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設定 人物  ※最新話までのネタバレ有り

最新話に合わせた内容となっています。


盛大なネタバレがある人物もいるので気を付けて下さい。

~~登場人物~~


※作者が人物を忘れない様にしている備忘録ですので、少しネタバレや本編とは関係ない事も書いてありますのでご注意ください!


進行状況によって、時々増えます。





フィーネリオン   17歳  (火)(風)

          身長155センチ 体重47キロ 力は弱い

          金の髪。瞳は紫。(赤みが掛かっている)

          大抵の人は「かわいい」と思える容姿をしている。

          実家がお店を開いていて5人兄妹の2番目、自然と家事担当になっていた。

          実は、今いる世界とは違う世界の情報を記憶している。

          記憶チートだけれど、自分が作れない物や必要のない事には口を出さない。ただし、ご飯は別。食べたい物を必死に再現するので、ここでしか食べれない物がある。従業員はそれが楽しみだった。

          最近は、技術革命が起きる事を切に祈っています。

          結婚して フィーネリオン=ヴィ=ヴァレンタ となった。

          アスライールが爵位を貰ったのでフィーネリオン=ディナ=フロウズとなった。

          


アスライール    25歳  (氷)(風)(水)

          身長181センチ 体重72キロ 馬鹿力(時々加減が分からなくなる)

          銀色の髪。瞳は赤。(貴族は銀髪が多い)

          帝国騎士団第3師団第5部隊所属 (回復隊員では無く、立派な戦闘隊員)

          貴族の出なので物知り。

          戦闘能力は高いけれど、生活実態がヤバい。

          フィーナからは「アスラさん」と呼ばれる。

          今回フィーネリオンが一緒に住むようになって1番恩恵を受けた人。

          細々とした事は苦手。家の扉は何回か大変な事になっている。(その度に修理しているので、簡単な修理は出来るようになった。)

          フィーナから貰った懐中時計は大切にしている模様。

          寒くなってきたので、フィーネリオンに貰ったマフラーを愛用しています。

          アスライールが身に付けていたアームウォーマーは、騎士団内で爆発的人気商品となりました。(そろそろ冬の標準装備に加わりそうな勢い)

          本名 アスライール=ディ=ヴァレンタ

          叙爵して、アスライール=ディル=フロウズとなる。

          爵位 フロウズ子爵 (領地は無い)



ソール       ?歳(2歳くらい?)

          身長85センチ 体重12キロ 掴む力は強い

          銀色の髪。瞳は金。  

          幼児。

          精霊は自分の契約者と同じ性別で同じ髪色になる。金色の瞳は精霊や幻獣のみの色。

          かわいい。(フィーネリオン談)

          生活の基準が今までは、アスライールだったのでフィーネリオンとの生活は新鮮。

          フィーネリオンはふわふわしているから好き。

          ある意味では、アスライールの1番の被害者。

          最近は食欲魔神となっている。お菓子は正義。



~~精霊の契約者関係~~


リンカーラ     28歳

          身長168センチ 体重60キロ

          銀色の髪。瞳は青。

          元サイジェル家跡取り。婿取りだったけれど、完全な嫁ぎ遅れだった。

          クールビューティーな美人さんで、フィーネリオンとアメリアが「お姉様」と心の中で思っている。

          家族は祖父母、両親、兄(病気療養中)弟、妹の8人家族。

          精霊の契約者に選ばれたのは、一回り年齢が離れた妹の様子を見る為に帝都に滞在した時だった。

          フィーネリオンとアメリアの事を妹のように可愛がっている。

          最近は、フィーネリオンとアメリアの影響で甘い物を食べる事にはまっているので、体型維持に焦っている。

          フィーネリオンの作ったタルトに感激した。

          キールとの和解後に婚姻届を出している。見届け人は政務中の皇帝陛下。

          ネーミングセンスが無い事が発覚した。

          本名 リンカーラ=ディーラ=サイジェル

          結婚してサイジェル家で使える爵位を貰って、リンカーラ=ディース=セルディスとなった。(女子爵は少ないけれど、います。)



キール       29歳

          身長176センチ 70キロ

          灰色(暗め)の髪。瞳は青。

          実家は男爵家。髪色は遺伝。

          サイジェル家次期当主補佐官候補。(補佐官では無い。よく間違われる)

          リンカーラの兄の補佐官として採用予定だったけれど、自分が仕える予定だったリンカーラの兄が病気となり、自分の婚約者になるはずだったリンカーラが跡継ぎとなった為に、ほぼヤケクソで補佐官の候補生のままでいた。

          リンカーラ関係では、周囲から不憫な目で見られていた。なので、リンカーラが書状を持って辺境伯領に帰ってきた時は「これ幸い」と荷物を纏めて付いてきた。

          領地にいた時は気を張っていたリンカーラがフィーネリオン達といる時は気を緩めているので、フィーネリオンとアメリアには感謝している。

          良くリープに蹴られて骨折している。(治すのはアスライール)

          本名 キール=ディ=ガスト

          結婚後キール=ディム=セルディスとなる。



リープ       ?歳(2歳くらい?)

          身長80センチ 体重10キロ 

          銀色の髪。瞳は金。  

          幼児。

          精霊は自分の契約者と同じ性別で同じ髪色になる為、女の子の姿をしている。金色の瞳は精霊や幻獣のみの色。

          リンカーラとの生活に慣れていたので、キールとの向き合い方に戸惑いが出る。キールと触れ合おうとしても力加減が分から無い為、お城への送還率は1番多い。

          女子力は壊滅的だったけれど、アメリアとフィーネリオンを見て少しだけ大人しくなった。

          考える事よりも行動に出る事の方が得意。

          フィーネリオンの作ったプリンが好きすぎて、隙あらばアスライールの家に行きたがる。

          小さくてコロコロした可愛い物が好き。


          

          

ローラント     19歳  

          身長180センチ(成長中だった) 体重85キロ

          赤い髪。瞳は青。

          今は帝都のギルドに登録している冒険者。

          家族は工業都市の鍛冶師ギルド長である祖父と両親、兄が5人、姉が2人と末っ子のローラントの大家族。

          精霊の契約者に選ばれたのは、帝都への依頼を運んで行った時。

          家の事は兄姉に任せて、13歳の時に冒険者になった。

          最初に入った旅団が最悪だった為、解散した時には心底ホッとした。

          その後、商業都市の「変わり者」旅団(1カ所に拠点を構えている旅団は、当時珍しかった)に入った。(この時にフィーネリオンの事を知った)   

