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異なる世界の空の下で  作者: 亡霊
5/17

これから

リリィとともに、所有物となった迷宮の魔物の駆除を終えたナオトだったが、今日はまた家もやろうという。

そんなナオトだったのだが

名前の無い迷宮 リリィ宅


 翌朝、疲れていたのだろうか夜はぐっすりと眠れたらしい。 起きたときには夜寝る時にいたリリィの姿は無かった。

 89式小銃をさりげなく確認するが昨日置いた場所から動いていないらしい。 持って行くかどうか悩んだが、今は必要ないと考え、置いておくことにする。

 迷彩服の上衣は着ずに、上はシャツでいいかと半長靴を履きながらボーっとしていた。 歯を磨こうにも、歯ブラシも歯磨き粉も無い。

 そもそも、こんな世界にあるのかも分からない。 万が一には、指でも使ってとりあえずやっておくかと考えながら、背伸びをし軽く屈伸をしたり腕をクロスさせ準備体操しながら頭をハッキリとさせていく。


 「ご主人よ、起きたかの?」


 扉を2度ノックする音が聞こえると、返事をする前に扉を開けられた。 さすがに、昨日のような寝巻きを着ていないのでホッと胸を撫で下ろす。

 今日の服装は、動きやすそうな膝くらいまで青いスカートに白いブラウスのようなものを着ている。 その上にはエプロンのようなものを着ている。

 朝からは、いけない。 男の問題ではあるが、やはり困ってしまう。 いや、いつもされると困る。

 1人で頭を抱えていると、よほど可笑しかったのか「クフフ」というリリィ独特の笑い声で顔を上げる。 うん、少女の笑顔は良いものだ。

 しかし、その顔もなぜかしょんぼりとした顔に戻ってしまった。 先ほど、部屋に入ってきたときも同じような顔だったことを思い出す。

 何かあったのかもしれない、いったいどうしたというのだろう。 


 「お腹なんじゃが、空いておるかの、ご主人?」


 その質問の返答かと言うように、お腹が盛大に鳴ってしまった。 その音でもリリィは「クフフ」と笑ってくれるのだが、やはりバツが悪そうな顔をして俯いてしまった。


 「あのな、ご主人。 朝餉あさげをと思うたのじゃが、わっちはあまり、その」


 「こっちにきておくれ」と腕を掴み歩き出す。 部屋を出て、昨日は入らなかった扉を開ける。 そこは、台所のようだ。

 断言出来ないのは、自分の見知った物ではなかったからである。 昔の家にあったような作りの台所である。

 勝手口とでも言うのだろうか、迷宮とは違う場所に続く扉の無い出入り口があり、釜戸やお釜がそこにはあった。 鍋もあるようだが、それは地面に逆さまになって落ちている。

 なんとなく、想像は出来た。

 

 「ご主人、わっちも頑張ったのじゃ。 慣れんことをするもんでないの」

 「大丈夫ですよ、火傷はしてませんか?」


 リリィの手を取って赤くなっていないか確認する。 「あっ」という声が聞こえたのだが、ビックリさせてしまったらしい。

 俯いてしまった。 どこも赤くもなっていないし、水ぶくれも出来ていないから大丈夫のようだ。 

 刀を相当振っていたのだろう、手にマメが出来ていた。 普通の世界の女の子でも剣道をやったりしていないと、そうそうこうはなっていないだろう。

 「もう、大丈夫じゃから、なっ、離しておくれ」と言うので、握っていたリリィの手を離す。 まだ俯いたままだったので、なんだか気まずい。

 ふと、視線をテーブルに移すとそこにはパンの入ったバスケットとサラダが皿に乗って置かれていた。 パンはロールパンに見た目が似ていて、サラダも良く見る普通のサラダのようだ。


 「あれだけしか今は無いんじゃ、堪忍してくれんか」

 「いいえ、気にしていませんよ。 それじゃあ、いただきましょう」


 パンの入ったバスケットをリリィが持ち、サラダの乗っている皿を自分が持つ。 リリィを先頭に、また隣の部屋へと進む。

 扉を開けて目に付いたのは部屋の中央にある5、6人は座って食事を楽しめるテーブルがある。 部屋の広さも自分の部屋の倍以上あるようで、窮屈な感じはしない。

 バスケットと皿をテーブルに置こうと進むと、ふと、視線を感じる。 何事かと思い、そこに目を向けると、女性の上半身があった。 ギョッとしてしまうが、血の臭いだったり腐臭などもしない。

 右腕は取れており、下半身は見当たらない。 左腕も手首から先は無く、頭部も損傷しているようだ。 リリィとは違い、動きやすいように肩の高さで綺麗に切り揃えられていた髪は燃えるような赤い色をしている。

