花茶に任せて!!!
花茶は、お兄ちゃんを探しに緑癒お兄ちゃんと一緒に精霊山に登っているの!
久しぶりに山登るの楽しいね。
主人様も来れればよかったのに、主人様、洞窟から出られなくて可哀想‥‥。
あっ!そうだ!この前行った時とっても綺麗な花畑あったからお兄ちゃん探すついでにお花積んでこよう!
もしかしたら、お兄ちゃんも花茶と同じ考えかもしれないし。
「緑癒お兄ちゃん、花畑にいってみよ」
「花畑?そうですね。花畑でしたら、藍介さん居そうですね」
「お兄ちゃん、花冠作るの上手なんだよ」
「花冠というのはなんですか?」
「緑癒お兄ちゃん知らないの?なら、お兄ちゃんを見つけて花冠作ってもらお!」
「そうですね、藍介さんにお願いしましょう」
花茶と緑癒お兄ちゃんは精霊の住処までいって、お兄ちゃんを探したんだけど、見当たらないの。
「お兄ちゃん!!!どこにいるの!!!お兄ちゃん!!!」
「藍介さん!聞こえていますか?藍介さん!!!反応がありませんね。ここにいないなら何処か心当たりありますか?ですが、花畑も見当たりませんね」
「ここにあったと思ったんだけどなぁ?」
花茶と緑癒お兄ちゃんは道を引き返した。
おっかしいなぁ?ここだと思ってたんだけど、少し違う。
んー、なにか、花茶、忘れているような。
うーん、んー、思い出せない。
すると、とても弱い思念でお兄ちゃんの声が聞こえた
「たすけてください!!!!かちゃぁぁぁぁぁ!!!」
「はっ!お兄ちゃんが花茶のこと呼んでる!緑癒お兄ちゃん聞こえた?」
「はい、ですが、助けてください?藍介さんに何かあったのではないですか!」
「早くお兄ちゃんのところいこ!」
「はい、確か思念はこちらの方向に‥。道がないですね。それなら、少し待っててもらえませんか?」
「わかった」
緑癒お兄ちゃんは空高く飛んで上空からお兄ちゃんを探してくれたの。
「花茶ちゃん!!!藍介さんが花の化け物に襲われています!!!」
「えぇ!!!うそ!!!お兄ちゃん怪我してない?」
「今の所は逃げ切れていますね」
「緑癒お兄ちゃん!場所教えて!花茶お兄ちゃん助けたい」
「右側の壁を真っ直ぐに進んでもらっていいですか?」
「えぇ?壁を真っ直ぐ?えーと、わかった!壁を真っ直ぐだね」
花茶は壁に頭を突っ込んでみたの、そしたら、壁なんてなかったの!それで、そのまま走っていくとそこには、前にお兄ちゃんと一緒に行った花畑があったの!
やっぱりここであってたんだ!
花畑には、お兄ちゃんが見たことないお花の化け物に襲われてた。
お兄ちゃん!?大丈夫、花茶が助けてあげるから!
花茶は、お兄ちゃんを助けるためにお花の化け物と戦うことにした。
「お兄ちゃん!隠れて!あとは花茶に任せて!!!」
花茶はお花の化け物に体当たりをした。
お花の化け物はよろめきお兄ちゃんの逃げる隙を作ることに成功した。
無事にお兄ちゃんと合流できたけど、お花の化け物は花茶達を帰してくれそうにはないみたい。
花茶、強いけどこの化け物に勝てるかな?
緑癒お兄ちゃんとお兄ちゃんはどっちも戦えないし‥。
よし!花茶が頑張るしかないね!
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