          甘い物は苦手だったけれど、フィーネリオンが作る物は珍しいので食べている。チーズケーキとスフレがお気に入り。

          周りが婚姻届けを出したので、アメリアと話し合いをして婚姻届を出した。見届け人は、たまたまお城に来ていたトライデント候爵

          本名 ローラント・エクサ

          結婚して後見人のトライデント候から子爵位を貰ったので、ローラント=ディル=クレッセスとなった。(出来る事なら名乗りたくない)


          

アメンティナ    21歳

          身長160センチ 体重57キロ

          赤茶色の髪。瞳は茶。

          親しいヒトからはアメリアと呼ばれる。

          農耕地帯出身。

          実家は果樹農園を経営している。アメンティナも働き手だった。        

          嫁ぎ遅れになったのを家族はとても心配していて、今回の事があっての結婚だけれど、本当に喜んだ。

          家族は、祖父母、両親、長兄夫婦、次兄、アメンティナ、弟、妹の大家族だった。

          帝都に向かう前「都会」に大きな憧れは無かった。実際に帝都に着いてからは恐縮していたけれど、ローラントとステイと一緒に色々な事を体験して帝都生活を楽しめるようになってきた。

          リンカーラとフィーネリオンの「見た目」に驚いたけれど、今では気にしなくなった。・・・ならざるを得なかったともいう。今では、リンカーラを「姉」のように慕い、フィーネリオンを「妹」のように思っている。

          フィーネリオンの作ったリリンパイに感激した。実家が果樹農園なのでリリンは食べ飽きていたけれど、新しい食べ方に驚いた。

          最近はフィーネリオンとお菓子とかのレシピを交換したりしている。

          最近は、ステイと手を繋いでも骨折しなくなった。

          本名 アメンティナ・ブラウン

          結婚してアメンティナ=ディナ=クレッセスとなった。(実感は無い)



ステイ       ?歳(2歳くらい?)

          身長85センチ 体重11キロ 

          赤色の髪。瞳は金。  

          幼児。

          精霊は自分の契約者と同じ性別で同じ髪色になる為、他の精霊と違って赤髪。金色の瞳は精霊や幻獣のみの色。

          アメリアの手はローラントと違って優しいのでどう摑んだら良いのか考え中。

          思慮深い雰囲気でいるけれど、気が付くと眠っている。

          初めて食べたリリンパイに衝撃を受けて、アスライールの家に行く時はおやつが楽しみ。


          


~~フィーネリオンの家族~~


ラルフ       39歳  (火)

          茶色の髪。瞳は青。

          ミュー商店の店主。最近は跡取りである長男と一緒に仕事ができるから仕事が楽しい

          家族が大好きなので、娘達は結婚しないで家に居れば良いと思っている。

          息子たちはお嫁さんを迎えるので、家族が増えるからそれはそれで良いと思っている。

          最近、ようやくアスライールを認めた。(フィーネリオンが幸せそうだったから)

          フィーネリオン達が商業都市に滞在している時に、ソールの事を含めた諸々の事を聞いたが、「可愛いフィーナがずっと可愛いのは、何も問題が無いじゃないか」と言った事で、家族をもドン引きさせた。

          (アスライールの養子扱いだけれど)「孫」のソールは可愛い。

          最近、領主からの「抜き打ちの査察」が来ないので、「何かあったのかな?」と不安になってきた。

          



ネリアイール    38歳  (風)(水)

          亜麻色の髪。瞳は青。

          ラルフの妻。最近は娘の嫁ぎ先を心配している。息子の結婚の事は心配していない。

          基本おっとりとしているが、結構ズバズバ物事を言う。

          普段はそうでも無いのだけれど、旦那の家族愛を鬱陶しいと思う時がある。

          ミュー商店の影の支配者。

          フィーネリオンから送られた魔石の存在をラルフに伝えるか迷ったけれど、フィーネリオン達が商業都市に来た時に(ようやく)伝えた。

          ラルフでは無いけれど、フィーネリオンが楽しそうなので「こう言う結婚も良いのかしらね」と思った。

          お店の入り口の扉の件に関しては、冗談で「扉も変えたいのよね~」なんてアスライールに言ったら、アスライールが修理屋さんに扉の見本が書いてある冊子を準備して貰って、ネリアイールに選んで貰っています。でも、ここでも冗談で「コレなんてどうかしら?」とゼロの多い扉を指差したら(ラルフと修理屋さんは驚いて金額を2度見した)アスライールが「では、コレで」と即決の全額即払い(ネリアイールとラルフ、修理屋さん仰天)をしたので、その日の内に新しい扉が取り付けられました。

          ネリアイールは騎士の収入が気になっています。

          辺境伯領の当主夫妻から「ビグンの情報のお礼」が送られてきた時には、フィーネリオンに「出来れば、相手が貴族かどうか教えて欲しかった」と連絡した。



リューイ      19歳  (火)(土)

          亜麻色の髪。瞳は青。

          ミュー商店の跡取り息子。何だかんだ仕事が楽しい。

          すぐ下のフィーネリオンが色々と変な事をするので、そのフォローに回ったせいか柔軟な考え方ができる。

          柔軟な考え方で商品の仕入れをするので、思わぬヒット商品が発掘される。

          臨機応変で動く事が出来るので、ラルフや従業員に一目置かれている。

          フィーネリオンが帝都に行ったので、仕事が一気に自分に回ってきたので「早まったかな?」なんて思ったけれど、いつかはやらなくてはいけない事なので「父さんが元気な内に教えて貰おう」と前向きに頑張っています。

          フィーネリオンから送られた手帳はとても重宝しています。それと一緒に送られてきた匂い袋はコスト面でラルフとネリアイールが難色を出して保留していたけれど、意外な事に冒険者の女性から支持されたので、冒険者用の取り寄せに加えました。

          何だかんだで帝都に居るフィーネリオンは心配。

          アスライールのソールについての話は両親と自分だけだったので「何かある」とは思ったけれど、父親の最後の言葉を聞いて「まぁ、フィーナも1人じゃ無いみたいだから大丈夫だろう」とアスライールを見て思った。

          ソールに懐かれている理由が分からない。でも悪い気はしないので、あえてのツッコミはしない。



ジスリニア     16歳  (火)

          亜麻色の髪。瞳は紫。

          フィーネリオンの妹。何だかんだで上の2人が優秀なので、少し自分に自信が無い。

          今は学院に通っているが、卒業の後どうするのかを決めていない。

          実は、ご近所さんの中では「お嫁さんにしたい女の子」での人気が1番高い。

          最近は料理が楽しい。

          お菓子作りは楽しいけれど、なかなか成功しない。不思議。

          アスライールの物腰の柔らかさに本当にビックリした。(基本的に平民に貴族特有の「女性優位」の考えが浸透していない為。平民同士は基本平等)でも、心臓に悪いので見ているだけで充分。

          ソールの可愛らしさについて、フィーネリオンと話し合えた。

          


ティアーナ     11歳  (火)