 それが、ちょうど自分から見た椅子に置かれていた。 部屋に入った時には死角になっていて気が付かなかった。 


 「リリィ、これは」

 「うむ、ゴーレムのアビーじゃ。 アビー、こちらはわっちのご主人じゃ。 挨拶を」


 リリィはゴーレムと言った。 しかも挨拶を、という事はこの状態でも生きている、と言う事だ。

 そう促され、ゴーレムはこちらをジッと見つめてくる。 瞳に光が無い、というか夜の海を想像してしまう。

 何か吸い込まれてしまいそうな、深く暗い色をしている。 それは、怖いというより見入ってしまう色だった。


 「初メマシテ、ナオトサマ。 私ノ名前ハ、アビー、ト申シマス。 コノ様ナ姿デ申シ訳ゴザイマセン」

 「いえ、もしかして、初めて会った時にリリィが言っていた?」


 「うむ」とリリィが頷く。 この損傷は、ミノタウロスに破壊されてしまったという。 上半身と下半身が引きちぎられてしまったというのだ。

 しかも、その後、下半身は別の誰かへと投げつけられ、上半身になったゴレィムもまた投げられたという。


 「ドナタカガ、助ケテクレヨウトシタノデスガ結局、私ノセイデ」


 あの時の富士3曹と百田3曹が殉職した事と間接的ではあるが関わっていたのだ。 あの時に捕まっていたのが彼女だった。

 しかし、女性型であるから彼女を呼ぶが、彼女のせいではない。 あそこでミノタウロスが元凶である。


 「貴女のせいではありませんよ、心配しないで下さい。 しかし、上半身しか無いですし、それもあちこち身体も負傷していますが」

 「私ハ作ラレタ存在デス。 魔石ガ破壊サレナケレバ活動ヲ停止スル事ハアリマセン」


 そう言うと、彼女は残っていた方の腕で胸元にそっと手を当てている。 そこに大切な何かが有るというようにだ。


 「ご主人よ、昨日のことじゃが魔石があると言ったであろう? あれがアビーじゃよ。 心臓代わりの魔石が彼女を動かしておるんじゃ」

 

 「だから、売るなんてとんでもないんじゃ」という。 確かに、そうだろう。 リリィにとっては大事な家族なのだろう。

 自分の魔力を吸ったあの日は、気が付かなかったのだがリリィはすぐにアビーの上半身を救出しこちらへと運んでいたらしい。

 下半身はほぼ原型を留めておらず、上半身は負傷しているがまだ生きていた。 自分と山田がミノタウロスと戦っていた時だそうだ。

 アビーはこの部屋に残し、迷宮の闘技場へと入るとちょうど自分がミノタウロスを倒し終えて他の班員の装備を回収しているところだったと言う事だったらしい。


 「アビーさんは、その、痛くは無いのですか?」

 「痛覚ヲ遮断シテイマス。 ココマデ破壊サレテシマイ、不覚ヲ取リマシタ」


 痛覚を遮断しているのだから、痛みはあると言う事だ。 現代でも、人間に近いロボットを作ろうとしていたが、こちら側ではそれが当たり前なのだろうか。

 つい、マジマジと見ていると、「ムムム」とリリィが唸っている事に気が付いた。 何を唸っているのだろうか。 手に持ったパンを次っては口に入れ、千切っては口に入れると繰り返している。

 

 「アノ、ナオトサマ? ソノヨウニ見ミラレテシマイマスト、ソノ……」


 「ポッ」と手首より先が無い左手を頬に添え、恥ずかしそうな仕草をしていた。

 普通に見ていただけだったのだが、なんだかおかしな方向へ話が行きそうである。


 「あ、別に変な意味で見てはいないのです。 ただ、痛そうですし治せないものかなぁ、なんて思ったものですから」

 「オ優シイノデスネ、ナオトサマ。 デスガ、イマハ直セナイノデス」

 「爺様の頃からわっちに仕えておっての、爺様以外には治してやれんのじゃ」


 魔法の世界なので怪我や病気を回復させる魔法というものはあるらしい。 しかし、アビーの場合は魔法では治らない。

 身体の中の魔石が身体に掛かる全ての魔法を魔力へと変えてしまうとリリィは言う。 そうして、魔石が吸収してしまう為に本来に魔法で治したい部分に効果を発揮しないという。


 「ゴーレムの調律師というのがおるんじゃが、大きな街へ行かねばまずはおらん。 腕も素晴らしい技術を持つものもおれば、詐欺まがい事をしているものもおる」


 加えて、アビーそのものが単純にゴーレムの中でも、上位主の存在らしい。 リリィのお爺さんが従者として連れていたそうで、ここに落ち着いてからもずっといてくれたという。

