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異なる世界の空の下で  作者: 亡霊
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大掃除その2

迷宮の掃除を続けるナオトとリリィ。

ゴブリンを駆除しながら迷宮を進みます。

名前の無い迷宮


「探索者は、魔石が収入源なのですか?」

 「そんなことはないぞ、魔物によっては素材が高く売れるんじゃが。 まぁ、解体する技術も必要での、探索者の人数が大きいと解体出来る職に就いた者もおろうが」


 魔物の素材も魔素を吸収し魔力を帯びている。 なるべく傷つけずに倒し、解体して必要な部位をギルドで買い取ってもらうのだ。

 死体として残ったままだと、ゆくゆくはゾンビとして蘇ってしまう。 魔物の生態についてはあまり分かっていない事も多いらしく、そういうものだと捉えられているようだ。

 魔素に操られているのかもしれないし死んで無念や後悔、そういったものが死んでもなお残された身体を突き動かすのかもしれない。


 魔力の流れを見るのが少しずつ慣れてきたようだ。 意識を集中する必要はあったが、それでもだいぶ役に立つ。 待ち伏せされたりは今のところ無い。

 迷宮にはトラップもあるのだが、魔力を感知して発動する仕組みである。 自分やリリィの魔力がトラップの方に微量ながらも流れていく為、回避するのが楽なのだ。

 ただし、不測の事態になってトラップにかかるわけにはいかないので、リリィと相談し破壊しておくことにしていた。

 リリィの火の玉で破壊するので、その都度毎に魔力を補充といって甘噛みされているのだが、世の男としてはこのシチュエーションにグッとくるものがあるのは否定しない。

 主人としもべの関係ではあるし、使用した魔力の補充という感情的な何かがあるわけではないから嬉しいが手放しでは喜べないでいる。

 贅沢な悩みかもしれない。 


 話しが逸れてしまった、魔物の事でも進む先にいる場合は、白い湯気の様な物がその場所に流れ込んでいるのだ。

 今のところ自分達以外には魔物しかおらず、この迷宮で遭遇するのはゴブリンである。

 稀に動きが俊敏な個体もいるのだがリリィの抜刀術の前に切り捨てられており、距離が離れていれば自分の持つ89式小銃で難なく倒せていた。

 しかし、手持ちの弾倉の4つのうち2つはすでに消費してしまっている。 小銃には薬莢受けが付いており、稀に隙間から落ちることもあるが使用済みの薬莢は回収していた。

 また通路を進むと扉が現れた。 木製の扉であり小部屋ばかりであの闘技場のような広さや豪華な扉のある場所はもう無いのかもしれない。 

 

 「リリィ、この扉の向こうにも魔物の気配がするね」

 「相変わらずの探知能力じゃ? 何か魔法を使え取るのかの? ご主人よ」

 「こう、何となく分かるんです」


 リリィとは先に話し合って扉を開けて突入する際は、右の魔物をリリィが担当し左を自分が担当していた。

 お互いに近距離武器と遠距離武器だから、そうやって区別しておかないと万が一誤射してしまってはいけないのもあるからだ。

 ドアを蹴破り、中へと進むと、ここのゴブリン3体が小部屋の真ん中で座って何か食べているところだった。 肉の焼ける臭いが漂ってきたが、何の肉かは分からないが想像はしないでおく。

 

 「総数3体確認、 左1処理っ!」


 左の1体を倒し、次の個体へ照準を構えようとしたがリリィの「右、1、2、処理じゃ。 終わりじゃな」と言う声とともに小銃を肩から外し一息付く。

 戦闘になった際に最初のゴブリンの集団を倒した後から相談して取り決めした。 お互い左右の端の方から数字の若い順で倒したら読み上げていく。

 最後の1体を倒した者が終わりと言う言葉で合図を出す。 そうしてお互いに連携を高めていった。


 「お疲れ様です、リリィ。 いつものお願いします」

 「お任せなのじゃ」


 手のひらに生み出す火の玉の魔法は、呼び名があるらしい。 見たままのファイアボールだった。 その方が確かに分かりやすい。

 かなりの魔力があるというので、自分も使えるかと思ったのだがぜんぜんダメだった。 リリィのようにファイアボールが生み出される前の赤い魔力の流れがぜんぜん集まらない。