          焦茶色の髪。瞳は赤。

          そばかすがある。

          体が少し弱い。(魔力過多の為)

          自分の髪の色が余り好きではなかったけれど、フィーネリオンとソールに「ショコラ色」と言われて少しだけ好きになった。

          学園に通っているが、学院に進まないで家の手伝いをしたいと考えている。

          2人の姉がご近所さんに人気があるのが羨ましい。

          自分でも手伝える事を探し中。

          家族に聞いていたけれど、お話の中の「王子様」の様なアスライールに驚いた。今まで、姉のフィーネリオンと並んで「遜色ない」のは兄のリューイだけだったので、アスライールの事は唯々「お話の中から抜け出した王子様」を見ている気分だった。

          これからの事をネリアイールに聞かれた時に、「働きたい」と伝えた。



スバル       9歳   (風)

          栗色の髪。瞳は青。

          フィーネリオンが名前を考えた。

          学園に入るまで1番接していったのがフィーネリオンだったため、とても懐いている。

          2番目にフィーネリオンの影響を受けた人物。(1番はリューイ)

          学園の宿泊学習から帰ってきたら、フィーネリオンが居なくなっていて暫く立ち直れなかった。

          フィーネリオン達が商業都市に来た時には、フィーネリオンの事しか見えなかったくらいシスコンを拗らせている。

          最終的にソールの事は「弟」の位置に収めたけれど、アスライールについては「魔王」を見るような目で見ていた。初めの内の目標はアスライールから「大好きな姉を取り戻す事」だったけれど、フィーネリオンとアスライールの仲の良さにスバルが折れた。でも、フィーネリオンの知らない所で「姉さんの期待を裏切ったら家に連れ戻す!」とアスライールに宣言した。

          (ある意味、今回のこの騒動で1番の被害者)




~~ミュー商店周辺関係者~~


ニリアイール    38歳  (風)

          亜麻色の髪。瞳は青。

          フィーネリオンの母親であるネリアイールの双子の姉。

          ミュー商店の斜向かいで宿泊施設付き食堂を経営している。

          旦那さんと子供4人の6人家族。(今は旦那さんと長男夫婦とその娘。下の子2人と暮らしている。次男夫婦は家から出ている)

          長男のお嫁さんと仲が良い。次男のお嫁さんとも仲は良いけれど少し距離がある。

          妹夫婦とも仲が良い。

          孫娘が可愛くて仕方が無い。



ダン        38歳

          焦げ茶色の髪。瞳は茶。

          ニリアイールの夫。

          ニリアイールと息子と家族経営の宿泊施設と食堂を経営している。

          ラルフとも仲が良い。姪じゃなかったらフィーネリオンかジスリニアを息子のお嫁さんに欲しいと思った。

          フィーネリオンが玉の輿に乗った事に対しては大きく驚かなかったけれど、一緒に挨拶に来たアスライールの事を見て驚いた。



ライ        21歳

          栗色の髪。瞳は茶。

          ニリアとダンの息子。カイとは双子。

          ニリア似。周りからは「良かったね!」と言われる。

          既婚者。妻はアンテシア。娘フィンネルがいる。

          宿泊施設の方を専門に担当していて、どちらかというと裏方担当。

          従兄弟の兄妹を可愛がっている。自分の兄弟に対しては少し適当。

          フィーネリオンが商業都市を出発する時に挨拶に来た時にアスライールと会っている。フィーネリオンの結婚については、リューイからフィーネリオン達「妹」の結婚について相談を受けていたので、ヒッソリと「安心」していた。

          フィーネリオンが娘の為に送ってくれた「桃花色」の綿生地はとても良い生地で驚いた。

          


カイ        21歳

          栗色の髪。瞳は茶。

          ニリアとダンの息子。ライとは双子。

          ライと同じでニリア似。

          既婚者。妻はアリアン。実家の近くに家を借りている。

          実家の食堂の方を手伝っていて、将来的に厨房を担当したいと思っている。フロアは面倒だからやりたくない。

          従兄弟の兄妹と一緒に育ったので、面倒見が良い。自分の兄弟は男だけなので適当。

          今回、初めてアスライールと会った。顔云々よりも職業に驚いた。

          ネコはモフモフしていたので、フィーネリオン達の滞在中、毎日ヒッソリと撫でていた。

          最近、妻のアリアンに妊娠している事を告げられた。来年の7月頃に子供が産まれる予定。



ジェイ       18歳。

          茶色の髪。瞳は青。

          ニリアとダンの息子。3男。

          リューイとフィーネリオンに挟まれていたので、兄弟の中では1番頭の回転が速い。機転が利くので、接客の前面に立っている。兄弟の中で1番モテる。

          兄弟の中で唯一、学院に進学している。

          本当は、ネリアとラルフの雑貨屋の方に興味がある。

          帝都に引っ越したフィーネリオンを心配していたけれど、アスライールを見て(経済的な心配が無いようなので)安心した。

          


ジュード      15歳。

          茶色の髪。瞳は茶。

          ニリアとダンの息子。4男。

          小さい時は「女の子」の格好をしていた。今でも黒歴史。

          自分の母親からの扱いに耐えかねて叔母の家に「家出」した事がある。その時にニリアをネリアが怒った事でネリアの株が天元突破。

          自分の家の手伝いをしながら仕事を探している。最悪、自分の家の手伝いのままでも良いかな?と思っている。

          ソールに自分を重ねて、ヒッソリとソールを「不憫」に思っていた。



ケイティア     17歳  (火)

          茶色の髪。瞳は茶。

          「ケイト」と親しい人には呼ばれている。

          フィーネリオンと同い年。親同士仲がいいので、家族ぐるみの付き合いがある。

          フィーネリオンが色々と変な方向に向かって行くので、確実にツッコミのスキルが上がっていった人物。何だかんだでフィーネリオンと一緒に居るので、ミュー商店の従業員は何かあった時はケイトの判断を仰ぐ時がある。

          来年結婚予定だけれど、ドレスへの刺繍が終わる気がしなくなってきた。

          


ファリエル      16歳  (風)

          赤茶色の髪。瞳は茶。

          ミュー商店で働いていた少女。

          「ファニー」と親しいヒトには呼ばれている。

          ミュー商店で働いていたのは、学園で先輩だったリューイの傍にいたいから。

          実家を建て直すためにミュー商店を辞めて実家に帰った。それと同時に結婚をした。

          今は、実家を継ぐための勉強中。



アリアリア     17歳

          赤茶色の髪。瞳は青。

          平民。父、母、兄、弟、の5人家族。

          帝都の叔父の店を手伝っていた。

          叔父夫婦に子供が出来なかった為、成人後に養女になる事が決められていた。両親からも可愛がられて育った為、その事に不満は持っていなかった。

          商業都市の学院でフィーネリオンと知り合った。その繋がりで、商業都市に知り合いがたくさん出来た。

          フィーネリオンが結婚した(出来た)事に本気で驚いたけど、貴族の友達には「有名な話よ」と言われて話が終わった事が悲しかった。詳細が知りたかった。

          フィーネリオンが披露宴を開いていないので、是非お呼ばれしたい。

          ミュー商店で働く事になって嬉しい。でも、恋人が欲しい。

          



