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⑼『闇による、途轍もない光のフォース』
⑼『闇による、途轍もない光のフォース』
㈠
それはそれは、途轍もない光のフォース、なんだ。画面が、パソコンの画面が砕け散る様な、途轍もない、途轍もない。しかし我々は、信じているね、未来を。新しいフォース、闇による、途轍もない光のフォースを。
㈡
それで良いんだろう、我々の我々だから。闇に光は付き物じゃないか。闇だけだったら、光など存在し得まい。光だけの世界は、闇などない、という訳でもない。困難を極めた、言葉たちが、迷走している今日この頃だ。
㈢
しかし本当に、闇による、途轍もない光のフォースを、手に入れるためには、錬金術師にでもならねば、と思う訳である。しかしながら、小説家として、俺は錬金術を使いたくない。飽くまで、私小説的で、有りたいのである。