 じっと見るのだが、変化は無かった。 ただ、その集中した手の平に向かって魔力の流れ自体はあるような感覚はある。

 魔力が外に放出されなければ、魔法が具現化することもないのでただの宝の持ち腐れかとも思えるのだ。


 「リリィは、どうやって魔法を習得したのでしょうか?」

 「わっちかえ? 爺様に最低限覚えておけと叩き込まれたのじゃ」


 リリィが祖父から習った魔法は火の魔法の初歩であるファイアボール、吸魔族が得意とする身体能力を向上させるブレイブハート、汚れを落とすクリーンウォーターの3つだけだ。

 吸魔族がそれだけしか使えないというわけではないとリリィには注意される。 魔法の事はリリィには分からないこともあるため、また別の場所か得意な人に習っておく必要はあった。


 「のぅ、ご主人よ。 先ほどから気になっておったのじゃが、その胸の袋から持っているもの入れ替えておるが、なんぞ?」


 この世界にある武器かどうかも考えずに使用していた。 今更ではあるし、使わなければ確実に生きてはいけないだろうと考え今は惜しみなく使っている。

 しかし、自分の持っていた分の弾倉はもう残り少ないのだが、他の班員の使えそうな弾倉や装備はどうなっていただろうか。 確かに一箇所に集めていたのだがリリィは知っているだろうか。

 まずは、この武器の事から簡単に説明していても良いかもしれない。


 「この武器は、私達が国を守るために使用している武器です。 実際に使う日が来るとは思ってもいませんでしたが」


 弾倉に入っている、装填している弾丸が火薬の力によって筒を通って狙いを付けた場所へと飛ぶ。

 威力は見ての通り、ゴブリンはもちろんのことミノタウロスにも有効なのは見ての通りと説明する。

 ただし、この弾丸が無くなれば意味が無いとまで説明はしておいた。 

 万が一自分から奪い取る、などされたとしてもどうせ使い切ってしまえ名無用の長物になるわけだから。


 「残るはあと幾つでありんす?」

 「今装填している分と、予備があと1本ですね」


 「言ってくれれば」と、リリィは肩から提げていたポシェットを開けて手を入れている。 小さなポシェットなので、そこに弾倉が入っているようには見えない。

 そう考えていたのが、甘かった。 普通に新しい弾倉が3つ出てきた。 魔法のポシェットのようだ。 空になっていた分を自分から受け取るとまたポシェットへと戻す。

 自分が持っていた分だけではなく、他の班員の使えそうだと集めていた分までしっかりと持っていてくれて助かった。

 

 「そのポシェットってどうなっているんです?」

 「ん? そうじゃのぉ。 認められた持ち主しか使えんのじゃが、その魔力に応じて入る量が変わるんじゃ。 これまた爺様の遺品でのぉ」


 どれくらい入るのかも、リリィには分からないそうだ。 理由は限界まで使ったことが無いためであった。

 ただ、まだ入るということはリリィにもわかるらしい。 あとで部屋に戻った時に改めてポシェットの内部に自分の物がどれだけあるかのチェックもしていた方がいいだろう。


 「ご主人の言っておる弾そ、弾倉じゃったか。 それもまだ中身が入っておるのはあるしの。 その使っておる武器も入っておる」


 ポシェットをポンポンと叩きながら、「遠慮しないで必要なら言ってくおれ」と言ってリリィは「クフフ」と笑う。

 小銃の弾の事は今のところ使わなければ考えてはいないが、このままだとジリ貧でもある。 魔法も使えないのだから何か次の手を考えておかないといけない。

 万が一の場合は、無手の徒手格闘や銃剣を着剣した銃剣道、もしくは銃剣をナイフ代わりにしてでも戦う必要がある。


 「リリィ、ナイフでゴブリンと戦う探索者はいますか?」

 「ナイフかえ? ふぅむ……、その腰から下げておるものだと、ちと頼りないがのぉ。 1対1なら」


 1対1、今のところはゴブリンは最低でも3体以上で集団行動している。

 最後の1体を残し、ゴブリン戦の訓練する事をリリィに相談しておく。

 そして、その訓練する機会は訪れた。 ちょうど、曲がり角の先に魔物の魔力を察知する。

 ゴブリンが3体、こちらに背を向けて歩いている。 後ろからの攻撃が卑怯だと自分の感覚だと感じるのだが、そうも言ってられない。

 すでに、リリィは行動に出ていた。 「左1処理」とリリィに声をかけ、89式小銃で、左の1体の頭部を打ち抜く。 すぐに撃たれ倒れたゴブリンに残りの2体は気を取られ、その隙を見逃さずにリリィが右の1体を倒す。