~~ヴァレンタ伯爵家~~


カーマイン     49歳 

          銀色の髪。瞳は赤。

          ヴァレンタ家の当主。

          妻と領地でのんびりしたいから長男のコルネリウスに家督を譲りたい。

          お城では「財務大臣」を勤めている。部下に黙ってフラッといなくなる時があるので、常に補佐官が傍に付いている。

          宰相のメルリードはとても仲の良い仕事仲間。

          兄夫婦とは仲が良い。

          最近3男が連れてきたお嫁さんが可愛いので、もう少し帝都に居ようと思っている。

          本名 カーマイン=ディル=ヴァレンタ

          爵位 ヴァレンタ伯爵(領地あり)



マゼンティナ    47歳

          銀色の髪。瞳は赤。

          カーマインの妻。アスライールの母親。

          親しいヒトにはマゼンタと呼ばれている。

          カーマインとは政略結婚だった。

          ずっと落ち着かなかったアスライールが、出掛け先の商業都市から帰ってきたら結婚してきた事に本気で喜んだ。

          アスライールの結婚の相手を知って「小躍り」するぐらいのフィーバーだった為、その日のうちに洋服や小物類を一式揃えた。

          最近はコルネリウスの再婚相手とシルミアの婚約者を探すのに勤しんでいる。ゼーセスにまで手が回らないのがもどかしい。

          本名 マゼンティナ=ディナ=ヴァレンタ



コルネリウス    30歳

          銀色の髪。瞳は赤。

          ヴァレンタ家嫡男。アスライールの兄。

          普段はヴァレンタ家の領地に居る。

          父親であるカーマインが無理難題をしかけてくるので、結構優秀。

          領民にも好かれている。

          騎士は結婚をしていると帝都から長く離れる事は無いので、アスライールの結婚は本当に喜んだ。

          フィーネリオンの事を自分で色々と調べて「お嫁さん、凄いな・・・」と呟いたのは、自分とアシュトンの秘密。

          独身となったけれど「まぁ、いっか」くらいの気持ちでいたら、いつの間にか猛獣(令嬢)の檻に放り込まれる事がマゼンタによって決定していた事に内心怯えている。

          本名 コルネリウス=ディル=ガリア

          爵位 ガリア伯爵(ヴァレンタ家の領地を治める)



ゼーセス      29歳

          銀色の髪。瞳は青。

          ヴァレンタ家次男。アスライールの兄その2。

          家族の中では強面の顔をしている。弟が綺麗な顔なので苦手。(嫌いではない)

          コルネリウスの補佐として領地と帝都を往復しているけれど、コルネリウスが爵位を継いだら自分の領地を貰う予定。(家族の了承済み)

          女のヒトに夢を見ている所がある。(マゼンタがその事を修正しないで放置しているので、家族もそれに従っている。面白いから)

          屋敷に帰ると山の様に積まれている見合い用の絵姿に怯えている。

          お見合い用の絵姿が来ている事に疑問を持たないので、自分が思っているほど周りが顔を気にしていない事に気付いていない。

          フィーネリオンとの距離が掴めない。でも、何だかんだと接する機会が多いので、フィーネリオンに対しては「そういうもの」と思っている。

          ソールの相手をしている時が、一番安心する。

          本名 ゼーセス=ディ=ヴァレンタ



ギリアム      11歳 

          銀色の髪。瞳は赤。

          コルネリウスの息子。シルミアとは双子。

          普段は帝都の学園寮に入っている。

          実母の行動に驚いたけれど、そのままガリア家に引き取られた。

          婚約者がいるけれど、仲が良くない(と言うか、一方的に嫌われている?)

          最近、婚約者の言動の意味が分かって、とても優しい目で婚約者を見る事が出来るようになった。

          フィーネリオンに貰ったリボンはタイとして使っている。

          本名 ギリアム=ディ=ガリア



シルヴィア     11歳

          銀色の髪。瞳は青。

          コルネリウスの娘。ギリアムとは双子。

          親しいヒトにはシルミアと呼ばれている。

          普段は帝都の学園寮に入っている。クレア皇女の話し相手として選ばれているが、年齢が違うので滅多に合わない。

          婚約者は母方の親族だった為、両親の離婚と共に婚約を解消した。その事については特に気にしていない。

          フィーネリオンに貰ったリボンは飾りリボンとして使っている。

          フィーネリオンを「お姉様」と呼び慕っている。

          本名 シルヴィア=ディア=ガリア



~~ヴァレンタ家使用人~~


ギース       55歳

          白髪交じりの赤銅色の髪。瞳は赤。

          ヴァレンタ家家宰。代々ヴァレンタ家に仕えてきた。妻はヴァレンタ家専属の刺繍職人。

          子供は2人。長女は嫁に出ていたけれど、妻の後を継いでヴァレンタ家の刺繍職人になった。長男アシュトンはヴァレンタ家次期当主であるコルネリウスの傍付きとなっている。

          当主夫妻が長期不在の時はヴァレンタ家を纏める立場。屋敷内である程度の人事権が与えられている。

          1番の最優先が「ヴァレンタ家」なので、初めはフィーネリオンの事を把握する為に侍女見習いであるジーナを傍に付けた。それによって、フィーネリオンの行動や趣向の把握をしていた。(後にヴァレンタ家夫妻の元に「資料」として提出された)

          カーマインがコルネリウスに家督を譲る時が決まったら、アシュトンに家宰への教育を行うと決めている。

          フィーネリオンからは「優しいお祖父ちゃん」ポジション。

          本名 ギース=ガナ=ビット(ヴァレンタ家の家宰の家名)



ニーテリア     50歳

          銀色の髪。瞳は青。

          貴族。元伯爵家令嬢。未婚。

          親しいヒトにはニナと呼ばれている。

          元々は有力貴族の長女だった。親の事業失敗によって実家が負債を抱えた為に侍女として働き始めた。その時に婚約を解消。実家への支援をしながら働いていた。教養はしっかりとあるので、ヴァレンタ家に嫁いできたマゼンタの為にカーマインが雇った。その際、カーマインが実家の支援もしてくれたので、カーマインに対する恩を返す為にマゼンタに仕えている。家族は細々と生活できて、弟も妹もしっかりとした相手と結婚できたので満足している。

