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飛び放つ矢

作者: あさってに飛ばす

あさってにとんでも


的を射ぬいても


矢の価値は変わらない


矢は矢


とんだ方角へと飛び、狙う先へと突き進む


狙いを定めるのは射手いて




作品もそう


作り上げられ磨かれ、凄妙さを増したさくひん


その技術も射手さくしゃの意図する方向にしか飛ばない



作品の素晴らしさ、完成度とその価値


世間が評価する的に当たるかの結果


それぞれは


まったく別のところにあるはずだと感じる




ただ、的を外した矢に価値は認められない


それが世の現実で


それがすこし悲しい




あのさくひんは間違いなく


自分の心の的を射抜いたから



自分の心へと刻まれた作品の矢傷は


間違いなく今も自分のなかに深く残っている

自分にとっての良い作品て、たくさんあるんですよ。


それに出会えることは幸せで、すこし悲しい。

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― 新着の感想 ―
[良い点] なるべく多くの矢に、的を射ていたと伝えていきたいですね。
[一言] いち物書きである佐々木 龍として言い訳をするならば、刺してないし、刺しに行こうとも思っていないのです。 読者が勝手に、自分の胸に刺してるのです。一つの短編が矢筒であるならば、そこからある一…
[良い点] >あの矢(さくひん)は間違いなく  自分の心の的を射抜いたから そんな作品、私にもあります。 出来ることならもっと沢山の人に刺さって欲しいですよね^^
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