表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

鬱くしい詩

作者: 朝馬手紙。


二十歳になっても大人にはなれない

ただ漠然と変わると思っていた

同じ歩幅でどこまでも行けると…

思っている、今も


あぁ


世界最後の日にすることと

自殺する日にすることが

同じじゃないなんて嫌だ





幾つになっても大人にはなれない

ただ静かに君の背中を見ていた

違う歩幅で違う方角を目指して…

進んできた、ずっと


あぁ


産声上げて落とした一粒と

最期の晩餐の涙の一粒が

変わらないなんて失笑だ




悪魔の証明で今日まで

ゆっくりと息をしてきた

やっと自殺できると思ったのに

なんでこうなるんだろう

「きっと生きていれば良いことある」

って、そんなの気付いている

自分が間違っているって

十分、身に沁みている





あぁ


世界最後の日と同じように

今日を過ごせたのかな…

もし少し違っていたら… 


明日が欲しくなっちゃうな


あぁ


もう、どこにもいない

君に会いたくなっちゃうな

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