          ニナ本人にしてみればヴァレンタ家の3兄弟が子供みたいな感じなので、結婚していない事をあまり気にしていない。

          次期ヴァレンタ伯爵夫人だったイレイズへの対応は、マゼンタの意向を汲んだ対応だった為、傍付き侍女だったメーアを窘めていた。

          フィーネリオンは特殊な位置にいるけれど、マゼンタと一緒に可愛がっている。

          シルミアとフィーネリオンを飾り立てるのが、ここ最近のマゼンタとの楽しみ。

          本名 ニーテリア=ディア=フォーレン



アナスタシア    56歳

          銀色の髪。瞳は赤。

          平民。元貴族。親の代で貴族籍を返上した。ギースの妻。アーシア、アシュトンの母親。

          親しいヒトにはアナと呼ばれている。

          ヴァレンタ家の刺繍職人として雇われている。

          最近は年のせいか針仕事が思ったように出来なくなってきたので次の刺繍職人を育てていたけれど、育てていた刺繍職人が辞めてしまったので困っていた。

          細々とした手巾や小物への刺繍をフィーネリオンに入れて貰ったりしていたけれど、それは「刺繍職人」として雇われている自分が許せなかったので、娘のアーシアに相談して引き継ぎを行う事にした。

          ヴァレンタ家の使用人棟に住んでいる。

          本名 アナスタシア・ビット



アーシア      36歳

          赤褐色の髪。瞳は赤。

          両親はギースとアナスタシア。アシュトンは弟。

          ヴァレンタ家の上の2人とは歳が近かった事もあり、顔を会わせた事もあった。3人目のアスライールについては、父親から聞いていたので存在だけは知っていた。

          既婚者。夫はヴァレンタ家の植木職人。子供は2人。上の子が夫と同じ職業に就いた。下の子は領地の屋敷にいる。

          幼い時からアナスタシアに刺繍を教わっていたので、刺繍の腕はとても良い。今回アナスタシアから相談を受けた時、生活ギルドで行われる刺繍職人の採用試験を受けた。

          久し振りに入ったヴァレンタ家の帝都屋敷がフィーネリオンとソールの影響を受けている事に気付いた。

          刺繍職人として初めての仕事がコルネリウスの礼装なので、驚いた。

          本名 アーシア・ミック

          

          

アシュトン     33歳

          赤褐色の髪。瞳は赤。

          両親はギースとアナスタシア。姉が1人居る。

          妻がヴァレンタ家の領地に居る。子供は3人。

          7歳の時からコルネリウスの傍仕えとして傍に居る。3兄弟とは長い付き合い。

          自分の主が離婚した事に(少しだけ)心を痛めている。妻と一緒にコルネリウスに新しい出会いを勧めている。

          最近困った事は、自分の末っ子が「騎士になる!」って言い出した事。本気で止めて欲しい。

          アスライールとフィーネリオンの出会いはともあれ、仲の良さに安心している。

          早くゼーセスには結婚して欲しい。

          本名 アシュトン=ガズ=ビット



リヒト       28歳

          栗色の髪。瞳は青。

          貴族。実家は侯爵家。妻はヴァレンタ家のメイド。子供は2人。

          髪の色が「銀色」では無かったので両親から疎まれていた。その境遇を見かねた兄が横道を示した事で、家から出てヴァレンタ家の使用人として働いている。髪色は曾祖父からの隔世遺伝。

          育った環境が環境だった為、場の空気を読む力がある。

          初めはゼーセスに付く予定だったけれど、思いも掛け無かったアスライールの結婚で急遽アスライール付きとなった。全く知らない「アスライール」に対して手探りで関係を作る事に必死。

          自分が結婚した時、兄にだけは連絡をした。子供が産まれた時も兄だけに連絡をした。・・・ブラコンでは無い・・・と思う。

          ヴァレンタ家の家人は「髪の色」で差別をしない事が嬉しかった。同じく「髪の色」で差別をしないフィーネリオンがアスライールと結婚した事は嬉しい。

          アスライールの傍付きになってからは、思いも掛けない事を相談されたりするので、色々な本を取り寄せた。

          本名 リヒト=ディ=ウルゴーラ

                    


ジーナ       22歳

          銀色の髪。瞳は青。

          貴族。未婚。婚約者有り。婚約者は皇城の文官。

          実家がそれ程裕福では無いので、働いている。実家が伯爵家なので教養はある。

          17歳からヴァレンタ家で働いている。

          本当は帝都邸宅滞在時のイレイズの傍仕え侍女になる予定だったけれど、性格の不一致で帝都邸宅の「客人」対応の侍女見習いだった。その時に、メーアとは一戦構えた。

          フィーネリオンの好みの探りを入れる為に、ギースがフィーネリオンの侍女(仮)として傍に付けた。今では「専属」扱い。

          出来れば、結婚後も働いていたい。婚約者了承済み。

          刺繍は得意だったけれど、「上には上がいる」と思い刺繍の腕を磨いている。

          本名 ジーナクラフィ=ディア=コレッタ



マリー       19歳 

          赤褐色の髪。瞳は青。

          貴族。未婚。婚約者有り。婚約者はお城の文官。

          実家は男爵位を持っているけれど、領地は無いので殆ど平民と同じ暮らし。

          学院を卒業して働き始めた。結婚したら仕事を辞めようと思っていたけれど、フィーネリオンを見て考えを変えた。

          体を動かすのが好き。ソールと遊んでいられる、希少なメイド。

          最近刺繍が上手になってきたのを(色使いは抜きで)、婚約者に褒められた。

          本名 マーマレッタ=ディア=アフレイン

          


~~スターリング侯爵家~~


サイアン      50歳

          銀色の髪。瞳は赤。

          スターリング侯爵家当主。商業都市の領主。

          カーマインの兄。オフェリアは後妻。先妻は病気で亡くなっている。

          帝都から近い所に商業都市があるので、何だかんだで帝都に向かう事が多い。

          帝都には妻と娘がいるから良いけれど、皇帝陛下はたいした用事でも無いのに呼ぶから本当に面倒臭い。

          フィーネリオンの事は、フィーネリオンが学園に通っている頃から知っている。(成績優秀者は毎年領主に報告されている為。)フィーネリオンが学院に興味を持たなかったら、学院長を嗾けて入学させるつもりだった。

          フィーネリオンの学院卒業後は領主館で働くように働きかけたけれど、フィーネリオンが実家の手伝いを選んだ為に断念。この時は「商業」都市である事を悔やんだ。リューイは跡取りだった為に初めから断念。ジスリニアは「甥」の義妹なので(身内となった為)採用には試験が必要。

          ミュー商店に入れていた抜き打ちの査察は、ユーレインの「2年行っても不正が無いようなので、止めても良いのでは?」の言葉で止めた。

          アスライールとフィーネリオンの「婚姻」の切っ掛けとなったソールの事は「それなり」に可愛がっている(「ヒト」では無いので信用はしていない)。皇帝?何かしたっけ?