 「右1処理じゃな」


 傍にいたリリィに気が付き、残る1体のゴブリンは手斧で反撃を行うのだが、それを難なくとかわし、自分の傍へと戻ってきた。

 促すように、刀を傘に戻すとさらに後ろへと下がった。 ゴブリンは警戒しているようだが逃げ出そうとはしていない。

 小銃に着剣し、身体の力を抜く。 左足を半歩前、軸足になる右足を半歩下げて、ゴブリンに対して斜め構える。

 試合をした事は何度もあるのだ。 先任や上司には勝てなかったが、ゴブリン相手には引けを取るつもりは無い。

 すり足で間合いをつめ、銃剣で突く。 ゴブリンも手斧でこちらへ振りかぶってくるところを避けると、その胸元に銃剣を突き立てた。

 しかし、リリィの言う通りだったのか、この一撃では倒しきれなかったのだ。 まだ手に持った手斧でこちらへ攻撃しようとするのだから、魔物とは恐ろしい生き物だ。

 迷わず、引金を引く。 その反動で、ゴブリンは向こうの方へと吹き飛んだ。

 ファイアボールで遺体を燃やすリリィに頼む。 銃剣では倒しきれない可能性が出た。 対人戦闘ならまだ有効だろうが、魔物の生命力を考えたら他の武器を使う必要もあるだろう。

 今は、持っているこの89式小銃に頼るしかない。 弾薬が尽きる前にこの世界でも取り扱っているか、見つけなければならない。

 消費した魔力を補充し終えたリリィがこちらを下から覗き込んでいた。

 お願いする前に、銃剣で刺突し体液で汚れてしまった89式小銃もクリーンウォーターで綺麗に処理してくれた。

 この魔法はかなり重宝するのは間違いない。 油も消えてしまうのかと言うと、そうでもないらしい。 その油でさえも綺麗になっているようだ。



 「なんぞ、難しい顔をしておるのご主人よ。 なに、得意不得意は誰にでもあるもんじゃ」

 「いえ、そういう事で悩んでいたわけでは……。 武器の性能に頼りすぎていたな、と思いまして」

 「良いものを持っておるのじゃから、使うのは当たりまえよ。 まぁ、なんぞ使う回数が決まっておるようだから使い切ってしまう事でも悩んでおるのだな」


 リリィはポシェットから中に収納している89式小銃を取り出すと、じっくりと眺めていた。

 さらに、弾倉を取り出すと、中に装填してある5.56mm弾を一生懸命取り出そうとしている。

 リリィから弾倉を受け取ると1発だけ取り出して「落とさないように」と渡す。 じっと見つめているが、首を横に振った。


 「さっぱりじゃ。見たことがあればと思ったんだがの。掃除が終わって一番近い街に行くしかないの」

 「街もあるんですか?!」


 「当たり前であろう?」とリリィは言う。 この名前の無い迷宮から歩いて1日ほど歩いて所に迷宮を攻略する為の探索者が集まる村があったという。

 宿場が出来て、探索者を相手にした商人達が店を持ち、そういう風に、何かに対して何かと徐々に大きくなっていった街だと言う。

 それも、この世界では常識のようで、迷宮の上に都市が築かれ迷宮都市になるという事も普通だという。

 

