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さーちゃんとぼく  作者: 伊達またむね
4/6

キャバの送迎編②

キャバの送迎は、予想以上に楽でもあり苦でもあった。



まず仕事がとにかく適当


黒服さんの仕事は女の子を俺の車に乗せるだけ


本当にそれ以外の事は何もしない。俺は女の子の行き先を聞いて、ブーンと車を走らせて降ろすだけ。


体験入店の1回限りの女の子なのか、レギュラーで頻繁に出勤してる女の子なのか、その程度の情報も俺には教えてこない。


だから、その日送る予定の女の子も車に乗せるまで知らないし何人送る予定なのかも僕は毎日知らない



夜の世界の適当さに心底ビビる


「あれ!?言いませんでしたっけ」

「すいません!言い忘れてました!」

「後でまた連絡します!」←そして上のセリフに戻る



冗談抜きで2日に1回はこれがある


そして女の子を乗せて行き先を聞くんだけど、いくら地元とは言え「◯◯町1丁目まで」とか言われてもタクシーじゃないんだから分かんないっす……。黒服さんが先に一言いっといてくれれば事前にある程度調べられるのに、本当にビックリするレベルで情報共有というか、報連相が出来ない。





とは言え逆に楽でもある


お店に呼び出されるまでは近くで車の中で待機、その間に寝ててもゲームしてても自由!

これでお金貰えるならありがたい話ではある




という訳でたまに黒服さんの仕事の適当さにキレつつマナーの悪い女の子にうんざりしつつも、もう何年もやってるわけです。

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