          本名 サイアン=ディル=スターリング



オフェリア     43歳

          銀色の髪。瞳は青。

          スターリング侯爵夫人。

          実家は伯爵家。両親は「皇帝陛下の側室に」と育てていた。なので、教養はある。

          スターリング侯爵を見て一目惚れ。サイアンが妻を亡くして悲しんでいる所をグイグイ押して結婚を迫った猛者。見た目は美人系。性格は猪突猛進。この時の様子は周りにドン引きされていた。

          フィーネリオンが「妖精姫」に選ばれた時、「妖精の騎士」に自身の子であるユーレインを推していた。選ばれたリューイに不満は無いので、引き下がった。この時の姿絵は「観賞用」と「保管用」と「何かあった時の予備」と3枚確保していた。このうちの「何かあった時の予備」がヴァレンタ家に送られた。

          ユーレインの婚約者とラヴィアーネの婚約者は夫妻で真剣に話し合って決められた。ユーレインの婚約者にフィーネリオンを推したかったけれど、身分が違うので「せめて」傍仕えに!とサイアンに進言した。(その結果がフィーネリオンの身辺調査)

          結果的にフィーネリオンは身内となった為、満足しています。

          本名 オフェリア=ディナ=スターリング



ユーレイン     18歳 (?)(?)(?)

          銀色の髪。瞳は赤。

          スターリング候爵家嫡男。

          商業都市の跡取りとして育てられる。人脈作りとして帝都の学園と学院に入学した為、リューイとフィーネリオンとの面識は無い。(これを領主夫妻は悔やんだ)ただ、帝都の学院では「商業都市に優秀な兄妹がいる」と噂になっていたので、存在は知っていた。

          第2皇子であるヨシュアとは同い年の学友。ただ、社交的なユーレインと学者肌なヨシュアが繋がりを持てたのは、妹ラヴィアーネのお陰。ラヴィアーネがいなかったら表面的な繋がりしか持てなかった事に気付いている。

          学院を卒業して商業都市に戻ってからミュー兄妹の優秀さに心が折れ掛けた。

          父親に扱かれているけれど、リューイの作った書類を見て自分を奮起させています。

          父親の腹黒さは無く、母親に似ずに冷静なので、側近達は喜んで良いのか迷い中。

          従兄であるアスライールの「妻」がフィーネリオンな事に少なからず動揺した。

          来年の2月に結婚予定。

          本命 ユーレイン=ディ=スターリング

          


ラヴィアーネ    17歳 (闇)(氷)(?)(?)(?)

          銀色の髪。瞳は赤。

          スターリング侯爵家令嬢。

          特殊属性を持つ為、幼い時から「魔術師の塔」で魔力訓練を受けている。その為、感情の表現が薄い。(薄いだけで、感情はあります。)

          幼い時から帝都に居る為、同い年のフィーネリオンとは面識がありませんでした。

          幼い時から「塔」に入っているので、友達が少ない。第2皇子が自分の魔力制御をしている事で、周りからは羨ましがられている。

          あまり付き合いの無い「同い年」の女のヒトであるフィーネリオンとの付き合い方に戸惑いがあるけれど、帝都の「学園」や「学院」、「塔」で関わる女のヒトと違って言葉に裏が無いので、とても付き合いやすいフィーネリオンとは仲良くしたい。

          兄であるユーレインが結婚したら自分の番だと思っている。父親であるサイアンはもう少し後でも良いと思っているけれど、結婚後は帝都に屋敷を構える事になっている事と、商業都市の屋敷に思い入れが無いので気にしていない。

          フィーネリオンに紗への刺繍を入れて貰える事を密かに楽しみにしている。

          本名 ラヴィアーネ=ディア=スターリング



~~ヴァレンタ家関係者~~


オスカー      53歳

          銀色の髪。瞳は赤。

          平民。元貴族。実家は男爵家だったけれど、祖父が大きな借金を抱えた為に没落した。両親を養う為に働きに出た先がヴァレンタ家だった。

          子供は3人。内1人はギリアムにマナーを教えています。1番下の女の子がコルネリウスの子供の乳母になった。もう1人が自分達に着いてきて、別荘の料理人をしています。

          ヴァレンタ家が保養地に構えている別荘の管理人。

          ヴァレンタ家3兄弟にマナーを教えていた。

          アスライールが騎士学校に進学したのを切っ掛けにヴァレンタ家の使用人を辞めて何か違う職を始めようとしたけれど、その時にマゼンタから別荘の管理人を薦められて戸惑ったけれど、マルガと相談して今の立場を受け入れています。

          マゼンタから連絡を受けた時、連絡を受けたのはオスカーで、マルガへの説明を少し省いた事が、マルガの思い込みを加速させていました。

          本名 オスカー・ビンズ


マルガ       51歳

          赤茶色の髪。瞳は青。

          平民。

          オスカーと知り合ったのは、仕事場であるヴァレンタ家に来てから。

          イレイズに言われた言葉がずっと残っていて、会う前のフィーネリオンも同じ事を言うだろうと思って、接していました。帰る前に和解できたので良かったと思っています。

          ヴァレンタ家3兄弟の幼少期の事は1番知っているヒト。

          本名 マルガレット・ビンズ          

          



~~皇族関係者~~



ジークニィル    48歳

          銀色の髪。瞳は緑。

          王家の血を引く人物。皇帝陛下

          今回、自分の12番目の側室が子供を出産して「そうだ!」と思って精霊の契約者に伴侶を付けようとした人物。

          見た目はワイルド系、中身は残念な子。でも、やる時はやれるヒト。

          思ったらすぐ実行なので、いつも皇妃様に怒られている。

          皇妃様との仲は良好。(※重要)

          フィーネリオンの中では、脳筋。

          本名 ジークニィル=ランス=カイゼルラント



エルリーゼ     46歳

          銀色の髪。瞳は赤。

          公爵家出身の皇后さま。

          幼い時から皇帝陛下とは婚約を結んでいた。

          前皇帝陛下の「婚約者候補を全員側室に」と言う言葉を1ヶ月考えて今の場所に立っている。前皇后さまにはとても良くして貰ったので、何だかんだ今の状況も楽しい。

          皇帝陛下が何かした時の制裁担当。(※とても重要)

          本名 エルリーゼ=ラース=カイゼルラント



ジュリアン     21歳

          銀色の髪。瞳は緑。

          皇太子。王位継承権第1順位。

          18歳の時に皇太子に指名される。

          婚約者候補は公爵家から選ばれる予定だけれど、侯爵家からも何人か選ばれている。上は25歳、下は15歳までの5人が現在の候補者。23歳までに自分で選ばなかった場合、議会によって皇妃が選ばれる予定。

