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掲示板

”レイルサイファー”・・・世界のちょうどど真ん中に位置する、割と大き目の5つの島である。


正五角形を描くその島々には、格々に1つずつギルドが存在している。


上の頂点には、アリー・アルバート。


左上の頂点には、エナ・オリオン


左下の頂点には、リリー・クレアス。


右下の頂点には、アリアス・アンドレアス。


右上の頂点には、フィル・スカイ。



それぞれのギルドに1人ずつ、上級能力者が在沖している。


ギルド内部の作りは、緊急の時を考え、全て同じになっている。


しまいには方角まで同じというオマケ付きで、


トイレの数まで一緒なのだから、たまったものではない。


ギルドには、入り口を入ってすぐに”掲示板”と呼ばれる液晶画面があり、


5つの掲示板はリンクしている。


その前に置いてある端末で、依頼を受けるのだ。


制限人数があり、早いもの勝ちなので、


簡単で報酬の良い依頼があると、


受付の前の日に夜中、端末までパジャマ姿で来る生徒がいる位。


いわばギルドの中核である。


・・・・・・しかし、


今は真昼、本来なら端末には行列が出来ている筈なのに、


誰一人並んでいない。


別に、誰もいない訳ではない。


ていうか、


ギルド全員が、事実、掲示板の前で会話に花を咲かせている。


その話題はというと・・・・・・、


「ねえ、アレ見てよ。すごくない!?」


「? 何??・・・・・・えっ!? 嘘でしょ?」


なんと、1つの、定員5人の依頼に、


上級能力者5人の名前が連なっているのである。


いつもならば、5人のなかの1人が出張れば簡単にこなせる依頼である。


なのにどうして・・・・・・???


嘘だと眼を疑うのも無理はない。



だが表には、こんな理由があった。


〔5人の任務遂行をリアルタイムで放映して、手本にさせる〕


という思惑があったのである。


だがこれは、下級の傭兵たちを納得させるための手段の1つに過ぎない。


裏は、


この依頼が、非公式に来た依頼だからである。


つまり・・・・・・、


ギルド本部の端末を通さず、直接ハッキングして依頼された、といった所か。


これが何を意味するのか・・・・・・。


まだ、誰にも分からない・・・・・・・・・・・・・。

次から依頼開始ですね!!!


5人とも、頑張って来て下さい!!!!!

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