 アビーに使われている魔石は希少価値の高い魔石らしいとは知っているのだが、それ以上の事は知らないそうだ。 アビーはアビーなのだとリリィは言い切った。


 そこでゴーレムとは何なのかという話になった。 魔物と言う事ではないようで、人工的に作られ、必要最低限の動きしか出来ないゴーレムもいれば魔石の純度だったり、その時の偶然による産物だったりとアビーの様な、自分で考え行動する事の出来るモノが生まれるという。


 「だからの、ご主人よ。 アビーを治してやりたいのじゃが、まずは信頼できる調律師が必要なのじゃ」

 「そうですね、このままではいくらなんでも可愛そうです。 アビーには部屋はあるのですか?」


 部屋という言葉を聞いて、ビクッと身体を震わせるアビー、何かに驚いたのだろうか。

 「結構デス」というアビーに対し、「運んでくれるんか、ご主人?」というリリィである。

 自分のご主人様であるリリィには逆らうことは出来ないのだろうか。 何か諦めた様な表情をしている。

 パンと3つにサラダを食べ終えると、アビーの前に立つ。 ゴーレムと言うから重いのかと思ったのだがそうでもなかった。

 むしろ、柔らかく人の肌と何が違うのか分からない。 色はリリィと比べても白いほうだし、綺麗な肌をしている。 

 正直言えば、もっとゴツゴツとか硬いイメージだったのだ。 ただ、ヒンヤリとしている気がする。


 「アノ、重クハナイノデショウカ?」

 「いや、せんぜん重くないよ。 軽い軽い」


 上半身しかないから軽い、というわけではないと思う。

 アビーの部屋は、迷宮に続く扉の近くにあった。 すぐに出られるようにという配慮もあるのかと思ったのだが単純に好きな部屋を選んでこうなったのだろという。

 「お邪魔します」とギュッとアビーが落ちてしまわないように抱留めながら扉をあけると、中は以外にも女の子らしかった。

 ピンク色のもので統一されていた。 ベッドも可愛い何の動物かは分からないがぬいぐるみがあり、机の上には小さな花瓶、一輪の花が飾られている。

 アビーをそのベッドの上へ寝かせると、布団を掛ける。


 「アビーの部屋は、可愛い部屋なんですね」

 「アノ、アマリ見ナイデ頂ケマスカ? 恥ズカシイノデス」


 他に何か必要なものは無いかと確認するが今は何も無いらしい。 些細なことでもいいから何かあれば呼んでほしいと告げて部屋を出た。

 先に部屋を出ていたリリィは、扉の横で待っていた。 自分を見ると「わっちもじゃ」と言って、両手を広げて立っている。

 とりあえず、頭を優しく撫でると「これでいいじゃろ」と言っていたが、何が良いのかは分からない。


 「それじゃあ、リリィ? 部屋の掃除をしましょうか?」

 「うむ、ついて参れ。 しかしのぉ、大掃除というわけでもあまりないのじゃ。 部屋の説明だったりじゃな」


 今は何か鍵が掛けられており入れない部屋もあるようなのだが、リリィ曰く「突然鍵が開く」との事だった。 

 実際、まだ鍵の開いていない部屋へと向かうことにする。 なぜかと言うと、リリィの部屋、台所、広間、アビーの部屋しか今は鍵が開いておらず、そこは掃除もしっかりとしているという。

 自分という存在が来たことと、迷宮の主がリリィから変わったことで何か変化があったのでは?という事だった。

 自分とリリィの寝泊りしていた部屋の奥に通路が現れたという。 そこからまずは行ってみる事にした。

 リリィもまだそこには行ったことが無いという。 ここは、自分が着てから出来た通路らしい。

 少し進んだ先に1つの扉が出来ていた。 右に通路は曲がっていたため、1つ1つ確認していくことにする。

 ドアノブを握る手に汗をかいていた。 緊張しているのが分かる。 リリィを後ろに下がってもらい、勢い良く扉を開ける。


 「ここはなんじゃ!?」とリリィが驚くのも無理は無い。 火は入ってないようだが、ここはテレビで見たことのある場所だ。

 鍛冶をする場所ではないだろうか。 詳しく知っているわけではないのだが、炉があったり作業台や作業場がある。

 他にも色々な道具があるようなのだが、知識がないからハンマーや挟むやつがあるとかしか分からない。

 ふと、大小様々な道具の中に柄の長いハンマーを見つけてしまった。 自衛隊の訓練の際に、野営の際の杭打ちで使用したハンマーに似ている。

 かなりの凶器になるのでは、と考え万が一の場合はこれを持って戦う可能性を視野に入れておく。 

 リリィもあらかた部屋を見終えたのか、自分の傍へと戻ってきた。


 「なんぞ、色々とあるようじゃが、わっちには到底、分からんことじゃった」


 「次へ行くぞ」と自分の腕をひっぱり部屋を出る。 ここで色々出来るようになるのは、当分先であろうし、もしかすると銃弾なんてのも作れないかと浅はかな考えを持ってしまう。