 「リリィの家は迷宮の中にあるようですが……、この場合はなんと言うべきでしょうか?」

 「うぅむ、そもそもわっちは迷宮としては使っておらんのよ。 勝手に魔石に惹かれて魔物が集まって来よってのぉ」

 「それは災難? とでもいいましょうか」


 そこで、ふと疑問が沸いてきた。 魔石に魔素を集めて魔力の宿った魔石をギルドは買い取っていると言うのだが、その魔石が原因で魔物が集まったりはしないのだろうか。

 リリィに聞いてみようかと思ったのだが、知っていれば教えてくれているだろう。 あれやこれと考えても仕方ない。 

 つい考え込んでしまう癖が度々出てしまう。 魔物の入り込んでいる迷宮でこのように出来るのも、魔力の流れが見えているおかげだろう。

 魔物やトラップへと流れる魔力が見えなければ近くにはいないと安心できるからだと思う。

 通路の先へと進むと、道を曲がったところで正面から光が差し込む。 とうとう迷宮の出口へと辿り着いたのだ。


 「眩しいな」


 久しぶりに見た陽の光だった。 目を細めて呟く。 「ご主人、これで迷宮の掃除は完了じゃな」と言うリリィに微笑みかける。

 初めて笑ったかもしれない。 リリィも驚いた顔をしていた。 

 「ご主人も笑えるのだのぉ」とリリィもまら「クフフ」と笑っていた。


 「ところでの、ご主人よ。 家の方も片付けたいのじゃ。 手伝ってくれるかえ?」

 「手伝いましょう。 今からまた戻る必要はあるかと思うのですが、ここは開いたままでも良いのですか?」

 「それが大丈夫なのじゃ」


 ミノタウロスを倒し、元々の持ち主だったリリィに迷宮の権利が戻った。

 そこで、自分と契約したのだが主従関係が魔力の量によって逆転、立場が自分が上になってしまった。


 「なので、ご主人の迷宮になったのじゃ。 それで元からおった勢力、この場合はゴブリンの集団じゃな」


 これを完全に排除したことによって、自分の勢力圏となったから、別の勢力が侵入しようとしても結界に阻まれ入ることも出来ない。

 そういう仕組みになっているようだ。 持ち主がいるからこそであり、ミノタウロスなどの魔物の迷宮主ではこうはならないらしい。

 よその魔物も入れれば、探索者も入り放題になるという。


 「心配しないで、家に帰ろうかご主人よ」

 「わかりました、それでは帰りましょうか」


 「疲れたのじゃ、説明したからのかのぉ ご主人よ」と言うとリリィは背中へと飛び乗ってくる。

 装備は背中側には無いからおんぶした状態になっていた。 腰には水筒はあるが特に邪魔になっていないらしい。

 ただ、パラソルが顔の前にあると危ないのでポシェットに入れておいてもらう。 手ぶらになったからか、首のところへ両手を回し背中にもたれてきた。

 男なら夢見るシチュエーションだ。 こういう時には胸が当たってると思うのだろうが、防弾チョッキのせいで台無しである。

 今までこういう事をしたことがなかった。 異世界でまさか、自分がこういう事しているだなんて誰が思うだろうか。

 過去の自分でもきっと分かるはずがない。 


 「ご主人の背中は大きいのぉ。 爺様を思い出すぞ」

 「まだまだそんな年齢ではないですよ、リリィ」

 「変な意味ではないのじゃ。 頼りになる背中じゃよ」


 「ありがとうございます」と言って、元着た道をゆっくりと歩く。 まだ家の掃除は残っているようだが、今だけはノンビリと歩いていこうと、そう思ってリリィを背中に乗せて歩いていく。


名前の無い迷宮 リリィ宅


 家へと戻ってくると、今日は迷宮内部の戦闘でだいぶ時間がたっていたこともあって帰ってすぐ休憩することになった。

 自分は疲れている気はしなかったのだが、ゆっくりするのも必要だとリリィは言った。

 部屋は初めて目が覚めた場所を自分の部屋にと言うので、部屋に戻ると装備を外す。 89式小銃も弾倉を外し薬室に5.56mm弾が残っていないかを確認。

 ベッドシーツを綺麗に整え、皺を伸ばす。 リリィの魔法で綺麗にはなっているようだが使用した後だ。  部品を1つ1つ外していく。 小銃を受け取ってから叩き込まれた分解結合だ。 初めて触ったのが64式小銃だったから89式小銃の部品数や軽さに驚いた。 今では暗闇でも目を瞑ってでも出来るようになっている。 昔を思い出しているうちに組み立て終わっていた。 油は残っているから、リリィの魔法で消されない理由はよく分からない。 まだ分からない事だらけである。

 二脚で、小銃を部屋の床へと置く。 ベッド脇に念のために、である。 半長靴脱ぐがすぐに履けるようにこれも並べて置く。

 ただ、リリィのポシェットには残りの小銃や弾倉、装備が残っている。

 リリィが、こちらへとそれらを向ける、とは考えたくは無い。 契約した際にしもべから主への危害は出来ないようになっているとの説明も受けているが、気にならないわけが無い。

 可愛い少女のようなリリィであるが、吸魔族、自分とは別の存在である。 正直、可愛いし助けてもらっているから感謝はしている。

 そんな事を考えていると、扉が静かに開いた。 誰が入ってきたかは見なくても分かるが、やはりリリィだったのだが……。


 「やぁ、リリィっ!?」


 リリィが着ていたのは、着ている意味はあるのか?と言うほどに透けている下着だ。 実物は見たことがないのだが、そういう下着があるという事は知っていたがリリィが着ているとかなり危険な気がする。

 「同じ部屋で寝るのじゃ」と言って、すばやく自分の隣へと滑り込む。 かなりドキドキしたのだが、本当に眠りに来ただけらしい。

 年相応のところもあるのだな、とリリィの頭を撫でながら襲ってきて眠気には勝てないようだ。 


 「おやすみさない、リリィ」


 明日の事は、また明日でいい。 今は、ゆっくりと休ませてもうとしよう・

第4話を投稿しました。

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