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実に楽しい毎日だ!

今はルニカに剣術を教えてもらってお部屋に帰っているところだ

いつも部屋に帰るとルニカがお茶を入れてくれて、メイドがお菓子を持ってきてくれる

実に楽しい毎日だ!


だから今日もお菓子を楽しみにしながらいつも通りに裏口からルニカの部屋の外まで移動する

なぜ外なのかというと、人に見つからないようにするためなのだ


ルニカはいつも

『いいですか?もし誰かに見つかってしまえばもう剣術をお教えすることはできなくなってしまいます、

なので誰にも見つからないように気を付けてくださいね?』

と言っている


なんで見つかってはいけないのか、それはわからない

でもルニカが何回も言うってことはきっとそうなのだろう!と思う


だから今日もばれないようにしていたつもりだった……つもりだったんだ……


いつも通りに裏庭にこっそりと入った、そのタイミングで視界の端に渡り廊下を歩く一人のメイドを見つけた

それはいつも美味しいお菓子を作ってくれるメイド長だった

メイド長は何かを持っている、おそらくだがあれは焼き菓子だろう!

きっとさっきまでそれを作っていたのだ! 

なら今はそのお菓子を落とさないように集中して歩いているところだろう!

なら見つかることはないな!そう思っていた


だが、目が合ってしまった

ルニカは気づいていない、なら黙っていたほうがいいのか?

もし見つかったことがルニカに知れればきっともう剣術を教えてはくれなくなるだろう


そんなことを思いながらどうするかを考えていたらメイド長は人差し指を口の前に立てた

その意味をえりすは知っていた

『静かにして』、『うるさいよ』、などの意味がある中で今回一番最適なのは

『秘密にするね』っだ!!


そう理解したえりすは心の中で『まかして!』と呟きメイド長に向けて頷いた


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