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待ち合わせ

今回の依頼は、正五角形の上の頂点。”レイル島”で行われる。


面積は5つの中で一番大きく、ここのギルドが本部となっていることや、


5つの島群の総称がこの島から来ていることでも割と有名な島である。



依頼主との待ち合わせ場所は、この島の郊外にある、2年程前に潰れた廃病院。


もう既に5人は集まっていた。だが、会話が弾まない。


なにしろ5人は忙しく、2年前に集会でチラッと顔を見た程度で、


ほとんど初対面と同じ状況なのだ。



この島に住むアリーはというと・・・・・・


(「あー。喋り難い空気だ」)


なんてことを考えていた。


他の4人を見回す。


エナは、少し自分達から距離をとって、スナイパーライフル(フェーザー型)の手入れをしている。


大分使い込まれているのだろう。銃身は、何回も手入れをしたものによく見られる光沢がある。


その、まだ小さい背中に話しかけることは容易なのだが、


『近づいて欲しくない』みたいなオーラが全身から出ている。



リリーは、廃病院をじっと観察している。


その眼は真剣で、何かを透視しているような感じだった。



アリアスは、熱心に廃病院の設計図面に見入っている。


その図面はエナが手に入れてくれたものらしい。


らしい、というのは、快速飛行艇で到着したとたん、エナが無言で渡してきたものだからである。


エナ自身か、それとも向こうのギルドで入手してもらったのかは、未だ定かでない。



フィルは、何か喋りたそうにソワソワしている。


・・・・と、そんなところへ、


「あ、すいません! 少し遅れました」


依頼主が現れた。。

なんかエナさん、目だってますね。。


もうちょういバランスを考えて・・・・・・(ブツブツ)

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