全然変わってないわね
遅くなりました!
ギリギリ1月です!1月最後の更新です!
いつも通りの不健康な時間の更新……申し訳ないです。
私が廊下を歩いていると懐かしい人物にあった
「あら、お久しぶりですね。ミラ」
私がその人物に話しかけると予想外の反応が帰ってきた
「ひゃいぃぃ!!!!!!!!」
悲鳴だった
その悲鳴に私は驚き、彼女の悲鳴が廊下に響いているのを感じた
「お、驚かせないでくださいよ!ニナ先輩!」
彼女は先ほどとは違って小さな声で喋った
「ニナ先輩は何でいつもそうやって静かに近づくんですか!びっくりしちゃうじゃないですか!」
小さく可愛らしい声としぐさで私に抗議してくる
「あなたの方こそ気づけるようになったらどうですか?一応は王妃様直属の隠密部隊にいるのでしょう?」
「そうですけど……そうですけど!まだニナ先輩には程遠いですけど!これでもあの頃よりは成長したんです!」
見ているだけでかわいい……隠密部隊やめなきゃ良かったかな……と思った
「ところで……その手に持っているものは何です?」
彼女は手に分厚い、金属製の表紙と鎖で固められた本を持っていた
「こ、これは王妃様からの、あ!だ、だめです!ニナ先輩には秘密なんです!」
そう言って本を背中に隠した
私ならその本を無理やり手にすることができるが、彼女が動いたならきっと機密情報的な何かなのだろうと判断した私は深く問い詰めるようなことはしない
「そうですか、大方王妃様の依頼で禁書庫にでも行った帰りなんでしょうね」
彼女の肩が僅かに動いたのを私は見逃さない
「わ、私は……そろそろ戻らなきゃなのでこれで失礼しまひゅ!!」
嚙んだ……
「あ、それはそうと最後に一つだけ聞かせてくれますか?」
そう言って彼女の手を掴んだ
今から聞こうとしているのは約4日前から気になっていたこと
あり得る可能性が多く、結局答えが出ないままだったのだ
「な、何ですか……?」
「この前、ルニカに剣を渡したのはあなたの部隊の誰かですか?」
静寂が空間を支配する
「な、何のこと……かな?私にはわかりかねます……」
ごまかしているつもりなのだろうが
よく見ると目が泳ぎすぎている
「はぁ……そうですか……あなたにもいろいろあるのでしょうね」
一旦気づかないふりをする
王妃様ならきっとそんな彼女の弱点も知ったうえで今回使ったのだろう
と結論付けた
「で、ではしつれいしましゅ!」
また嚙んだ……
そして彼女は静かに消えていった
「はぁ……彼女……全然変わってないわね……」




