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宿屋

春です。桜の花も咲きました。

「お取込み中、すいません。この小瓶に入っているのモンストロの竜人の血です」


たぶん、自分の血で大丈夫だろうとギルド内に転げ落ちていた小瓶に左手の指先を切って

ばれない様にささっと入れて渡すことにした。


「どうしてこれを?」

と魔女から質問があったので


「竜人族の方から頂いたものです」


少し疑いの目を向けられたが

緊急事態であったこともあるため、どのみち助かる見込みもなさそうな魔法使い見習いに使用されることとなった。口元からその血が注がれる。


妹は姉さん戻ってきてと手を強く握りながら声をかけている。


【竜の系譜獲得】

と聞こえたかと同時に

「いたいっ」と魔法使い見習いが目を覚ました。


それと同時に半壊ギルドでは歓声が巻き起こった。


「姉さん、大丈夫?」

「私は、、、」


少し錯乱しているようだったが、大丈夫なようだ。

これで一件落着。めでたしめでたしと。


受付の女性に

「明日来るので、冒険者ギルドの登録をお願いします」と耳打ちをして

その日は、半壊ギルドの隣の宿に宿泊することにした。


宿泊ギルドでは1泊銅貨100枚

       12泊銀貨1サービスと書かれていたので迷わず受付で

12泊でお願いしますと銀貨を差し出した。銅貨1000枚で銀貨1枚のようで、2泊も得するならこれしかないとその時は思っていた。

幸いだったことは、宿には被害が出ていなかったことだ。

「あなた見かけない顔だけど、新人さん?」

と受付のカントリー〇ァムのロゴおばさんが言ってきたので


「隣の山を越えてやってきたんです

来たら襲撃を受けていたみたいで、、、無事終わって良かったです」


「あんた何言ってるの、最近はよくわからん襲撃が増えてきててまたあるわよ、頑張りな!

それと、夕食が18時だから1階のここの隣のリビングに降りてきて」

とルームキー100をもらい部屋に行くことにした。


部屋にいって思い返していたが、鮮烈な1日でした。

とぐ〇兄弟は結局倒していないのでまた襲撃があってもおかしくないので場所を突き止め排除しにいくしかないわけなので、最初の目的はとぐ〇兄弟の駆除で決定だなと思った。


濃密な時間を経験したなとシャワーを浴びることにした。

先ほど切った傷口はすでに回復している。

竜人族は身体能力が他種族に比べて非常に高く、人間の皮膚をしているが強度は高いようだ。転生して思ったのだが何故か前世での跡がこっちでも残っているのには多少驚いたが、五体無事だったのは良かったことだ。


風呂上りにまずはMACCで日記を書こうとベッドに腰かけ、ラップトップを開くと

あることに気付いた。

デスクトップの右下のインターネットマークがついてるではないか。

この世界を知ることができるではないかと、、、


夕食まではまだ時間があるので早速ググってみる。


「セファリ」と「ゴーグル」というサイトが検索エンジンの2大巨頭のようで

ググる派の私は「ゴーグル」を使うことにします。



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