ルビ
昔あるところに心やさしい悪魔がいました。名前はルビ。やさしかったためにいじめられ、魔界を追い出されてしまいました。
追い出されてから一週間して、ルビは思いました。
「そうだ!!悪いことをしよう。そしたら誰も、僕をいじめたりしないよ!!」でも、ダメでした。ルビが悪いことしても、人助けになってしまうのです。
ルビは泣きました。
「あなたは悪魔をやめなさい。」
「誰?」
「私は神です。」神様がルビのまえに現れました。
「でも、僕は悪魔ですからやめられません」
「やめられるとしたら?天使になれるとしたら?」
「なれるのですか?」
「なれますよ。してあげますよ」。ルビは泣きました。なんで泣いてるかって?嬉し泣きですよ。ルビはうれしいのです。
「泣くのをおやめなさい」
「はい」
「私たちは笑顔が1番なのですから」そう言いながら、神様はルビをそっと抱きしめました。
ここに、一人の困った少年がいました。
「はぁ…」
「元気出して。」
「誰?」
「私はルビ。天使のルビ。あなたの願い叶えにきました」
。
いやぁ〜、瀬能です。久々の投稿で少し緊張してます。楽しんでいただけたら、と思います。もともと絵本用に作ったお話で、しっかり絵本も書いています。これからもこういう童話を書いていきたいと思います。童話っておもしろいですよね。私は下手ですが是非とも評価下さい。メッセージのほうもお待ちしております。どうか、瀬能 夏紀を応援してください。ではでは。