          いつも柔和な雰囲気で居るけれど、お腹の中の事は誰にも分からない。

          同母の兄妹の事は大切に想っている模様。

          フィーネリオンの中では「ラスボス」

          本名 ジュリアン=ラッセ=カイゼルラント



ヨシュア      18歳

          黒色の髪。瞳は緑。

          第2皇子。王位継承権は放棄している。

          皇太子が結婚したら「大公」か「公爵」どちらを賜るか選べる。

          「大公」は本人一代限り。「公爵」は現存では無く「かつて」存在した中から選ぶようになる。領地は皇家管理地から選ばれる。

          高い魔力があるらしく、魔術師の塔に居る。

          静かな雰囲気で何を考えているのか分からない。

          スターリング侯爵の娘であるラヴィアーネの魔力制御を行えるくらい優秀。

          フィーネリオンからしたら黒髪は「懐かしい」と思うくらいの事だけれど、この世界での「黒髪」は珍しい。

          身分も程良く高いのでチョッとした収集家からしてみれば自分の娘と結婚させて「観賞用」として屋敷に入れたいので、縁談の申込数は兄妹の中で断トツで多い。

          フィーネリオンからの印象は「占いとか得意そう」

          本名 ヨシュア=ラーン=カイゼルラント



サミュエル     16歳

          銀色の髪。瞳は緑。

          第3皇子。王位継承権第3順位。(第2順位は叔父)

          皇太子が結婚したら婚家に入るか皇家で使える爵位を賜る予定。

          帝都の学院の寮に入っている。卒業後は長兄の補佐となる為に学業は優秀。

          長兄である皇太子を「崇拝」のレベルで慕っている。直ぐ上の兄が怖い。下の妹には興味が無い。側妃の子供にも興味は無い。

          フィーネリオンからの印象は「ブラコン」

          本名 サミュエル=ラーン=カイゼルラント



クレア       13歳

          銀色の髪。瞳は緑。

          第1皇女。王位継承権第5順位。(第4順位は従兄)

          候爵家の嫡男と婚約中。結婚後は候爵家に嫁入りとなる。

          婚約者との仲は良い。(としか言えない)

          帝都の学院の寮に入っている。成績は優秀。魔力は低め。

          兄皇子達と歳が離れている為、あまり会話が無い。

          大切に育てられている為、外の世界と隔離されている。学院でも話せる人が限られているので、少し浮いた存在。「外の世界を見てみたい」と思っている。

          親しく話せていた精霊達が城から出て行った事が寂しい。精霊達が契約者やその伴侶と楽しそうにしているのが羨ましい。

          フィーネリオンからの印象は「お姫様」

          本名 クーレイシア=ラニ=カイゼルラント



~~皇宮関係~~          



メルリード     50歳

          銀色の髪。瞳は赤。

          宰相閣下。皇帝陛下は「はとこ」祖母が王家出身。

          本当だったら、実家の領地でのんびりしていたい。

          先代皇帝に「自分の息子ながら、アレの考える事は良くわからん。そなたが一緒ならば、安心して譲位できる」と言われて、領地経営を弟に任せて宰相になった。(ジークニィルが何をするのか分からないので、父親に判断を仰いだ結果こうなった。)

          皇帝が何か行動を起こしてもすぐに対応できるように、『皇帝の行動を見守る会』を作った。(フィーネリオンによって『皇帝が変な行動を起こさないか見守るかい?』と言われた時には、本気で泣きたくなった)

          フィーネリオンから定期的に送られてくる紅茶(フレーバーティー)が最近の癒し。

          皇帝の発案に本気の辞職を考えたけれど、同志カーマインと共に「皇太子殿下の為に後継者を育ててから辞める」と決めた。

          本名 メルリード=ディル=フォン



ヴィクター     32歳。

          銀色の髪。瞳は青。

          高位文官。カーマインの補佐官。

          既婚者。貴族では珍しい恋愛結婚。子供が2人。

          カーマインに付いているので結構優秀。だけど、カーマインの振り回し方が激しいので、最近は胃が痛い。

          休みの日に家族サービスをしているので、家族中はかなり良好。

          実は、アスライールの家の近くに住んでいる。(カーマインは知っている)

          本名 ヴィクター=ディ=テフル



~~貴族関係~~


アリオス      25歳。

          銀色の髪。瞳は青。

          貴族。伯爵位であるサーザント家の次男。レイシース男爵。

          妻はカロリーヌ。子供は3人。

          アスライールの学園時の友達。大人しかったアスライールを連れ回していた。

          アスライールとは学園卒業以来の再会だったけれど、再会した時に「この顔は1度見たら忘れない」と言っていた。その言葉に、フィーネリオンも「何となく」納得した。

          子供達が変な方向に向かって成長しないか、心配。(特にフロー)     

          本名 アリオス=ディル=レイシース



カロリーヌ     25歳。

          栗色の髪。瞳は青。

          貴族。実家は男爵家。髪色は家系。

          親しいヒトからはキャロルと呼ばれている。

          実家が紡績業をしているので、それなりに裕福な家で育った。

          アリオスとの婚約は5歳の時。実は、候補にアスライールもいた。家格が合わなかったので、アリオスとの婚約が成立した。(本人達は知りません。)

          アリオスとアスライールの仲が良かったので、結果キャロルも一緒に過ごす事が多かった為、一部の子女からは嫌がらせを受けた事もあります。

          フィーネリオンと一緒にいるアスライールを見て、「笑っているアスライール様ってこんな感じだったかしら?」と思いつつも、「商業都市の妖精姫」にあやかろうと、末の娘(0歳)を抱っこして貰った。

          本名 カロリーヌ=ディナ=レイシース



フロー       5歳

          銀色の髪。瞳は青。

          貴族。

          ソールが「初恋」のヒトになった不憫な少年。大きくなってもその事を父親に笑われる予定。

          ソールとの手紙のやり取りが楽しい。

          本名 フロー=ディ=レイシース



ピノティア     0歳

          銀色の髪。瞳は青。

          貴族。

          本名 ピノティア=ディア=レイシース



クラヴィス     19歳

          銀色の髪。瞳は青。

          貴族。実家はウルゴーラ候爵家。祖父母と両親、兄、双子の妹がいる。

          実家が治めている領地は工業都市の先にある。

          実は商業都市の学院を卒業している。リューイと同学年。

          兄の補佐をする為に商業都市の学院に進学したのに、うっかりと皇城の官吏試験を受けてしまったヒト。受かると思っていなかったのに官吏に採用され、サイアンに「良くやった」と言われた。採用を辞退しようと思ったけれど、双子の妹に「うっかり屋さんのクラヴィスお兄様に変わって、私達がお兄様の補佐をしますわ!」とステレオで言われた。

