ん? 何か嗅ぎ慣れた匂いがするな? なんだ、女の匂い?」


 1匹の首を鷲掴みオビリオンは匂いの元を確認した。


「リリアーナ? はぁ!? どうして、あの女の匂いがするんだよ!!!!」


 オビリオンは掴んでいたモンスターを床に叩き潰した。


「こいつらはリリアーナの回し者か? でも、牢にいるのにどうやって、間者か? それしか考えられないよな」


「テェゥゥゥススゥゥウェエテェゥゥゥススゥゥウェエ、テェゥゥゥススゥゥウェエ」


「うるせえぞ!!! たく、俺の仕事を増やしやがって!!! 氷狼スーロ! ターン! こいつらを冷殺しろ!」


 オビリオンは自身の魔力を真っ白な2匹の狼に具現化させ、侵入者と戦わせた。


「ガルルルルルルルルル!!!!」


 スーロは姿勢を低くし威嚇をしていた。


「グルルル」


 ターンはオビリオンの足元に行き、戦いたくないとばかりに彼の足に張り付いた。


「ターン、ほら、スーロが1人で頑張ってるぞ、ほら、頑張れ」


「クゥン」


 ターンは尻尾が床に付くほど垂れ下がり、スーロの援護に向かった。


 スーロは黒い人型モンスターの腕に噛みつき、腕を凍らせ、攻撃を受ける時には、ターンが氷の壁を貼ってスーロを援護していた。


「ここはお前達に任せる。俺は、発生源を見つけに行くか」


 オビリオンはリリアーナがいる牢獄へ向かった。

ブックマーク、評価いただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 八つ当たりに最適なヤツの登場♪ [一言] 悪い事にはあの女がかかわってますね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