剣術を教えました~
初めて小説を書きます!
文章を書くのは苦手ですが自分なりに自分の世界を書いていけたらいいなぁと思います!
ゆっくりになると思いますが気長に私の世界を楽しんでいただけたらなぁとも思ってます!
どうぞよろしくお願いいたします!
「エリス様、そろそろ約束のお時間です」
「そうか、もうそんなにたったのか、この空腹具合は確かに…」
「なら早くお部屋に戻りましょう、お茶の用意をしますから」
このような会話をしながらだっだ広い運動場から出ていくのは2人
一人はここ、大陸で一番栄えている国、メイリン魔導王国の第一王子であるエリス・ルードリッヒ・メイリン
光の角度で色が変わって見える美しく長い白髪に、吸い込まれるような紅い瞳をした幼い少年だ
手には背丈に合わない騎士が持つような両刃の剣が握られている
もう一人は黒いヤギの頭をしており、執事服を着用した真面目そうな長身の男だ
彼は第一王子であるエリスの世話係であり教育係でもある執事だ
今はここ、騎士団本部の中心にある運動場で王子に剣術を教えていたところだ
普通の者なら王子の部屋がある王宮の庭でもいいんじゃないか?と思うかもしれない
だが、ここでなければいけない理由があった
それは、誰にもばれてはいけないからだ
なぜなら彼は王子、しかもまだ一人っ子の第一王子なのだ
陛下や王妃様はエリス様を溺愛している
そんな親ばかの陛下と王妃様に
「剣術を教えました~」
なんて言ってみろ!絶対に
「おい、今なんて言った?余の可愛いエリスに危険な剣を持たせたと言ったのか?」
ってなり
「ぜってぇ許さねぇ!怪我でもしたらどうしてくれるんだぁ!」
ってなって
「俺がお前に剣術を教えてやるよぉ!」
で
「うおりゃぁぁああ!!!」
ジャキン!(真っ二つになる私)
ってなるはずだ…
考えただけでも尿が出そうだ…
だからこそわざわざ騎士団本部まで来たのだ
大変だね、教育係ってやつは