          領地にいる家族よりも、リヒトの家族にお世話になっている。(祖父母には秘密)

          本名 クラヴィス=ディ=ウルゴーラ          


プリシエラ     11歳

          くすんだ銀色の髪。瞳は赤。

          貴族。実家はニーグ伯爵家。祖母と両親、兄と姉がそれぞれ1人ずついる。

          実家が治めている領地はヴァレンタ家の領地の(北側)隣り。ルシェを育てている。プリシエラの実家で育てたルシェが、ヴァレンタ家に贈られた。

          ギリアム限定のツンデレなので、家族には「優しい子」と思われています。

          最近、ギリアムに声を掛けると、とても優しい目をされるようになった。不思議。

          理想の夫婦は自分の両親だけれど、見ていて憧れるのはフィーネリオンとアスライール(目の保養)。

          本名 プリシエラ=ディア=ニーグ


ヒース       10歳

          銀色の髪。瞳は青。

          貴族。実家は男爵家。

          男爵家の跡継ぎだったけれど、今は継承権が凍結されている状態。本人が成人した時に貴族院に申請する事で、(審査はあるけれど)爵位を継ぐ事が出来る。色々な事があって男爵領は帝国の管理下に置かれている。

          工業都市の学園に復学した。

          フィーネリオンと手紙のやり取りをしている。

          本名 ヒース=ディ=ワイズロット


リリティナ     6歳

          銀色の髪。瞳は青。

          貴族。実家は男爵家。

          ヒースの妹。親しいヒトには「リリーナ」と呼ばれている。

          色々あって、周りのヒトとは3ヶ月遅れの3月から工業都市の学園に入学した。全く手つかずの状態だった勉強の基礎とマナーは、リックとポーラ、ポーラの家族が話し合った結果、ポーラがリリティナの「メイド」として学園の寮に着いていく事になった。

          本名 リリティナ=ディア=ワイズロット


~~騎士団関係~~


アーネスト     53歳

          茶色の髪。瞳は青。

          帝国騎士団第3師団師団長。

          貴族。実家は男爵家。今持っているガリオン伯爵の地位は、本人だけの1代限りの名誉貴族。家族は実家の男爵家扱いだけど、子供達はみんな騎士団に入っているから爵位に拘りは無い。

          髪の色は家系で茶色だった為、気にしない。

          特殊な扱いのアスライールは、騎士団の中でも扱い難さで断トツ1位なんだけれど「治療も出来て魔法使えるなら、便利そうだしウチに来ればいい」と言ってアスライール含め13人の新人?を受け入れた

          本名 アーネスト=ディル=ガリオン



ルイス       48歳

          銀色の髪。瞳は赤。

          帝国騎士団第3師団師団長アーネストの補佐官。

          既婚者。

          貴族出身。実家は伯爵家。身分は高くないので、騎士団に入った。

          体を動かすよりも頭を使う方が得意。

          騎士学校でも「周りを動かして自分は動かない」と言う騎士学校始まって以来の珍事を起こした。

          アスライール達の受け入れはこのヒトの入れ知恵。

          本名 ルイス=ディ=ラット



ウォレス      50歳

          銀色の髪。瞳は青。

          帝国騎士団第3師団副師団長。

          既婚者。

          貴族出身。実家は伯爵家。自身は子爵位を持っている。妻と子供が4人いる。

          師団長の無茶振りに振り回されるヒト。でも、師団長の補佐官にルイスを就けたのもこのヒト。それによって、書類が滞る事が無くなったので良かったと思っています。

          本名 ウォレス=ディル=メイズ



エスター      42歳

          銀色の髪。瞳は茶。

          帝国騎士団第3師団第5部隊隊長。

          既婚者。

          貴族。実家は男爵家。兄弟がたくさんいるので騎士団に入った。

          魔の行軍を行った張本人。「新人」の存在をすっかりと忘れていて、普段通りの行軍を行った。帝都に帰ってきたら、たくさんの抗議を受けた。

          最終的に自分の部隊にはアスライールを受け入れた。 

          本名 エスター=ディ=ラス



ライン       45歳

          焦茶色の髪。瞳は青。

          帝国騎士団第3師団第5部隊副隊長。

          既婚者。結婚は遅かった。

          平民。エスターに気に入られて副隊長になった。

          魔の行軍の最中、新人の存在に気付いていたけれど、何だかんだで付いてきているのでそのまま連れていた。付いて来れないようだったら帰すつもりだった。

          遅くに結婚したので、子供は学園に通っている。子供が可愛くて仕方が無い。

          本名 ライン・オート

          

          

リーリア      25歳

          銀色の髪。瞳は青。

          帝国騎士団第3師団第7部隊所属。

          貴族。実家は騎士を輩出していて、兄と弟も騎士。姉は普通の貴族に嫁いで行った。

          既婚者。自分の周りが騎士だらけだったので、夫も騎士。

          アスライールと同期。魔の行軍体験者。

          女性騎士の中で「結婚相手として」有力候補だったアスライールが一般の女性と結婚した事は、師団を問わず女性騎士の間に衝撃を与えていた。なので、フィーネリオンが新緑祭の時に騎士団に現れた時は、他の師団の騎士と女性騎士が皆で注目していた。

          「騎士」の同性同士の雑な対応が当たり前だったので、何かと師団に差し入れしてくれるフィーネリオンは「本物」の女性と思っている。

          差し入れとかは自分には到底出来ない対応だと思っている。

          お菓子の差し入れは(フィーネリオンの言葉により)優先で女性騎士にまわして貰っている事を知っている。

          本名 リーリア=ヴィ=クリア

          

          

スウォン      27歳

          銀色の髪。瞳は青。

          帝国騎士団第3師団第5部隊所属。

          貴族。実家は子爵家。歳の離れた兄が実家を継いでいるので騎士になろうと思った。

          軽い気持ちで騎士学校に入って後悔していた。後から入学したアスライールと接する内にヤル気を出して、2年留年して無事卒業。実家の家族を驚かせた。  

          騎士学校で留年しているので、アスライールよりも年上だけど同期。

          絶賛彼女募集中!見た目は悪くないのだけれど、考えが甘いので下心がスグに分かってしまう。

          アスライールの結婚は大いに羨ましい!「可愛い奥さんとか永遠の憧れだ!」と言って、アスライールの家に行く日を虎視眈々と同志達と画策していた。

          アスライールの「汚家」が「お家」になっていた事に驚いた。

          フィーネリオンに「ロッシュありがとうございました」と言われて嬉しかったので、実家に「来年も同部隊に配る分をよろしく」と伝えた。

          本名 スウォン=ディ=ラーク









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