 冷静に考えると、綺麗に形の揃った弾頭の数を揃えたり、薬莢や火薬も調合率なんて分からないのだから、どうしようもない。

 やはり、さっきのハンマーかと思い考えながら歩いていると、次の部屋に着いた。


 「さぁて、ここは何かのぉ」


 次の部屋は、また広い部屋である。 それ以外には何か特質すべき点は見当たらない。 そう考えていたのだが、「おやっ?」というリリィの声がする。

 リリィがあるものに気が付いたようだが、広い天井に、硬い床である。 何となく、体育館や戦車や兵員装甲輸送車などを整備していた整備大隊の格納庫を思い出す。

 ここなら、戦車も余裕で何両かは置けるな、などと考えながらリリィの傍へと行くと、なにやら地面を触って唸っていた。


 「リリィ、ここに何かあるのですか?」

 「うむ、今は動いておらんが転移魔方陣が描かれておる。 しかも消えないように何かしら保護する魔法もつこうておるな」


 「わっちは転移や保護の魔法が使えんからこれも分からん」とリリィは言う。 

 しかし、転移魔方陣と保護魔法には知っている事を教えてくれた。 転移魔方陣はその名の通り、物や人を移動させる魔法という。

 2種類あるらしく、1つは2点の目的地にまったく同一の魔方陣を描き、それを発動させることでその間を移動する魔法陣。

 もう1つは、目的地の中から好きな場所へいける転移魔方陣がある。 ただし、転移させる荷物や人、その距離など量が増えると魔力もありえない量を使用するらしい。

 1度、どこかの国が数千人の軍隊を送り込もうとしたらしいのだが、結果は魔力暴走によって転移先に現れたのはたった数名だけで、何があったかは語らず廃人同様となっていた。

 衰弱もしており、すぐに生存者も死亡してしまったという。 それだけには終わらなかった。 その国はそれだけで諦めるような国ではなかったらしい。

 宣戦布告とみなした侵攻を受けた国は偵察を相手の国に送ったらしい。 しかし、意外な報告が戻ってくる。

 「彼の国は、どこにもあらず。 ただ海がそこには広がっていた」と。 それ以来、原則、条約で転位陣を侵略や戦争には使用してはならないとなったらしい。

 神の怒りに触れただの、魔力暴走によって爆発し海の底へと沈んだだの憶測は出たらしいのだが、全ては水の中へと消えてしまったのだ。

 商品の移動だったり、人や物の移動は今でも陸路、海路を使っているそうだ。


 「それからというもの、転位陣の使用はあまりされておらんそうだ。 短い距離での移動であったり少ない荷物の運搬には使われたりしているそうじゃがの」


 そういう話を聞くと、その危険な転位陣がここにあることが恐ろしいのだが、リリィはきっと役に立つと考えているようだ。

 魔方陣を使えるものがいれば、どこか必要な場所に、この描かれている魔法陣と同じものを設置すればここから、そこに移動できるのだから使わない手は無いと言う。

 それについては追々話し合っていこうと決める。 部屋を出るとリリィは伸びをして大きな欠伸をする。 自分までつられて欠伸をしてしまった。

 今日は緊張感があまりないらしい。 


 「この部屋で最後のようじゃ。 さっ、それではいよいよ街へと行くかの? ご主人?」

 「街へ、ですか?」


 「うむっ!」と元気な声で返事をするリリィである。 食材ももうこの家には残っていないらしく、他にもアビーを治せる調律師を探さねばならない。

 そこで、1度街へ行って、必要な事をしてしまおうと言うのだ。


 「ご主人は、何かしたいことはないのかぇ?」

 「自分の、したいこと……」


 この世界に来てからずっとその場に流されるかのように、迷宮を進みミノタウロスと戦い仲間を失った。 リリィと出会って迷宮の掃除という名の魔物の駆除を行う。

 今日もまた、この居候している家の部屋の確認しかしていない。


 「まだ、わかりません」


 そうとしか言えなかった。 帰って班員の事を報告しなければいけないという気持ちもある。

 自分にはいないが、他の班員には家族がいる。 心配だってしているはずだ。

 しかし、自分は家族や恋人、親戚だっていないのだ。 帰りたい、という気持ちは湧き上がってこなかった。

 「そうか、ゆっくり考えていけばいいんじゃよ」と言って、リリィは自分の腕を掴み歩き出す。

 まだ、決めることは出来ないが、ゆっくり考えることにしよう。 



第5話はいかがだったでしょうか?

新たな出会いもありましたが、ナオトはこれからどうしていくのでしょう。

ご意見、ご感想お待ちいたしております。


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