いいや?
2月も後半になりましたね……できるだけ頑張らせていただきます
朝日……鳥のさえずり……そして……輝く白髪
私はその髪の持ち主を一人しか知らない
今起きたばかりであまり働かない頭を精一杯動かして考える
なぜ……?
頑張って考えた結果、頭に浮かんだ答えは疑問だった
普段、エリスが私よりも早く起きることはない
何せいつも起こしているのは私だからだ
仮に早起きできたとしよう
それでもエリスが私の部屋に来れるのだろうか?
否、それは不可能である
なぜなら……部屋を出た瞬間に私以外の使用人、又は騎士連中がそれを止めるからだ
なら何で起きて私の部屋にいるんだ?
考えたって仕方がない……わからないものはわからないのだ
直接本人に聞くのが一番だろう
そう思い、私がエリスに声をかけようとした瞬間にエリスが口を開いた
「お!おきたな!ルニカ!おはよう!よく眠れたか?」
満面の笑みで私に挨拶をしたエリス
「おはようございます……エリス様……?」
考えることが多すぎてつい疑問形になってしまった
まぁいい、一旦一番気になることを聞いてみよう
「エリス様……どうしてこちらへ?お一人で来られたのですか?」
他にも聞きたいことは山ほどあるが……私の頭、それも寝起きの頭では処理できなかった
「いいや?メイド長と一緒にきたぞ」
エリスの顔が不思議そうな顔に変わった
何をそんなに不思議そうな顔をしているんだろうか?
不思議に思っているのはこっちだっての
なんてことは口が裂けても言えない
「メイド長……ですか?ではそのメイド長はどちらに?」
私がこの疑問を投げかけたら、予想外にもエリスがいる方向とは逆の方向から声が響いた
「こちらにいますよ」




